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お名前: 泊義 http://eigomonihongomo.blog22.fc2.com/
投稿日: 2008/5/21(00:47)
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akoさん、こんにちは。
泊義です。
〉予想より長くなってしまいまして…。
〉泊義さん、再びこんにちは。akoです。
〉まったりペースな返答ですみません。
〉部分レスで、ちょっと文章の流れが悪いかもしれないですが追加返答です。
いくらでも、どうぞ!
〉急かすようなことを言ってすみませ〜ん。
〉すでにご紹介いただいているゲームでたっぷり時間かかりそうなので、
〉当分(それもかなり(笑))だいじょうぶです。
どうもです。また最近、英語ゲームを物色しようかなあ、という気が出てきてはおります。
〉有朋自「網」方来、不亦楽乎ですね。(←必死で調べ(爆)ちょっとだけ変更)
『論語』の冒頭、学而篇第一章ですね。「遠」を「網」に変えられるこういう発想・遊び心、私が及びつかない点です。「網」は「ネット」だと解釈しました。「ネット上で思いがけず友だちからコメントもらえると、なんとも楽しい」という感じでしょうか。
〉素晴らしい! さすが引用で登場する人も、泊義さんならではの人選。
〉このへんだけ漢字が多くて画面が黒い〜(爆)
〉内藤湖南の生没年調べましたが、漱石と同世代なんですね。
一年だけ内藤湖南が先輩のようです。まさに同世代ですね。
ちなみに、漱石・外骨・熊楠・露伴・子規・紅葉・緑雨が全員慶応三年生まれです。そこに着目した、坪内祐三『慶応三年生まれ七人の旋毛曲り —漱石・外骨・熊楠・露伴・子規・紅葉・緑雨とその時代』という本もありました。
〉京の都の中心部(碁盤目エリア)の現代人のメンタリティも、
〉応仁の乱あたり以降の歴史体験に深く関係していると聞いたことがありますから、応仁の乱以降を知ってればよし、というのはアリかも。
〉でも平安時代と鎌倉時代はやっぱ外したくないですねー。
〉いちみさんざん、ほうじょうし〜(笑)
〉湖南先生の主旨は、近代を知るためなら、という限定付きかのかな。
私が持ち出しておいてなんですけど、湖南の見解もあくまで一つの興味深い説、と捉えればいいかと思いました。必ずしも全面的に賛成する必要はないかと。特に歴史認識などは、偉い学者同士でも見解が食い違うことはしばしばあるようですから。
例えば、内藤湖南と並び称される歴史学者に津田左右吉がいますが、この二人、「東洋」に対する考えが正反対だったらしいです。
って、私なぞよりはるかに歴史に詳しいakoさんにこんな話、釈迦に説法ですね。失礼しました〜。
〉ぜひ今後も、思考を深めてください。また近い将来に話題にいたしましょう。
〉もっとも私たちの話すことなどすべて漱石先生が言ったことを繰り返すだけかもしれませんけどね。(笑)
〉…と書きつつ、今の私たちの時代が漱石が見抜いた通りになっていることには背筋が震えてます。
そうですね。ただ、その時代の当事者として、当事者の私たちにしかできないこともやはりあるような気もしています。漱石が奨めた「多読」に対して、より一般人が無理なく行なるよう、酒井先生が「多読」を再定義されたように…。
〉〉ま、英語有段者にはまだまだ当分なれそうにもないのですけど^^;)。
〉はるか長い道のりを歩き始めた君に幸せあれ。(長渕剛です)
はーい。「三歩進んで二歩下が」りながら、かもしれませんけど(笑)。
〉わー、泊義さんも! もう何度きいたかしれません。名曲、名歌詞ですよね。
いいですよねー。
〉〉ちなみに、同ミスチルの「終わりなき旅」もこの話題に相応しそうです。
〉ご紹介ありがとうございます。
〉こちらはまだ知らなかったです。早速、聞いてみたいと思います!
