Re: お問い合わせ?にお答えしてたら…

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10840. Re: お問い合わせ?にお答えしてたら…

お名前: ako
投稿日: 2008/5/19(13:34)

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予想より長くなってしまいまして…。
泊義さん、再びこんにちは。akoです。
まったりペースな返答ですみません。
部分レスで、ちょっと文章の流れが悪いかもしれないですが追加返答です。

〉〉泊義さんの英語ゲーム相談会(?)は参加必須。次はいつ?(笑)

〉ははは^^;)。特に新しい英語ゲームネタがないもので。
〉面白い英語ゲームが見つかって、機会ができましたら、いずれ。

急かすようなことを言ってすみませ〜ん。
すでにご紹介いただいているゲームでたっぷり時間かかりそうなので、
当分(それもかなり(笑))だいじょうぶです。

〉〉全部賛同です〜!(←なんと安易なことで、汗、汗(笑))

〉おお! こんな身近なところに賛同してくださる方がいらっしゃいましたか! 
〉「徳孤ならず 必ず鄰あり」(『論語』里仁篇)とは、このことでしょうか(笑)。

有朋自「網」方来、不亦楽乎ですね。(←必死で調べ(爆)ちょっとだけ変更)

〉〉古代の日本列島が外来文化受け入れに積極的だった期間を経て源氏物語が生まれるまでだって、数百年は経ってますしね。
〉〉(そういう問題なのかどうかはわかりませんが…)

〉内藤湖南は、《大体今日の日本を知る為に日本の歴史を研究するには、古代の歴史を研究する必要は殆どありませぬ、応仁の乱以後の歴史を知つて居つたらそれで沢山です》と喝破しました。応仁の乱と言えば、五百年以上も前になりますね。150年の三倍程度で、ようやく「民族集団の精神構造の変化が深まる」のかもしれません。

素晴らしい! さすが引用で登場する人も、泊義さんならではの人選。
このへんだけ漢字が多くて画面が黒い〜(爆)
内藤湖南の生没年調べましたが、漱石と同世代なんですね。
京の都の中心部(碁盤目エリア)の現代人のメンタリティも、
応仁の乱あたり以降の歴史体験に深く関係していると聞いたことがありますから、応仁の乱以降を知ってればよし、というのはアリかも。
でも平安時代と鎌倉時代はやっぱ外したくないですねー。
いちみさんざん、ほうじょうし〜(笑)
湖南先生の主旨は、近代を知るためなら、という限定付きかのかな。

〉「近代日本」は、以前から私にとって大きなテーマですので。これは別段、愛国心とかそういうつもりではないのですけど。「いま・ここ」にいる自分に交差する時間軸としての近代、空間軸としての日本、そういう意味で近代日本については考え続けざるを得ないなあ、と漠然とではありますが思ってきた次第です。

ぜひ今後も、思考を深めてください。また近い将来に話題にいたしましょう。
もっとも私たちの話すことなどすべて漱石先生が言ったことを繰り返すだけかもしれませんけどね。(笑)
…と書きつつ、今の私たちの時代が漱石が見抜いた通りになっていることには背筋が震えてます。

〉ま、英語有段者にはまだまだ当分なれそうにもないのですけど^^;)。

はるか長い道のりを歩き始めた君に幸せあれ。(長渕剛です)

〉それにしても、ミスチルの「Tomorrow never knows」とは! 学生時代好きだった思い出の一曲です。

わー、泊義さんも! もう何度きいたかしれません。名曲、名歌詞ですよね。

〉ちなみに、同ミスチルの「終わりなき旅」もこの話題に相応しそうです。

ご紹介ありがとうございます。
こちらはまだ知らなかったです。早速、聞いてみたいと思います!

〉〉漱石の価値はもちろんですが、泊義さんの着眼点の素晴らしさと思います。このような視点で多読されている方がおられ、また、そういう方が、我が多読の友であられることを誇りに思います。

〉ひたすら恐縮です^^;)。最近の亀山郁夫訳『カラマーゾフの兄弟』を頂点とする新訳古典ブームも、同様かと思います。私の着眼も、そういう世の読書趨勢の影響を受けてのものだったかもしれません。

まだ読んではいませんが、亀山先生の訳は躍動感があって素晴らしいそうですね。
今後、多読によって英語を獲得する日本人も増えていくと考えると、
もしかしたら、日本の翻訳界も相当、変貌するかもしれません。
今からわくわく。長生きしなきゃ〜!

〉〉英語におけるユーモアの真髄などは、多くの英文学にじかに英語で接してこそわかるものでしょうし、もし、日本の落語における「滑稽」や「諧謔」といったものが、英国のユーモアとどう違うのかなど知りたければ、やはり、英文学を英語で読み、そこからダイレクトに概念をつかめることには大きな意義があると思います。
〉〉その域に今、まさに届かんとしている泊義さんに、最大の賛辞を送りたい。

〉いや、その域にはまだ、全然届こうとはしておりませぬよ(笑)。
〉日本の「滑稽」「諧謔」と英国のユーモアの違いが分かる男には、憧れますけど。でも、漱石はまさにそういう人だったのでしょうね。

その昔、違いのわかる男がイギリスの古城でインスタントコーヒー飲んでました、ダバダ〜(笑)
どうも失礼…。ついつい。

泊義さんは、ご自身の憧れ通りになられるものと確信します。
安易なお世辞を言ってるわけではなく、
こうありたいと思っておられることが、すでに、そうあることを半分は実現していると思うから。

〉〉夏目漱石へのストレートな賛辞を惜しまない泊義さんの報告に、
〉〉今のわたしは拍手を惜しみません。私にとっても実にいいタイミングで、本当に嬉しい報告でした。

〉akoさんを瞠目させたその「ある短編」が気になりまする。

むふふふふ。。。。。 
わたしのほうで勝手にお問い合わせと思うことにしたのは、ここでした。
ヒント:エジプト(笑)

〉漱石は、当然偉大な人ですけど、同時に惨めな面やへそ曲がりな性格を併せ持つ点が、また好きです。

これを機に、ちょっと全集を見てみましたら、かわいいところもありました。
あの夏目漱石の句にこんなのがあって。(笑)

淋しいな妻ありてこそ冬籠

そばにいたらどんな話する人だったんでしょうね。

〉なお私は、何かと何かを結びつけたり、何かを共通項として括って物事を考えることが好きなのです。今回、漱石を共通項として多読について思うところを書いてみました。

いいですね!
共通項を括って…、のくだりでは因数分解を思い出しましたが(笑)、世の中の出来事も同じですよね。
一見、関連がなさそうに見えることも実は深いところで共通しているものがあった、というのを自分で見つけた時の喜びは格別。

〉akoさんのコメント、私が思い至らなかった視点も満載で大変刺戟を受けました。

うわー、漢字の文字選び一つにもご自身の指針をお持ちの泊義さんから、
そのように言っていただけるなんて、望外の喜びです。
アカデメイアにいるようです。
あら、アルカディアだったかしら。どっちでもいいや。(←それは宇宙海賊の船(笑))

ではいろいろ余談、脱線、失礼いたしました。
素敵な投稿に、魂まで活性化したような気持ちです。


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