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10805. 1周年&250万語通過・今頃パイレーツ・オブ・カリビアンにはまる
お名前: ぴよぴよ
投稿日: 2008/4/15(01:57)
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昨年4月14日、ORT1からORTを中心にスタートして、今年の4月13日、250万語を通過しました。ちなみに多読手帳は5冊目27ページまで埋まりました。(再読が多いので)。
200万語通過は1/8でした。
その後、幼稚園の発表会でこどものクラスが演奏することになった「パイレーツ・オブ・カリビアン」を、「どんな映画なのだろう?」と、「最初のパイレーツ〜はどれですか?(この程度の知識しかなかった)」とレンタル屋さんで聞いて借りたところ、すっかりはまってしまいました。1作目「The Curse of the Black Pearl」2作目「Dead Man's Chest」3作目「At World's End」とも見ました。
ディズニー映画ということもあり、関連商品が沢山出ていたので読んでみました。
まずは、PGR2「Pirates of the Caribbean -The Curse of the Black Pearl」。CD付きで買いました。結局、これが一番コンパクトにまとまっていて、話もかなり忠実に追っていると思います。CDは60分近く収録されていて、とてもお得だと思います。
○Grade1-3となっている写真絵本 それぞれ、写真もなかなかバランスがとれていると思います。
1作目「Captain Jack's Tale」「A Pirate's Life」
2作目「The Chase is On」「Swann Song」「The Curse of Davy Jones」
3作目「Saving Jack Sparrow」「Force of Will」「The Mystic's Journey」「Singapore!」
特に「Captain Jack's Tale」がお気に入り。出だしは「Jack Sparrow was a pirate...and a legend. His Tongue was as fast as his sword. His mind was as mad as his clothing.」です。自分のところのキャラクターなのに、こんな書き方をしてしまうなんて・・・笑えました。
○The Movie Storybook 2、3作目 やはり写真がよいです。文章はRead-Alongと似ています。
○The official junior novel 1,2,3作 セリフもかなり採録されているので、助けになります。
○Read-Alongシリーズ 1,2,3作。多読通信で紹介されていたのを見て購入。特に3作目については、映画の話を終わりまで書いてあるのは、私の読んだ中ではこのRead-Alongだけでした。他のストーリーブック、ジュニア向け小説などは、途中までしかストーリーが紹介されていません。多分、シナリオをもとにした小説版を作成していたころには、まだシナリオが完成していなかったのではないかと思います。
○その他(ディズニー出版)
・「The Pirates's Code…Guidelines」13000語くらい ギブス航海士が「Jackie」(ジャック船長ではない)にあてた手紙で始まる、ギブスが書き残した海賊、Code、航海など関する覚書という体裁をとっています。映画で明らかにされている部分内での記述なので、その点がものたりなかったですが、「I wonder what Jack traded to get that marvelouse compass…」(私も知りたい)などという走り書きが加えられるなど、工夫がしてあります。
・「Bring Me That Horizon − The Making of the Pirates of the Caribbean」 後述します。
○その他 海賊に関する本
・マジック・ツリー・ハウスのリサーチガイド「Pirates」 とてもわかりやすく、お勧めです。
・DK Readrs 4 「Pirates! Raiders of the High Seas」例によって写真とイラストが豊富です。
・「Caribbean Pirates - A Treasure Chest of Fact, Fiction, and Folklore」 (26000語くらい)
ディズニーとは直接関係ないですが、映画の「パイレーツ〜」を見てPiratesに関心を持った人向け。映画に関連した41の質問に答える形で海賊の実際について説明しています。海賊用語、映画などについての紹介もあります。また、「What's your pirate I.Q?」という90問のクイズが後半にあります。正答数によってランク分け。ちなみに正答が55問未満の場合・・・F(a failing grade)で、「Squawk! Walk the plank!」です。
映画に関する紹介のなかで、「版権が高騰する中で、テーマパークのアトラクションを基にした映画を作りだしたディズニーは、ついに“X”とマークされた宝箱を見つけた。それがパイレーツ・オブ・カリビアン(意訳)」などと記されていて、なるほど、本当に宝箱を掘り当てたのはディズニーかも、と納得。
・PER3「On the Go with Pirate Pete and Pirate Joe」やっぱり、船とオウムは大切です。
