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お名前: 泊義 http://eigomonihongomo.blog22.fc2.com/
投稿日: 2008/5/26(22:35)
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akoさん、こんにちは。
泊義です。
〉正解のご返答だけでも早急にお知らせすべきところ、ヤボ用でちと遅れましてすみませんでした。
いえいえ。お気になさらず。
〉では気分を変えまして、アルカディア号、カクテルラウンジへようこそ。(^^)v
〉右手に見えますのは〜、マゼラン星雲でございま〜す。
地球は遠くなりにけり、な場所に来てしまいましたか〜。
〉〉〉有朋自「網」方来、不亦楽乎ですね。(←必死で調べ(爆)ちょっとだけ変更)
〉〉『論語』の冒頭、学而篇第一章ですね。「遠」を「網」に変えられるこういう発想・遊び心、私が及びつかない点です。
〉『エンタの神様』でもご覧になればすぐに及びつきますですよ。(笑)(テレビ番組名です)
〉それより、私の投稿文はネット上からコピーして漢字を並べただけだったのに、それが論語の有名どころだとわかるって、すごいです。
『論語』は、以前ほんの少し学んだことがありますので。とは言え、これは『論語』で最も有名な章ですので、わかったことは全然自慢になりません^^;)。
〉〉「網」は「ネット」だと解釈しました。「ネット上で思いがけず友だちからコメントもらえると、なんとも楽しい」という感じでしょうか。
〉はーい、その通りです。
〉人間が感じることは論語の時代と変わらない気がしてます。
人間の本源的な感情とは、そういうものかもしれませんね。
〉〉ちなみに、漱石・外骨・熊楠・露伴・子規・紅葉・緑雨が全員慶応三年生まれです。そこに着目した、坪内祐三『慶応三年生まれ七人の旋毛曲り —漱石・外骨・熊楠・露伴・子規・紅葉・緑雨とその時代』という本もありました。
〉ガイコツだってー!(大笑い)←かなりウケた。
〉ちょっと、私、そんな名前の人、知らなかったので調べさせていただきました。
〉そしたら、まあ何と面白い人!
〉私がやりたそうなこと全部やってるー! これは負けられん。
〉泊義さん、ヤバい本をご紹介いただきましたことよ。(笑)
赤瀬川原平『外骨という人がいた!』(ちくま文庫)に、《宮武外骨ってこれ、人の名前か何なのか》とあります(笑)。
宮武外骨は、「過激にして愛嬌あり」を自称した、博識にして反骨のジャーナリスト・パロディストです。と言っても、私もくわしくは知らないのですけど^^;)。
どうやらakoさんの琴線に触れてしまったようですね。エラい人を紹介してしまったかも(笑)。
〉それにしても、こうしてファーストネームだけ並べると、
〉いくらペンネームとは言え明治人も個性強くて面白いですねえ。
明治は何かと騒がしかった時代ですから、個性の強い人も多く輩出されたのでしょうね。
〉それにしても慶応3年って!
〉1867年なんですね、明治維新の前の年じゃぁ、ありませんか!びっくりです。
〉特異点なのかしら。沸点でも臨界でもいいけど。
〉理系出身と書いておられる泊義さん相手にデタラメ言うワタシ。
〉無知な部外者が安易にあてはめてるだけです。
まったくの偶然なのか何らかの必然なのか、そういうことを考察してみるのも、歴史を学ぶ楽しみかと思います。
〉お詫びに慶応3年生まれを調べてみたら豊田佐吉とかキュリー夫人、大草原のローラ・インガルスも!
〉翌1868年ですと秋山真之、徳富蘆花、北村透谷、横山大観!
〉なんときらびやかなメンツが揃って、その上、ニコライ2世まで登場!
