[掲示板: 100万語超 報告・交流 -- 最新メッセージID: 13567 // 時刻: 2024/11/24(05:01)]
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お名前: 主観の新茶
投稿日: 2008/7/14(23:00)
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みなさん、こんにちは。(主観の)新茶@210万語です。
1 期待
100万語のときは,「はじめまして」で3月1日に報告しましたが,多読通信に掲載されませんでした。
当時は,寂しい思いがしました。
その後,「はじめまして」で100万語を報告した人は,多読通信に掲載されています。
私の場合,当時の担当者が,見逃したのだと思います。
今からでも遅くないので,掲載してくださいね。
はじめましての100万語の内容は,長文です。
評者の漠然とした感想ではなく,しっかりした見解が聞きたいですね。
2 不安
100万語のときは,達成できるか,不安でした。
200万語も,限定された時間的制約の中,興味や時間の継続が働き,達成できるか,不安でした。
自分で独自に,読みたい本を探すなどしました。
アマゾンで語数が把握できなくても,自分で推計しました。
そして読んだ日ごとに,語数を計算しました。
たとえば,合計18,300字で,90ページであるならば,1ページは,200ページというきりの良い数字で計算し,最後に読了した日に,300ページを加算しました。
6月22日に達した。
3 達成
過去の投稿は,一部しか見てていませんが,推計するに,私は,この6年余りで,この会に触発され100万語に達した人は,約200人前後,1,000万語に達した人は,約40人前後,2,000万語に達した人は,約10人前後いると考えています。
その根拠は,最近は,月に2人ないし3人,100万語に達していると思われるので,当初の数,隠れた暗数を含め,1年間30人ないし40人達していると想定すると,6年間で,合計180人から240人の間となり,その中で200人を考えたものです。
1,000万語と2,000万語は,過去の投稿を数え,若干,上増ししたものです。
公表されていないと思われるので,推計しました。
4 PB
PBとは,何を指すのか。
PBとは,形式的意味では,ハードカバー以外を指します。
つまり,表紙が,堅い厚紙でないもの,簡易なものの全てです。
多少違った言い方をしているかもしれないが、とにかく、通常の定義に従います。
PBは,実質的意味では,特に制限はないと思います。
私は,日本でPBに該当するものといえば,社会科学では,中公新書等の新書(以前は,岩波新書が代表でした),自然科学が,ブルーバックス,人文科学が,やはり上記新書,文芸書が,各種文庫のみならず,有斐閣(有斐閣アルマ、有斐閣ブックス等),岩波の専門書シリーズ,日経文庫,日経BP,中央経済社等の本で、表紙がハードカバーでないものすべてを含むと考えています。
内容的には,ハードカバーと余り遜色はないものが,かなり含まれると思います。
ただし各専門分野で,この先生の本が、1番というのは,ハードカバーが多いから,もとより、形式上、PBに含まれません。
アメリカのPBも、社会科学、自然科学、人文科学、小説など多彩です。
しかし、ブックガイドに紹介されている本は,PBのうち一部であり,LR,GR,大人も読む児童ものなどのみ、紹介していると思われます。
LRは,マザーグースの話題は多少あるが,アンデルセン,イソップ,グリム,ギリシャ神話など,古典的な教養が,余り話題にならないように思われるのですが,私の見逃しでしょうか。
100万語以降の紹介は,ロマンスとミステリーという,これもPBの一分野が,多いようです。
SSSでは、PBとは、何を指すのでしょうか。
多分野にわたるPBのうち、特定分野に限定されているように思われてなりません。
5 読む(1)
PBを読めるとは,私が定義する4のPBのうち、全部の分野が読めるようになる,かなりの分野が読めるようになる,ごく一部の分野が読めるようになる,特定分野のみ読めるようになる,どれに該当するのでしょうか。
この会の方法を継続すると,どこまで到達するのでしょうか。
6 読む(2)
「読む」の程度は,内容把握の精粗は別として、とにかく最後まで読むのが到達した,それを超え内容を主観的にかなり把握した,さらに他人と論議できるだけの客観性を把握した,もっと専門的に特定の制度等の切り口から把握できた,どれに該当するのでしょうか。
この会の方法を継続すると,どこまで到達するのでしょうか。
この会の方法を継続すると,その時間軸,つまり,到達年数は,どのくらいでしょうか。
この会の方法を継続すると,ほかのことは,いろいろ,できるのでしょうか。
平均的な人では,どう到達できるか,そして,その標準偏差も,考えなければなりません。
7 読了
(1) GR CER2の再読
(2) LR PUTTER,ORTの番外編のオールスターズ,ダール,zip mouthなど。再読はない。
(3) その他 THE CO0MPLETE IDIOT’S GUIDEシリーズの1つ(10万字以上)。SLAVE。子供の薄い百科事典等。1番目のもの以外は,紹介しています。1番目のシリーズは,洋書コーナーに,結構並んでいます。私は,「誰にも聞けないシリーズ」と意訳しています。「世界一わかりやすいシリーズ」と訳す翻訳本もあります。書店の方に聞いたら,一瞬口ごもり,言いにくそうに,「大馬鹿者のシリーズというのです」といわれました。直訳ですね。このシリーズは,英米人の考えがわかって,おもしろいと思いますが,SSSで計算する難易度は,おそらく10を超えるものが多いと思います。多くは,専門的知識や知見,背景知識を必要としますが,400点以上ありますから,音楽,スポーツ,マンガ,心理学その他の一般的背景知識のものは,わからない単語も,推測できると思いますし,必ず自分の興味に合ったものや専門領域があって,それは,読めると思います。
8 シニア
シニアの人は,児童もの,GR(英語圏以外の外国人向けのやさしい本)を読む会だというと,自分には,関係がないという顔をする人は,いませんか?
