Re: 樽の穴・そぼくなぎもん

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10388. Re: 樽の穴・そぼくなぎもん

お名前: ドラちゃん
投稿日: 2008/1/7(05:23)

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 杏樹さん、こんばんは。

〉〉 ちなみに、暮れから話題になっている『樽の穴』というのは、単に
〉〉『人間が忘れる』と言う事ではなく、時系列の記憶の風化要因(短期→中期
〉〉→長期の間に失われていく部分ですね)と、無意識に行われている抽象化・
〉〉連想に対する、意識下での阻害要因を考えてみようっていう話だと、私は
〉〉思っています。

〉さすがに酒井先生はそこまで考えて「樽の穴」とは言ってないと思います。でもたしかに単に「忘れる」というわけではなさそうです。

 色々思うところありまして、現時点ではこの点に関する
コメントは控えさせていただきたく…
 もし、直接お話しする機会があれば、その時にでも。

〉そういうふうに理論化するとなるほど、と思うのですが、ただ「樽からあふれる」「穴からもれてる」と言われると、
〉↓こういう考えになってしまうこともあると思います。
〉〉〉樽からあふれるイメージを描くと、ペラペラ話したり、スラスラ書いたり「発信」することをイメージしてしまいます。でもそれが多読の目的でしょうか?「樽」を問題にすると、それだけの量をためることが多読の目的になってしまうような気がします。

 ふむ…確かに、そう思ってしまう人もいるようですね。

〉発言者本人よりも深い考察をしてくれる人がいるなんて、やっぱり掲示板はすばらしいですねえ。

 そう言ってもらえると、だいぶ嬉しいです♪

 これは、私が多読を始めてから、色々と思い出してきたり、
色々な体験談をこの掲示板で読んで、いつの間にか固まってきた
考えを、まとめてみただけです。

 でも、昨日fionaさんとややこ式で話していて、私の仮説には二つ
ほど大事なファクターが抜けていることが分かりました。

 それは、繰り返し英語脳を使い続けることで、

  ・連想ネットワークの働きが自動化され、結果として
  ・連想ネットワークの応答速度が速くなり、また、
  ・特に英文解釈において消費される心的資源(簡単に言えば、
   パソコンの処理量みたいなものか…)が減少する事で、
   より精度高く・より安定した・より深い理解が可能となる

という点でした。やはり、自分の考えを話してみることも重要ですね。

〉〉 Happy Readingが一番♪
〉〉 だと思いますよ。

〉そうですね。Happy Readingが一番です。

 やっぱそうですよ。
 Happyな状態というのは、その人の潜在的な能力を引き出す力が
ありますからね。
 多読の様に、明らかに潜在的意識(無意識)の領分の働きを活性化
させる行動は、その無意識の領域が働きやすいように土俵を整えて
あげないと…もったいないです。

 って事で、Happy Reading♪


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