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10093. Re: Darren Shanで810万語通過&5周年報告
お名前: ヨシオ http://yoshiobook.exblog.jp/
投稿日: 2007/11/4(22:04)
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杏樹さん、5周年、おめでとうございます。ヨシオです。
〉みなさま、こんにちは。
〉ヒストリカル・ロマンスを読んでいたはずなのにダレン・シャン…?
〉そうなんです。ヒストリカル・ロマンスがずいぶん読めるようになったので、ひょっとして英語を読む能力が上がったかも…?と思って、6巻で止まっていた「ダレン・シャン」の続きに挑戦することにしたのです。そうしたら最終巻までいってしまい、結局読み終わったら810万語超えてました。
810万語通過も、おめでとうございます。(^^)
〉そうしたら11月2日で5周年です。5周年報告を合わせてすることにしました。また、精読についてちょこっと考えたりもしてみました。
〉ということで、今回の報告は
〉★700万語から800万語まで読んだ本
〉★多読的精読とは
〉★5周年たったらどうなった
〉の3本立てで行きます。
〉★★700万語から800万語まで読んだ本★★
〉内訳の大部分がヒストリカル・ロマンスですが、700万語通過してしばらくは別の本も読んでました。
〉Roald Dahl 「RHIEM STEW」
〉ダールの童話のパロディ本ですが、表紙に「Unsuitable Little People」と書いてあり、内容も少々難しかったです。
児童書でも、Revolting Rhymesなど、ちょっと、言難しかったです。それと、My Uncle Oswaldは、ちょっと大人向けでしたね。
〉「Stanley Yelnats' Survival Guide to Camp Green Lake」
〉「Holes」の番外編です。本当にサバイバル・ガイドです。サッカー独特の人を食ったような「は?!」と言いたくなるような世界です。
Holesの番外編があるのですか!?本当のサバイバル・ガイドって???
〉「365 Penguins」
〉グルメさんがあちこちで紹介している絵本です。見ているうちにどうしてもほしくなって買ってしまいました。1月1日、ペンギンが1羽送られてきます。翌日にはまた1羽、さらに翌日にまた1羽…。だんだん家の中がペンギンに占領されていきます。数の数え方やペンギンの重なり方がおもしろいです。ペ〜ンギン、ペンギン、かわいいな〜♪でも家の中でこんなに積み重なってたらコワイ…。
これ、グルメさんから見させていただきました。面白いですね。ペンギンが配達されてくるなんて。それと、いろいろなペンギン本も面白かったです。
〉★★多読的精読とは★★
〉ロマンス本を続けて読んだあとにDarren Shanを読んだら、児童書とPBの違いが実感できました。間者猫さんは以前児童書が読めないと言っていましたが、PBはいくらでも飛ばせる、1ページや2ページ、1章や2章飛ばしても大丈夫、でも児童書はそうはいかないということでした。それを実感したのです。
そうそう、ロマンス本ではないけれど、Rosamunde PilcherのPBは少々分からないところがあっても全然OKなんですが、児童書ではそうはそうはいかないのが不思議でした。
〉たしかにロマンス本だとわからないところはかたまりでごっそり飛ばしてもけっこう話の流れはつかめます。しかしDarren Shanでは同じような飛ばし方をしたら話がつながらなくなってしまいます。一度よくわからなくてざっと飛ばした段落があって、その先を読もうとするとさらにわからなくなっていたので、もう一度わからなかった所に戻って丁寧に読んでみました。そうしたら何が書いてあるかわかってきました。それで、それ以降は全体的にもう少していねいに読むことにしました。
Darren Shanはまだ、文章が読みやすいですが、もう少し、凝った文章の児童書では、倒置があったり、関係詞でつながっていたり、で???となると、なかなか読めないものがありました。
〉精読と言うと、辞書を引いたり文法上の解釈をして細かく詰めながら読んでいくことのように思いがちですが、辞書にも文法にも頼らない多読で「精読」するのならどのようにすべきか…ということが今までも話題になったことがあります。
〉私は「多読的精読」とは、「丁寧に読む」ということでいいんじゃないかと思います。そして辞書引き実験の時に、わからない本は辞書を引いても読めない、辞書を引いてわかるようになるのは、自分が理解できるレベルの本、わかるレベルの文章を読むときに知らない単語が出てきた時だと結論付けました。ですからそういう場合に気になった単語だけを英英辞典で引いてみるのもいいと思います。
日本語の本でも、辞書は引かないけど、パ〜ッと読めなくて、ゆっくり丁寧に読まないと分からないものがありますよね。それと、同じことかもしれませんね。
〉それから、自分にとって優しい本、YLの低い本を「ていねいに読む」ということで読解力の補強ができるのではないかと思います。飛ばさなくても読める、ほとんど理解できるような本をていねいに読むのです。やはりパンダ読みは多読には欠かせません。
〉★★5周年を迎えて★★
〉最初は5年後なんて気の遠くなるような、考えられない世界でした。「指輪物語」を読みたくて多読をしようと思いましたが、一体どれだけかかるのか、最初はそれが1年でも100万語でもとお〜い先のことのように思いました。
〉多読を始める人には読みたい本、目標本がはっきりとある人がいます。しかし最初は1年とか2年とか、100万語とか200万語とか、かかるかもしれないなんて思うと、すごい大変なことのような気がして不安になります。そこでどうやって多読に踏み出すか…というのは課題の一つだと思います。
いまでも、100万語って、多読を始める前の人には、遥か遠くのことのようの思うのでしょうね。始めてみると、いつしか通ってしまう道なのですが。
〉♪いやよ、逃げないわ〜あきらめるには早い
〉読んでさ〜えいれば〜読めるようになれるわ〜
〉(通じる人がいない替え歌をまたもや…)
そのとおりです♪<元歌は分かりませんが(汗)
〉結局面白い本だけ読む、を続けてるから続くんですよね。いやもう「続けている」という感覚ではなくて、「本を読んでるだけ」です。やっぱり英語の本は原書で読むのが一番です。時間がかかっても、理解度が低くても…。
〉というか、未読本が積み重なっていくので、いつまでたっても読みたい本が待機している状態でエンドレス…。
原書を読むのと、翻訳を読むのとでは、全然違いますね。専門分野の知識を仕入れるのにてっとりばやいのは翻訳でしょうが、お話(文学?)はやはり、原書に勝るものはありません。英語圏の背景知識も沢山読んでいるに連れて、ちょっとづつですが、付いてきますし。英国人は東洋人をこんな風に見ているのだとか、インドの人をこんな風に見ているのだとか、ちょっとだけど、感じたりします。
〉ということで報告を終わります。
〉みなさま、Happy Reading!
杏樹さん、これからも、Happy Reading!
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