・AAR2「Pirate School」…「Pete learned to add by adding up gold coins」はいいのですが、「He learned to subtract by making classmates walk the plank!(ちなみに浮き輪付き)」といった調子で笑えます。
・PGR2「Treasure Island」(再読)まずMMR3に挑戦しようとしたら挫折したので、再読から始めた。
・MMR3「Treasure Island」…「maroon」「Aye」などが出てきます。
・OBW4「Treasure Island」…パイレーツで覚えたばかりの「scoundrel(a bad person)」が出てきました。
○10万語ごとの通過本は
210 MTHリサーチガイド「Titanic」 パイレーツにはまる直前でした。
220 PGR2「Pirates of the Caribbean」 パイレーツのDVDを見た後。同じPGR2を初めて2回以上読みました。(4回は読んだ)
230 「20,000 Leagues under the Sea」9800語(Stepping Stone)
…深海に潜む吸盤をもった巨大生物といえばこれ。いつか読みたいと高い棚(キリン用)に飾ってあったのですが、パイレーツ〜をきっかけに読みました。ちゃんとWhirlpool(大渦巻き?)も出てきます。PGR1の同タイトルも良くできていると思ったのですが、このくらいの語数あると、よりネモ船長の心情まで踏み込んで表現されていると思います。現在、キリンの棚にはペーパーバック版を用意しました。この後、同じ作者のPGR2「The Mysterious Isladnd」PGR2「Round the World in Eighty Days」を再読。
240 「Caribbean Pirates」
そして、250 「Bring Me That Horizon− The Making of the Pirates of the Caribbean」(38000語くらい)
この本に出会うために1年の多読があってもよかったと思うほど気に入りました。DVDの特典ディスクを見たり、日本の映画雑誌のバックナンバーを読んでいると、知らず知らずに「シマウマ(日本語と英語、交互)」のようになっていました。「メイキング」なのに、思わず涙が出そうになったところが2箇所。「Bring Me That Horizon」のセリフができたエピソードと、Afterwordです。写真もすばらしいと思います。物語のようなメイキング本でした。
○音
苦手な音ですが、パイレーツのDVDを見るとき、字幕なし、英語字幕、日本語字幕、日本語吹き替えの順でみました。字幕なしでは、「Agreed」「Monkey」「Undead Monkey」「Impossible」くらいしか自信をもって聞き取れませんでした。英語字幕でDVDを見たのは初めてだったのですが、ともて興味深かったです。日本語字幕になると、かなりの情報が落ちてしまうことを、今頃発見しました。
そのほか、Read-Alongの付属CDを繰り返し聞いています。
○新聞 Japan Timesの中の、ごく短い記事を1日1コラム、時々読むようにしました。(1部で1ヶ月は持ちます。)
○今後の目標
現在、読んでいる途中の3冊を、読みたいと思っています。
・「The Old man and the Sea」(ヘミングウェイ)
・「Selected Poems of John Masefield」…上述した「Caribbean Pirates」はJohn Masefieldの「Sea Fever」という詩で(格調高く?)終っているのですが、この詩がとても気に入ったので、挑戦しています。
・「Treasure Island」の原作も読み中。(パイレーツを見る前からキリン用の棚に飾ってあったのです)
この中に出てくる海賊の歌、
「Fifteen men on the dead man's chest - Yo-ho-ho, and a bottle of rum!」
が、映画2作目の最初の方でギブスが口ずさんでいる歌そのものだったのを、英語字幕で見て知ったとき、感動しました。子供の頃、日本語で読んで「死人の箱には15人」という訳で覚えていたので、「死人の箱」と「死者の宝箱」が同じく「Dead man's chest」あることにさえ、私の英語力では思い至らなかったのです。すっかり忘れていましたが、「black spot」も出てきます。
・最近子供に日本語で読んだ「チムとゆうかんなせんちょうさん」が面白かったので、このシリーズ、こどもは日本語で、私は英語で読んでみたいと思います。
・GRはOBW2のあたりですので、続きを読んでいきたいです。
「親子で始める100万語」を手に取り、ORT1の「Floppy Floppy」に感動してスタートした多読でしたが、ヘミングウェイやMasefield(名前も知らなかった)までたどり着くことができ、(もちろんキリン読みですが)満足です。
目的地も知らずに気軽に乗り込んだ船(多読)でしたが、なんと遠いところまできたのでしょう。この最初の1冊との出会い(続いて「今日から100万語」、そしてまるで地図のような「多読ガイド」)、さらに、座礁(挫折)しないように導いてくれる灯台のような存在であったこの掲示板で、いろいろコメントを下さった方々に感謝しております。
また長くなってすみませんでした。1周年ということで、ご容赦ください。
では、Happy reading!
(気分はBring Me that Horizon!)
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