〉(突如ロシアへワープ)皇帝閣下!我が日本が誇る秋山(弟)氏と同級生であられたとは。因縁の日露戦争、めくるめく運命に熱が出そうであります。
〉今頃は同期会やろうなんて言って、天界で飲み会でもやってるかしら(してないか…)、でもなんか楽しいですね。
壮観ですねえ。司馬遼太郎『坂の上の雲』に、正岡子規も秋山真之もニコライニ世も出てきたのを思い出します。
〉歴史界は(英語界ほどかどうかは知りませんが(笑))やや論争が多いかも、ですね。
〉思想に命賭ける人もいますから本当の真剣勝負で、実に知り甲斐があります。
〉でも、理系の世界も同じ?ですよね。
純粋な自然科学の場合、「反証されえない理論は科学的ではない」というポパーの科学論が客観性を一応は担保してくれそうです。でも、ポパー以外の科学論(クーン、ファイヤアーベント等)もありますし、宇宙論、量子力学の解釈問題、超ひも理論、進化論などは、ポパーの科学定義に収まりきらない気もします。
結局、つき詰めれば自然科学も、世界観の衝突に行き着くのかもしれません。さらに自然科学に限定しない理系の世界全般となれば、なおさらでしょう。
〉シロートの横好き相手にそのようなお戯れを(笑)。
〉ネット時代は誰でも物知りになれますから、
〉詳しいかどうかというより、対話相手の方と視点の違いを知るほうが楽しいです。
「対話相手の方と視点の違いを知る」、いいですね。すべての視点が全く違えば、そもそも「対話」が成立しないでしょうから、バランスも重要かもしれませんね。akoさんからは、共感する視点と思いもよらない視点と、いつもいい刺戟をもらっております。
〉そうか! 再定義! 新しい革袋ね!
〉先人に何でも見通されて、こちらはもうやることが残されてないように感じてしまってましたが、我々も、酒井先生のように今の時代ならではの新しさを見出していきたいですね。
いくら漱石でも、100%すべて見通せていたわけはないはずですからね。人間は不完全ですから、この世から問題が消滅することもないので、我々がやることがなくなることはないでしょう^^;)。
〉〉孔子も「仁遠からんや。我れ仁を欲すれば、斯に仁至る」(『論語』述而篇)と言っていたのを思い出しました。
〉うわー、論語のその言葉、知らなかったです。
〉孔子と同じようなことを思っていたなんて、光栄の至り。
〉太陽系の人類も素晴らしいですねー。
人類史上最初の思想家、孔子の面目躍如!
〉〉エジプト…。うーん、エジプトの首都はカイロ…。カイロ、カイロ…。
〉ほっカイロ。
さすが、絶妙なる合いの手のタイミングと言葉の選択です。文章のリズムを自家薬籠中の物とされているakoさんの力量には毎度感服します。
〉〉あっ! 『薤露行(かいろこう)』ですね!
〉ピンポーン!
〉この漢字、何度見ても読み方を覚えられないので、エジプトと相成りまして(笑)
たしかに、むつかしい漢字です^^;)。
〉〉アーサー王伝説の漱石アレンジでしたか。読んだはずなのですが、記憶に残っておりません(笑)。読み手の問題ですね^^;)。
〉いやー、もう映像が出てくるような話で。ランスロット様…。
〉脳内イメージはラファエル前派の絵なんですが、アーサー・ラッカムも素敵よね…。(多読の絵本の会の影響がプラスされた)
そんな映像的な小説でしたか。私が持っている1930年(昭和五年)版の『倫敦塔・幻影の盾 他五篇』(岩波文庫)にも『薤露行』が所収されていますので、機をみて再読してみます。
〉正解ですので、安心して再読なさって下され。
〉ただし、私の感銘ポイントはかなりズレてますから…、
〉王妃とランスロット様の話ですしね… そればっかし(笑)
正解と聞いてホッとしました。これでようやく、枕を高くして寝ることができます(笑)。
〉〉それにしても、すぐに全集をひもとかれる時点で、やはり私はakoさんに敵いませぬ^^;)。
〉パラパラ眺めることを「ひもとく」と言えるかどうか。
〉いただいた言葉で思ったのは、本が手近にあるというのは、やはり意味のあることだなあということでした。(自宅の蔵書というだけでなく、図書館が近くというのも含めてです)
脳の外部にある情報へのアクセスのしやすさ・スピード、というテーマかもしれませんね。
〉なお関係ありそうなことを調べたくなるのは泊義さんに触発されてのことであります。
うう、恐縮のきわみです^^;)。
〉〉『宇宙海賊キャプテンハーロック』は、シブくていいですよね!
〉ご存じで嬉しい〜。LPレコードも持ってま〜す。(…何時代の話)
〉ではまた、ネット宇宙のどこかでお会いしましょう〜
マンガは、全巻読みました。アニメのオープニングとエンディングの曲も、一応聴いたことはあります。というわけで(?)、結語を以下のようにしてみた次第です(笑)。
(ネット)宇宙の海はおれの海♪
君が気に入ったなら この(多読という)船に乗れ♪
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