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お名前: 主観の新茶
投稿日: 2008/7/16(22:30)
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杏樹さん、こんにちは。
主観の新茶さんです。
〉200万語、おめでとうございます。
〉3月に100万語達成したとしますと、かなり早いペースですね。
3月より前に100万語になっています。
1月平均20万語ですね。
〉〉2 不安
〉〉 100万語のときは,達成できるか,不安でした。
〉〉 200万語も,限定された時間的制約の中,興味や時間の継続が働き,達成できるか,不安でした。
〉〉 自分で独自に,読みたい本を探すなどしました。
〉〉 アマゾンで語数が把握できなくても,自分で推計しました。
〉〉 そして読んだ日ごとに,語数を計算しました。
〉〉 たとえば,合計18,300字で,90ページであるならば,1ページは,200ページというきりの良い数字で計算し,最後に読了した日に,300ページを加算しました。
〉〉 6月22日に達した。
〉「語数の数え方」は参考になさいましたか?本によって1ページの語数はかなり変わりますし、1冊ずつの語数を数えたほうが正確ではないかと思うのですが。
〉 [url:http://www.seg.co.jp/sss/word_count/how-to-count.html]
この200万語の投稿は、後に続く、私に似た人、または多読するシニアへのメッセージが含まれています。
それらの人へ、かゆいところに手が届くよう、1日読むごとに換算する方法を書いたものです。
全部読まないと、計算できないという人や、電卓で端数まで計算する人がいることを慮ったものです。
上のURLは、すぐにそれらの人が参照できるので、うれしいです。
私は、上のURLを前提に、語数計算していることは、すでに「はじめまして」で述べています。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-debut&c=e&id=6495]
ちなみにその部分を引用すると、「語数の判明しない英語の本は,しり込みすることなく,合理的に推計計算して算定すればよいと思う。自分なりに計算すると,合理的であれば,自然に,古川先生が執筆されている算定法となるので,迷ったら,随時,確認するとよい。推計計算した本の多読により,合計読書数の誤差は,原則として,平均へ回帰し,少なくなるはずであるから,語数の計算に時間はかけないほうがよい。」
〉アンデルセン,イソップ,グリム,ギリシャ神話が話題にあまりならないのは、原書が英語でないこと、英訳本はYLが高すぎて手を出す人が少ないんでしょう。やさしい英語で書き直したものもあると思いますが、おそらくもともと英語で書かれたやさしい絵本、児童書を読む方が多読に適しているからだと思います。
杏樹さんのような見解が出ることは、予想しておりました。
しかし、難易度は、10の中には、入るでしょう。
そうすると、ブックガイドに紹介されていても良いはずですが、紹介されていません。
私は、簡略に述べると、要望する人が減少しているのであり、その理由は、「カノン(規範・教養としての本のリスト)からの逃走、敬遠、それへの嫌悪」であり、「読むことの歴史ーヨーロッパ読書史:2000年5月発行」の第13章「読書のための読書」という、アメリカやヨーロッパにも見られる現象であると思っています。
閑話休題。
〉〉5 読む(1)
〉〉 PBを読めるとは,私が定義する4のPBのうち、全部の分野が読めるようになる,かなりの分野が読めるようになる,ごく一部の分野が読めるようになる,特定分野のみ読めるようになる,どれに該当するのでしょうか。
〉〉 この会の方法を継続すると,どこまで到達するのでしょうか。
〉「自分が読みたい本」「自分が読む必要のある本」を読めるようになることです。読みたくない本、読む必要のない本は読まなければいいんですから。
〉そして「どこまで到達するか」は自分の感じ方です。1000万語ぐらいになっている人ですと自分なりの基準が出来ていますので、こういう悩みはなくなってくるようです。
これは、酒井さんの方法、またはクラッシェンの方法を意識して書いたのです。
SSSは、それより柔軟な方法を採用していると思われます。
しかし、ロマンスやミステリーなど特定のPB分野の投稿しかないのは、それ以外に興味のある人がいないのではなく、それ以外に興味のある人にとって、酒井さんの方法では、多読する能力が養われない構造になっているからではないかと思っているのです。
つまり、この方法では、大多数の分野のPBは、読めるようにならないか、私が参照した、ある論者にいわせれば、ごく少数の人ができるようになるとしても、人生を無駄遣いしかねない膨大な時間量を費消する必要があるというものです。
