2周年になりました

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10126. 2周年になりました

お名前: 柊
投稿日: 2007/11/15(19:56)

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こんばんは、柊です。11月18日で、多読を始めて2周年になります。もっと長くやっているような気がして仕方がないんですが、5年もやっているわけではないようです。
 1周年の時は200万語を通過していなかったのですが、今年の3月に通過して以来、7月に300万語、9月に400万語という怒濤の通過です。
 その分、10月以降にペースが落ちて、それでも怒濤の勢いの前から見れば落ちたというわけでもなく、今更1ヵ月かそこら読まなくても力が落ちたと困る事態になる気もしないので、他の趣味に打ち込んでいます。

ここ1年の変化
 色々ありました。取捨選択に困るぐらいあったので、長くなりますが。

 本の内容を覚えているようになりました。面白かったとか、どういうジャンルで何について書いてある本だとかは覚えているのに、場面の一つ、台詞の一つも思い出せないというのがよくありました。
 再読しても、ああ、こんな場面があったと思い当たる場所がほとんどなかったりしました。
 今月Sondok Princess of the Moon and Starsを再読した時に、こんなにちゃんとストーリーのある本だったのかと思いました。
 それで思ったのですが、以前は読む時に時間がかかるせいもあって、細切れにしかストーリーを追えなかったのではないでしょうか。肝心要の一点だけは気にかけているものの、読みながらテーマを拾うとかいうことができず、話がつながらなかったのではないかと。
 解釈はともあれ、話の内容や、場面を覚えていられるようになりました。台詞だとか文章は、以前も今も無意識にすり込まれるようで、覚えている気はしないのですが、書くと出てくることがあります。

 内容を覚えていないというのは、難しくて長い本ばかり読んでいたせいもあったのだと思います。Nate the GreatやMr. Putter & Tabbyなどにはまったのも今年に入ってからです。本棚にYLの低い本がごそっと増えました。
 しかし読めば読むほど、これは多読を始める以前、あるいは始めて間もない頃の自分では楽しめなかったかもしれないという気がしています。
 多読の力というのは色々な要素があると思いますが、私の場合、文章を楽しむ力というのが伸びたのが今年だったのではないかと思います。もっと難しい本が読めるようになりたいという焦りもありましたし。
 あまり得意な文章じゃないなと思いながらThe Princess Diariesも読みましたが、その後、全然似ていない本が読めるようになり、何がどうつながってくるかわからないものだと感心しました。
 掲示板のおかげで、自分では選ばなかっただろう本も、面白そうだなと手を出すことが増えました。好みじゃないと思っていたような本が面白いというのが何度もあって、気になったらとりあえず読んでみるようになりました。

 300万語辺りから、翻訳で読んだことのない本を読むことにこり始めました。その直前には原書で読みたかった本が読めたということが重なったので、反動もあったのだと思いますが、ストーリーも何も一切知らない本を、どういう話なのかつかんでいくのが面白くなったのです。
 Holesは何がどうなっているのかさっぱりわからなかったのがつながっていって、そういう面白さが大きかったです。それではまったのかもしれません。
 歴史小説は今でも伝記などを読んでから読みますが(そうでないと、興味があるかないかがわからない)、背景知識を仕入れるのは日本語でいいやと思うようになりました。せっかくだからそれも英語でと思っていた時期もあったのですが、日本語の方が速く読めるし、日本語の伝記なら近くの図書館にもあることが多いので、入手しやすいのです。
 それと関連があるのかどうか、一周年の野望の一つに、北海道日本ハムファイターズのヒルマン監督のインタビューが聞き取れるようになるというのがあったのですが、諦めました。
 9月にヒルマン監督の退団が決まったので、これが最後の機会だと思って、リスニング向上のためにと行動してみたのですが、疲れて嫌になってしまいました。なので、通訳の人に任せようということで、力を抜くことにしました。
 試合のあとのインタビューの場合、ドーム内に響くので、日本語でも気をつけないと聞きにくいことがあります。あれは今の私には難しいです。
 その代わり、ヒルマン監督が監督するカンザス・シティ・ロイヤルズの記事でも追っかけようかと考えています。

 1周年の時に、色々と目標を立てたというか、やりたいことを書いておいたのですが、あまり実現していません。
 読みたい本が4件あったのですが、2件は興味がなくなりました。残り2件の内David HandlerのHoagyシリーズは4冊読みましたが、残りが入手しにくい本です。春に一冊合本が出るはずでしたが、まだ出ません。
 あとの1件はPlaidyのTudorシリーズですが、1冊半読みました。復刊されたタイトルがあって増えたので、残りは5冊です。

ベスト10
 この1年読んだ中で特に面白かった本を10冊選ぶと、
Nate the Greatシリーズ
Mary, Queen of France by Jean Plaidy
Say Goodnight, Gracie by J. R. Deaver
Duchessina by Carolyn Meyer
The Princess Diaries by Meg Cabot
Jenifer, Hecate, Macbeth, William Mckinley, and me, Elizabeth by E. L. Konigsburg
The Courts of Love by Jean Plaidy
The Blurred Man by Anthony Horowitz
The Devil in Winter by Lisa Kleypas
Sondok Princess of the Moon and Stars by Sheri Holman
です。

 今後の予定は、あれ読んでこれ読んであれ読んで、というだけですが、記念に書いておきます。
The Last Case of Feluda by Satyajit Ray
 こういうタイトルの本はあっても、このタイトルの話はないのですが、 生前最後の発表になるRobertson’s Rubyか没後に発表されたThe Magical Mysteryかなと思っています。それぞれ第34作と35作です。順番に読みたいので、たどり着くまで遠そうです。
 再読ですが、Royal Diariesの
Elizabeth I : Red Rose of the House of Tudor
Marie Antoinette : Princess of Versailles
Mary, Queen of Scots : Queen Without a Country
Jahanara : Ptincess of Princesses
いずれもKathryn Lasky。
Duchessina : A Novel of Catherin de’ Medici by Carolyn Meyer
 面白いけど、長くて途中で力尽きて投げてしまったJean Plaidyの
The Courts of Love : The Story of Eleanor of Aquitaine
Murder Most Royal : The Story of Anne Boleyn and Catherine Howard
Victoria Victorious : The Story of Queen Victoria
に加えて、Plaidyの面白そうなタイトルがまだ続々と復刊されているので、買ってしまいそうです。
 他に、未読の歴史関係の本にも手をつけてみないと、読めるか読めないかわからないし、多読初期に投げた分厚い本にも再挑戦したいです。
 これだけあると、軽く300万語にはなるかと。
 では、本がつきる心配もなく3年目もHappy Reading♪


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