どうぞー。
〉〉ひたすら恐縮です^^;)。最近の亀山郁夫訳『カラマーゾフの兄弟』を頂点とする新訳古典ブームも、同様かと思います。私の着眼も、そういう世の読書趨勢の影響を受けてのものだったかもしれません。
〉まだ読んではいませんが、亀山先生の訳は躍動感があって素晴らしいそうですね。
〉今後、多読によって英語を獲得する日本人も増えていくと考えると、
〉もしかしたら、日本の翻訳界も相当、変貌するかもしれません。
〉今からわくわく。長生きしなきゃ〜!
光文社古典新訳文庫は、その兆候かもしれませんね。
〉〉いや、その域にはまだ、全然届こうとはしておりませぬよ(笑)。
〉〉日本の「滑稽」「諧謔」と英国のユーモアの違いが分かる男には、憧れますけど。でも、漱石はまさにそういう人だったのでしょうね。
〉その昔、違いのわかる男がイギリスの古城でインスタントコーヒー飲んでました、ダバダ〜(笑)
〉どうも失礼…。ついつい。
(笑)。
〉泊義さんは、ご自身の憧れ通りになられるものと確信します。
〉安易なお世辞を言ってるわけではなく、
〉こうありたいと思っておられることが、すでに、そうあることを半分は実現していると思うから。
孔子も「仁遠からんや。我れ仁を欲すれば、斯に仁至る」(『論語』述而篇)と言っていたのを思い出しました。しかしやはり、買いかぶり過ぎですよ〜(笑)。徹頭徹尾、恐縮です^^;)。
〉〉akoさんを瞠目させたその「ある短編」が気になりまする。
〉むふふふふ。。。。。
〉わたしのほうで勝手にお問い合わせと思うことにしたのは、ここでした。
〉ヒント:エジプト(笑)
エジプト…。うーん、エジプトの首都はカイロ…。カイロ、カイロ…。
あっ! 『薤露行(かいろこう)』ですね!
アーサー王伝説の漱石アレンジでしたか。読んだはずなのですが、記憶に残っておりません(笑)。読み手の問題ですね^^;)。
多読によって以前よりもアーサー王伝説に馴染んだ今なら、『薤露行』に感銘を受けるかもしれません。
って、これで『薤露行』が正解でなかったら、恥しいなあ(笑)。
〉これを機に、ちょっと全集を見てみましたら、かわいいところもありました。
〉あの夏目漱石の句にこんなのがあって。(笑)
〉淋しいな妻ありてこそ冬籠
たしかに、微笑ましい俳句ですね。
それにしても、すぐに全集をひもとかれる時点で、やはり私はakoさんに敵いませぬ^^;)。
〉そばにいたらどんな話する人だったんでしょうね。
内田百閒など門下生が残した漱石にまつわる文章を読んでみると、多少は窺い知れるのでしょうね。
〉いいですね!
〉共通項を括って…、のくだりでは因数分解を思い出しましたが(笑)、世の中の出来事も同じですよね。
〉一見、関連がなさそうに見えることも実は深いところで共通しているものがあった、というのを自分で見つけた時の喜びは格別。
はい。そういうつながり・共通点を見つけたり、既存のものを組み合わせることが、「アイデア」なのかも、と思ったりもします。
〉〉akoさんのコメント、私が思い至らなかった視点も満載で大変刺戟を受けました。
〉うわー、漢字の文字選び一つにもご自身の指針をお持ちの泊義さんから、
〉そのように言っていただけるなんて、望外の喜びです。
いやー、そんな大層な指針ではありませんけど。
〉アカデメイアにいるようです。
〉あら、アルカディアだったかしら。どっちでもいいや。(←それは宇宙海賊の船(笑))
『宇宙海賊キャプテンハーロック』は、シブくていいですよね!
〉ではいろいろ余談、脱線、失礼いたしました。
〉素敵な投稿に、魂まで活性化したような気持ちです。
こちらこそ、ありがとうございました。
それでは、また。
泊義
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