[掲示板: 〈過去ログ〉本のこと何でも -- 最新メッセージID: 3237 // 時刻: 2024/11/24(18:41)]
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お名前: 杏樹
投稿日: 2005/4/3(00:17)
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アトムさん、こんにちは。
〉今回はブタさん特集です。ブタさんの本はユーモラスなものが多いような気がします。
おー、今回はブタさん。
〉では、オリビアちゃん。(こぶたの女の子です)
〉□Ian Falconer作
〉■Olivia Ian Falconer レベル1 総語数310語 ★★★★★
〉(邦題:オリビア)
〉■OLIVIA saves the circus レベル1 総語数310語 ★★★★
〉(邦題:オリビアサーカスをすくう)
〉■OLIVIA counts Ian Falconer レベル0 総語数20語 ★★★
〉(邦題:オリビアかぞえる)
〉絵がね、すっごくかっこいいです。アートです、アート。
〉それでオリビアちゃんがね、現代っ子というか、とにかくおませちゃん。
〉“OLIVIA counts”はただ数えているだけで、お話でもなんでもありません。
〉でもまあ、絵を見ているだけで幸せ!という方には(笑)。
この本、店頭で見て気になってます。中はパラパラっと見ただけですが、たしかに「アート」かも。
〉■Five Little Piggies Susan Meddaugh レベル0 総語数670語 ★★★★★
〉(邦題:不明)
〉David Martin作。この本を読んだときには気がつかなかったんだけれど、
〉後から「rhymeが元になっているんだ!」と気づきました。
〉これです。
〉 This Little Pig goes to market,
〉 This Little Pig stays home,
〉 This Little Pig has roast beef,
〉 This Little Pig has none,
〉 This Little Pig cries "Wee, wee, wee!"
〉 All the way home.
〉これに肉付けしたお話です。
〉1匹に一つずつお話があります。それぞれが短くて単純なお話なんだけど、微笑ましいです。
マザーグースにあるので知ってますが、歌詞が私の知っているのとちょこっと違いますね。これを元にしたお話っておもしろそう。
〉■The Three Pigs David Wiesner レベル1 総語数470語 ★★★★★
〉(邦題:3びきのぶたたち)
〉コールデコット賞を受賞(したはず)。「三匹のこぶた」のパロディー。
〉ぶたさんたちが、絵から抜け出して他の絵の中に入っていくのね。
〉なかなかアイディアな本です。
この本、おもしろい!その「他の絵」が本当に書き分けがすばらしくて、いろいろな世界を行き来するのが面白いです。
〉■The Three Little Wolves and the Big Bad Pig Helen Oxenbury レベル2 総語数1,200語 ★★★★★
〉(邦題:3びきのかわいいオオカミ)
〉Eugene Trivizas作。絵も可愛いし、オチもいい!サイコー!!
〉そうです、これも三匹のこぶたのパロディです。
〉三匹のこぶたのお話って、いじりやすいのかしらね。
〉ああ、でも、この話に限らず古典ってそういうものか。
これもすごーいおもしろいパロディですね。かわいいオオカミ、にくったらしいブタ。英語では3匹のこぶたの決まり文句みたいな言葉もあって、いじりやすいんでしょうね。
〉□Cynthia Rylant文/Cynthia Rylant絵
〉■Poppleton in Fall レベル1 総語数830語 ★★★★★
〉■Poppleton Forever Mark Teague レベル1 総語数830語 ★★★★★
〉それぞれ3つずつお話が入っています。
〉このお話すごくいいっ。
〉お隣さんのCherry Sueが素敵なのよね。(ラマなのね。ラマってポピュラーなのか?)
〉Poppletonも心やさしいのよー。
〉文章はあのCobble Streetシリーズを書いたCynthia Rylantさん。
Cherry Sueってラマだったんですか!…知らなかった…。
いい感じですよねー。そうか、「大人の関係」か〜。
日本の絵本も質はいいのですが、「子供向け」意識がどうしても抜けないようで、そういうのをすっかり飛び越えてる英語の絵本ってすごいです。
反応したい本にだけ反応させていただきました。
それでは…。
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