例外として、T.Y.さんがいるかもしれませんが、1人では、証明したことにならないし、彼は、中学校の教科書を丸暗記するという方法を採用していますし、文法についてもどれだけ学んだか調査する必要があります。
〉〉6 読む(2)
〉〉 「読む」の程度は,内容把握の精粗は別として、とにかく最後まで読むのが到達した,それを超え内容を主観的にかなり把握した,さらに他人と論議できるだけの客観性を把握した,もっと専門的に特定の制度等の切り口から把握できた,どれに該当するのでしょうか。
〉〉 この会の方法を継続すると,どこまで到達するのでしょうか。
〉〉 この会の方法を継続すると,その時間軸,つまり,到達年数は,どのくらいでしょうか。
〉〉 この会の方法を継続すると,ほかのことは,いろいろ,できるのでしょうか。
〉〉 平均的な人では,どう到達できるか,そして,その標準偏差も,考えなければなりません。
〉語数が多くなるほど、その内容は人によって違ってきます。それは多読の進め方や本の選び方、好み、目的がみんな違うからです。専門的な英語が必要な人もいれば、好きな本を読みたいだけの人もいます。そういった人を皆同じ基準で「読めるかどうか」を決めて当てはめると、結局従来型試験判定型学習になり、到達できない人が挫折するだけです。「到達点」は自分で定めてください。他人の決めた到達点ですと、達成できないと挫折感を味わうことになります。
「PBが読める」と標榜するのですから、多読していれば、一部は除いて、まあまあ、どんなPBでも、日本語と同じ程度に、楽に読める、という期待を抱かせるではありませんか。
しかし、現実は、違うと思います。
この改善は、どうするか。
従来型の挫折する方法に戻るだけという発想に陥ってはいけないと思います。
〉主観の新茶さんは「自分の」目標がありますか?特に具体的な目標がないから何か基準に頼ろうとしているのではないのでしょうか。もし具体的な目標があるのでしたら、それを質問したら多読の方向性についてアドバイスが得られるかもしれません。
「はじめまして」と、それ以降で、目的、目標は、修正されていっていますから、それを前提に、またコメントいただけると、幸いです。
杏樹さんは、誤解されないと思いますが、私の目的、目標については、誤解なきよう読んでいただければ幸いです。
〉〉7 読了
〉〉(1) GR CER2の再読
〉〉(2) LR PUTTER,ORTの番外編のオールスターズ,ダール,zip mouthなど。再読はない。
〉〉(3) その他 THE CO0MPLETE IDIOT’S GUIDEシリーズの1つ(10万字以上)。SLAVE。子供の薄い百科事典等。1番目のもの以外は,紹介しています。1番目のシリーズは,洋書コーナーに,結構並んでいます。私は,「誰にも聞けないシリーズ」と意訳しています。「世界一わかりやすいシリーズ」と訳す翻訳本もあります。書店の方に聞いたら,一瞬口ごもり,言いにくそうに,「大馬鹿者のシリーズというのです」といわれました。直訳ですね。このシリーズは,英米人の考えがわかって,おもしろいと思いますが,SSSで計算する難易度は,おそらく10を超えるものが多いと思います。多くは,専門的知識や知見,背景知識を必要としますが,400点以上ありますから,音楽,スポーツ,マンガ,心理学その他の一般的背景知識のものは,わからない単語も,推測できると思いますし,必ず自分の興味に合ったものや専門領域があって,それは,読めると思います。
〉(3)はおもしろそうですね。GRを基準にしてYLはどのぐらいでしょうか。
おお、ここに反応されたのですね。
是非、おもしろいと思って、読んでいただきたい。
(1)にSLAVE。
どう映像が映るのか、是非聞きたい。
YLは、杏樹さんが読みたいと思うYLとしたいが、実は、私は、YLにおける難易度の説明は、正確ではない。
児童書のYLでいけば、ダールのMATILDAよりは、はるかに速読できて、読みやすい。比較の対象が、私の経験では、良いのがないな。
内容は、詳しくは、
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-paperbacks&c=e&id=2659]
(2)は、子供用百科事典。子供用の基礎から、学んでいく方法です。
内容は、おもしろい。1ページ150字換算で、約2万3000字。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-paperbacks&c=e&id=2636]
(3)は、原則として、大人の読み物です。
今、丸善では、「誰にも聞けないガイドシリーズ」のフェアーをしています。
私は、6冊ほど持っています。
アマゾンへのアクセス等は、別のところで紹介するかもしれません。
〉シニア向けについては、まりあさんの計画がありますのでそれを待ちましょう。
〉それではHappy Reading!
ハッピー・リーディング
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