[掲示板: 〈過去ログ〉本のこと何でも -- 最新メッセージID: 3237 // 時刻: 2024/11/24(03:23)]
上へ | 前のメッセージへ | 次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む | 訂正する | 削除する
791. Re: Fahrenheit 451(華氏451度)を読んで
お名前: Julie
投稿日: 2005/5/10(18:43)
------------------------------
MOMA親爺さん、こんばんは。
〉〉〉ついにブラッドベリを読んだ!読めた!感慨ひとしおです。
〉〉おめでとうございます! すごいなあ。
〉〉Fahrenheit 451 早速買いましたよ(笑)。
〉 買いましたか!この本結構有名だから、ネタばれといっても
〉 ある程度は許してね。サビは書いてないつもりですから。
はい(笑)。
〉 100万語通過してから、実は語数が伸びてなかったんですが
〉 思い切って大麒麟をやって良かったと思っています。
〉 きっかけはオフ会でしょう。この3週間で2つのオフ会に出ました
オフ会に出ると読みたい気持ちがわきますよねー。
〉(久しぶりです)。最初のオフ会前に書棚を見ると、なぜか
〉 ニコラス・スパークスの「message in a bottle」が私を呼んでいる。
〉 (ような気がしたのね)この本は、昨年暮れのタドキスト大会の時
〉 抽選で当たった本だったのね。目の前にクラブ・ニコラスのママが
〉 いたりして、その気になったんだけど、連休前までツン読。
〉 なにげに読み始めたら、止められなくなって、最後は涙ものでした。
〉 物語の力って奴で、SSS多読開始以来初のPBを読んじゃった。
多読開始後初PBおめでとうございます!
なにげにっていうのがいいですねー。
〉 以前PBを読んだことはあるんですが、この「message in a bottle」
〉 を読んだ感じはそれまでとは全然違うんです。「これからも、こんな
〉 分厚い本がよめるはずよね」とちょっとした自信になりました。
〉
〉 SSS流のやり方をやってきて良かったとホントに実感したんです。
うん、うん。
〉 Fahrenheit 451 はこれはジュンク堂での衝動買い。これを選んだのは
〉 もちろんブラッドべリだからですが、本の内容(余りに有名だから)を
〉 少し知っていたので、同じブラッドベリでも易しいかなと無謀な判断を
〉 したからなのです。雰囲気・詩情というより物語が主体?それなら
〉 無理すれば突っ走れるかもと思ったんですが、いや難しかったです(苦笑)
たしかに、ブラッドベリの場合、じっくり読む短編よりも
長編のほうが読みやすいかも、ですね(笑)。
〉 でも、読めちゃうのね。もちろん「訳せといわれても絶対無理。でも
〉 大筋わかる。楽しいかどうかは別として、面白かったのは事実です」
〉 物語が勝っていたから、引っ張ってくれたんです。あとは「愛」ですね。
物語が勝っていた、というの、わかるなあ。
翻訳で読んでいても、途中しんどかったような記憶があります。
(内容が、ということです)
愛ですねえ。
〉〉ここからは、私の思い出話です(笑)。
〉〉MOMA親爺さんの感慨に刺激されて、
〉〉実家に行った折、探してみたら、
〉〉初めて買ったペーパーバックがみつかりました!
〉 これいいな。この話はとってもいいな。ブラッドベリが聞いたら
〉 これで「詩情あふれる物語」を一編つづってくれるとおもーな。
うれしいなあ。
以下、ちょっきんしますね(笑)。
〉 どんな短編だったんだろう。Julieさんを虜にしたのは。私もね、
〉 短編で「灯台」と「霧笛」がでてくるやつ、必死で読んだことがあります。
〉 余りにも昔のことで題名忘れちゃった。でもいい思い出です。
ああ、「霧笛」! 好きだったなあ。せつなかった。
「みずうみ」とか、「小人」、「いちご色の窓」も好きでした。
〉〉この本のぞいてみましたが、まだちょっとしんどいです。
〉〉長く熟成させていた虫食いの黄色い本を読むのは、
〉〉うれしいような、怖いような気がします。
〉〉あの頃の自分に会うのも、なんだか怖い(笑)。
〉 それなんですよ!Julieさん。でも変わってないと思います。
〉 こないだ日本語で短編を数編読み返したけど、悪くなかった。
この言葉に後押しされて、またのぞいてみました。
この間は最初の3ページ読んだら、まったく覚えてなかったので、
読むのが怖くなったんだけど、
私が初めて読んだ短編は、2番目ののやつでした。
(最初のはむずかしくて飛ばしたらしい・笑)
ああ、こんなのだった、懐かしいなーと思って読んだのですが、
ひと夏かけて読んだのが、今は、つるりと読んじゃった!!
(ま、6ページなので・笑)
小説の景色が、とても濃く浮かんできてね、
今の自分が読んでいるのか、
高校生の自分が読んだ、記憶の中を読んでいるのか、
不思議な読み心地でした。
本ってタイムカプセルですねえ。
読んだのは、The One Who Waits というタイトルで、
火星の遺跡の井戸のところにね、地球のロケットが来るの。
〉 そうですね。読みたい本があるといいモチベーションになります。
〉 あのね。アジモフに「Night Fall」という一編があります。
〉 短編と長編があるんだけど、これも私の目標です。
『夜きたる』だ!
短編と長編があるんですか、知らなかった。
私が読んだのは長編のほうです。
(翻訳で、もはや記憶の彼方ですが、ネタは覚えてます)
〉 これは絶対ネタバレできない話(のようです、翻訳も読んでないながら
〉 そんな気がします)私がこれに引かれるのはこの一編がある有名な
〉 詩人の詩にインスピレーションを得てアジモフが書いたという事実と
〉 実はその詩を私は知っていて、これがすごいの。でも書かない。書けない。
その詩は知りません。気になる〜。
でも、きっとネタばれになるんだろうな、そんな気がします。
〉 縁があったら、どーぞ。
はーい、いずれぜひ。
SFでは、ハインラインの「The Door into Summer」も、
いずれ読んでみたいです。
私のなかでは、これ、リリカルな話なのですが、
いかにもスペースオペラな、洋書の表紙で買う気がなえたまま(笑)。
〉 Julieさん素敵なお話をどうもありがとう。これからもHappy Reading!!
MOMA親爺さんのおかげで、実家の本によばれましたよ。
本当にありがとう。そして Happy Reading!!
▲返答元
▼返答