Re: オレンジさん、Ryotasan

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10142. Re: オレンジさん、Ryotasan

お名前: たむ
投稿日: 2007/11/28(01:58)

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〉たむさんの質問にお答えします。

  Ryotasan お返事ありがとうございます。

〉経験的に考えて、英語文化圏の人が英語を話したり聴いたりする速度と、読んだり書いたりする速度はそれほど違わないと僕は判断しています。ペーパーバックの小説、特に流行作家の小説は、英語文化圏の大人が普通に話す速度、つまり分速200語から300語ぐらいで読むことを想定しているという意味です。実際に色々な速度で読んでみて、自分でもそれぐらいの速度で読んだときに文章の大きな流れをとらえ易いことを確認しています。分速100語未満だと一つ一つの単語は明確に認識できますが、全体の流れが見えにくくなり、却って分かりにくくなります。分からないまま読むより分かって読んだ方が単語の知識としても定着し易いはずです。

  わかりました。そういえば、あるCDをL&Rしたとき、あまりに
  遅すぎて聞きずらく、かえって理解しにくいのでやめてしまった
  ことがありました。

  また、Sheldonも、かなりのスピードで読んでいる気がしますね。
  展開が速くじっくり読むような小説ではないからと思っていましたが、
  作者のスピード感のようなものも感じました。

〉又、多読を通して得られる語彙力は、単語が一つずつ分かってくるというより、沢山の単語の関係が少しずつ見えてくる感じなんです。さまざまな単語のネットワークがうっすらと見えてきて、多読を続けると少しずつ明確になっていきます。それまで見えなかった部分も段々と見えてくるようになります。そういう効果を実感できるまでには、やはりかなりの量を読むことが必要です。できればオレンジさんが目標にしているぐらい読むのが理想です。そのばあい、読むのが遅いより速い方が、早く達成できるはずです。

  これはうれしい希望の出てくるお話です。いつまでも知らない単語が
  たくさんと思いがちですが、単語のネットワークが段々見えてきて、
  解像度が増す感じなんですね。

  前の投稿ともあわせて、このまますすんで大丈夫と元気が出て
  きた気がします。ありがとうございました。

  では〜 Happy Reading !!


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