Re: アルカディア号から正解でーす

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10842. Re: アルカディア号から正解でーす

お名前: ako
投稿日: 2008/5/25(12:02)

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泊義さん、こんにちは、akoです。
正解のご返答だけでも早急にお知らせすべきところ、ヤボ用でちと遅れましてすみませんでした。

では気分を変えまして、アルカディア号、カクテルラウンジへようこそ。(^^)v
右手に見えますのは〜、マゼラン星雲でございま〜す。

〉〉有朋自「網」方来、不亦楽乎ですね。(←必死で調べ(爆)ちょっとだけ変更)

〉『論語』の冒頭、学而篇第一章ですね。「遠」を「網」に変えられるこういう発想・遊び心、私が及びつかない点です。

『エンタの神様』でもご覧になればすぐに及びつきますですよ。(笑)(テレビ番組名です)
それより、私の投稿文はネット上からコピーして漢字を並べただけだったのに、それが論語の有名どころだとわかるって、すごいです。

〉「網」は「ネット」だと解釈しました。「ネット上で思いがけず友だちからコメントもらえると、なんとも楽しい」という感じでしょうか。

はーい、その通りです。
人間が感じることは論語の時代と変わらない気がしてます。

〉ちなみに、漱石・外骨・熊楠・露伴・子規・紅葉・緑雨が全員慶応三年生まれです。そこに着目した、坪内祐三『慶応三年生まれ七人の旋毛曲り —漱石・外骨・熊楠・露伴・子規・紅葉・緑雨とその時代』という本もありました。

ガイコツだってー!(大笑い)←かなりウケた。
ちょっと、私、そんな名前の人、知らなかったので調べさせていただきました。
そしたら、まあ何と面白い人! 
私がやりたそうなこと全部やってるー! これは負けられん。
泊義さん、ヤバい本をご紹介いただきましたことよ。(笑)

それにしても、こうしてファーストネームだけ並べると、
いくらペンネームとは言え明治人も個性強くて面白いですねえ。

それにしても慶応3年って!
1867年なんですね、明治維新の前の年じゃぁ、ありませんか!びっくりです。
特異点なのかしら。沸点でも臨界でもいいけど。
理系出身と書いておられる泊義さん相手にデタラメ言うワタシ。
無知な部外者が安易にあてはめてるだけです。

お詫びに慶応3年生まれを調べてみたら豊田佐吉とかキュリー夫人、大草原のローラ・インガルスも!
翌1868年ですと秋山真之、徳富蘆花、北村透谷、横山大観!
なんときらびやかなメンツが揃って、その上、ニコライ2世まで登場!
(突如ロシアへワープ)皇帝閣下!我が日本が誇る秋山(弟)氏と同級生であられたとは。因縁の日露戦争、めくるめく運命に熱が出そうであります。
今頃は同期会やろうなんて言って、天界で飲み会でもやってるかしら(してないか…)、でもなんか楽しいですね。

〉〉湖南先生の主旨は、近代を知るためなら、という限定付きかのかな。

〉必ずしも全面的に賛成する必要はないかと。特に歴史認識などは、偉い学者同士でも見解が食い違うことはしばしばあるようですから。例えば、内藤湖南と並び称される歴史学者に津田左右吉がいますが、この二人、「東洋」に対する考えが正反対だったらしいです。

歴史界は(英語界ほどかどうかは知りませんが(笑))やや論争が多いかも、ですね。
思想に命賭ける人もいますから本当の真剣勝負で、実に知り甲斐があります。
でも、理系の世界も同じ?ですよね。

〉って、私なぞよりはるかに歴史に詳しいakoさんにこんな話、釈迦に説法ですね。失礼しました〜。

シロートの横好き相手にそのようなお戯れを(笑)。
ネット時代は誰でも物知りになれますから、
詳しいかどうかというより、対話相手の方と視点の違いを知るほうが楽しいです。

〉ただ、その時代の当事者として、当事者の私たちにしかできないこともやはりあるような気もしています。漱石が奨めた「多読」に対して、より一般人が無理なく行なるよう、酒井先生が「多読」を再定義されたように…。

そうか! 再定義! 新しい革袋ね!
先人に何でも見通されて、こちらはもうやることが残されてないように感じてしまってましたが、我々も、酒井先生のように今の時代ならではの新しさを見出していきたいですね。

〉「三歩進んで二歩下が」りながら、かもしれませんけど(笑)。

水前寺流!

〉〉安易なお世辞を言ってるわけではなく、
〉〉こうありたいと思っておられることが、すでに、そうあることを半分は実現していると思うから。

〉孔子も「仁遠からんや。我れ仁を欲すれば、斯に仁至る」(『論語』述而篇)と言っていたのを思い出しました。

うわー、論語のその言葉、知らなかったです。
孔子と同じようなことを思っていたなんて、光栄の至り。
太陽系の人類も素晴らしいですねー。

〉しかしやはり、買いかぶり過ぎですよ〜(笑)。徹頭徹尾、恐縮です^^;)。

むふふふふふ…。
日本人だけの世界では、そのように恐縮しててちょうどいいかもしれませんけど。

〉〉わたしのほうで勝手にお問い合わせと思うことにしたのは、ここでした。
〉〉ヒント:エジプト(笑)

〉エジプト…。うーん、エジプトの首都はカイロ…。カイロ、カイロ…。

ほっカイロ。

〉あっ! 『薤露行(かいろこう)』ですね!

ピンポーン! 
この漢字、何度見ても読み方を覚えられないので、エジプトと相成りまして(笑)

〉アーサー王伝説の漱石アレンジでしたか。読んだはずなのですが、記憶に残っておりません(笑)。読み手の問題ですね^^;)。

いやー、もう映像が出てくるような話で。ランスロット様…。
脳内イメージはラファエル前派の絵なんですが、アーサー・ラッカムも素敵よね…。(多読の絵本の会の影響がプラスされた)

〉多読によって以前よりもアーサー王伝説に馴染んだ今なら、『薤露行』に感銘を受けるかもしれません。
〉って、これで『薤露行』が正解でなかったら、恥しいなあ(笑)。

正解ですので、安心して再読なさって下され。
ただし、私の感銘ポイントはかなりズレてますから…、
王妃とランスロット様の話ですしね… そればっかし(笑)

〉〉淋しいな妻ありてこそ冬籠

〉たしかに、微笑ましい俳句ですね。
〉それにしても、すぐに全集をひもとかれる時点で、やはり私はakoさんに敵いませぬ^^;)。

パラパラ眺めることを「ひもとく」と言えるかどうか。
いただいた言葉で思ったのは、本が手近にあるというのは、やはり意味のあることだなあということでした。(自宅の蔵書というだけでなく、図書館が近くというのも含めてです)

なお関係ありそうなことを調べたくなるのは泊義さんに触発されてのことであります。

〉〉あら、アルカディアだったかしら。どっちでもいいや。(←それは宇宙海賊の船(笑))

〉『宇宙海賊キャプテンハーロック』は、シブくていいですよね!

ご存じで嬉しい〜。LPレコードも持ってま〜す。(…何時代の話)
ではまた、ネット宇宙のどこかでお会いしましょう〜


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