マレーバク?

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61. マレーバク?

お名前: sumisumi http://bookshelf.hacca.jp/
投稿日: 2004/1/30(09:21)

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こんにちは

sumisumiです。

久しぶりに大人のペーパーバックを読んだので...
といっても、たまたま、前半を文庫で読んで、続きを原書で読んだ
シマウマ読みです。
実際にはシマになっていなくて、前半邦訳、後半英文(4ページ途中で
邦訳。眠くなって日本語に切り替えると、あと2ページ読める。せこい)
バクっていう感じです。

読んだのは、Stephen Kingの「骨の袋」The Bag of Bonesです。
まだキングは二冊目ですが、本の題名などがよく出てくるんですね。
タドキストならちょくちょく「にまっ」とできます。

今回出てきたもので、タドキストこそにっこり出来るなーと
思ったのはNancy Drewです。他にも、ナルニア、アリスなどなど、
児童書から、現代作家まで色々でてきます。

どうして前半だけ邦訳かと言うと、年末に病院の救急外来に行ったら
ひどく混んでいてそこにある雑誌をみつくしても、まだまだ待たされそうだったので
病院の売店で購入しました。

厚い本はわりと導入が長くていねいだったりすることも多いので、
途中でやめるのが辛い人はこの本が好みかどうかわかるまでは日本語で読んじゃうのも
いいかもね〜〜とちょっと思いました。

■ここから、あらすじ紹介&ちょこっと感想です。
全部英文を読んでいないので、書評ははばかられるので...

お話は、ロマンス作家である主人公は妻との間にずっと子どもが欲しくて、
すでに名前まで考えていたりしたのだが、子宝に恵まれなかった。
ところが、ある夏、妻がちょっと買い物に行ったと思ったら
そのまま突然死してしまう。そして、妻が妊娠していたことがわかった。
あんなに楽しみにしていたのに、何故、黙っていたのか?などなど、
謎が残る。これを境に彼は本を書くことが出来なくなってしまう。
また、悪夢に悩まされるようにもなる。
彼は地図に地名もないような田舎に別荘を持っていた。
そこの名前はSara Laughs そこで彼は霊たちの存在を感じながらも
暮らし始める。その土地で彼は3歳の少女とその母親と知り合い、
養育権の問題の解決に手を貸すことになる。
やがて妻の、自分の知らなかった行動が明らかになってきたり、
過去の出来事が明らかになってきたりする...
幽霊もでてくるけれど、ぞっとするのはそれより生きた人間の悪意です

こうして落ち着いてあらすじを書こうとするといかにも作り事っぽい気が
するんだけど、読んでいるときはもう、夢中。
ときどき、「ええ〜〜〜そうなの〜〜〜!!!」などと叫んで
子どもたちに怪しがられながら読んでいました。

なぜか死体や超自然的イメージのところはどこか美しいです...
ちょっと娘にはおすすめできない〜〜というシーンもあるのですが、
そこは当事者の気持ちのゆれがたくみに描かれていてぞっとします。
怖かった...

アマゾンの星は少なかったですが私は面白かったです。
ってことは、他の本はもっともっと面白いって事なのかな〜〜〜(^^)

ではでは〜〜


▼返答


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