そういう人は,社内や組織内で英語を扱うことがあって,英語に不自由していないつもりでも,その多くは、英語を多読していないし,しかし,英語を多読したいのです。
そういう人にも,希望通り,英語を多読してもらいたいと思います。
そういう人は,しかし,児童もの及びGRを織り交ぜて読むなら納得するかもしれませんが,それだけだと,はじめから,「本音は言わないが,内心馬鹿にしたり,敬遠したりして」入ってこないでしょう。
中年以上の人は,英語を読む目的がハリーポッターと聞くと,「え,それ,何。そういう程度なの。参加しない。」という人も,少なくないでしょう。
しかし,100万語までは,少なくとも,騙されたと思って,LR(英語圏の児童向けの本),GRを読むのが,多読のアクセルを踏むきっかけとなるでしょう。
LRの豊かな世界に,目覚めるかもしれません。
しかし,それ以後の展望も,与えられている必要があります。
自分の読みたい本を読み,それを英語で表現できるという方法が必要です。
そうでなければ,自分の読みたい英語の本を買うが,積んでおくことになります。
また、英語を話すと言うことは,暗記した英語会話をそのまま話して通じることではない,自分の思想を理路整然と話して議論できることだ,という國弘正雄の言葉:英語の話し方P156、P344も,私は,その通りだと思っています。
言葉は,思想そのものです。
英語の本というのは,種類は,それこそ,いっぱいあるのです。
読みたい本が,いろんな分野であって,当然ではないでしょうか。
いろいろな分野が読めると言うことが,多読の効果でなければならないのではないでしょうか。
日本人の大人が,普段日本語で読んでいるもの(それは,子供では通常読んでいないもの)を,英語圏ではどういう内容にしているか,それを英語で読むのが,自然ではないでしょうか。
また、自然科学,社会科学,人文科学で,翻訳物が出る前の1年や2年前に,英語が読めるのは,読みたい動機になるのではないでしょうか。
アドラーが,「本を読む本」で説いているような本というのが,多読の効果として,読めるようでなければならないと思います。
教養とは,少なくとも一昔前は,そういうものでした。
中年以上の人の大勢は,普通程度に英語を学び,社会で,普通程度に英語に触れている場合が多く,今後の高齢化社会を考えても,英語の多読を人生の楽しみにしようと考える人も,多いと思います。
しかし,今のままだと,そのような人たちは,英語の多読に入ってきやすいでしょうか?
食わず嫌いで終わらないでしょうか?
新書を買っているのは,中年男性が,1つの読者層だそうですが,たとえば,これが英語で日本語と同じスピードと理解力で読めるとなれば,その人は,英語も取り混ぜて読むようになるでしょう。
私の認識は,的はずれですか?
それとも、異端ですか?
9 論争
ryOtasanさんという英米文学の専門家と,本の読み方について,現在,論争中ですが,精神的に疲労し消耗します。
ryOtasanさんも,同じかもしれません。
あえて論争する必要がなかったかもしれません。
しかし,「盛年百に満たず,常に千載の憂いを抱く」短い人生の中で,楽しく,かつ,本質を理解できるような読書をするには,どうすべきか,疑問は,疑問として表明しておかないと,いつまでたっても,心の中で,疑問を持ち続けながら,投稿し合うことになります。
限られた人生で時間的に何が達成可能か,書物の入手という面で物理的に達成可能か,最終的に得られる知見の面で過不足はないか等について,認識を共有し,深めていく必要があると思います。
10 本音
見た限りは、今回のような投稿は、ないと思います。
本音を述べて,受け入れられなかったり,非難されたり,無視されたりするのなら,仕方がないですね。
それでは HAPPY READING
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