絵本報告 その29

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498. 絵本報告 その29

お名前: アトム http://hw001.gate01.com/atomy/atomy/
投稿日: 2004/12/25(10:13)

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こんにちは、アトムです。
年末で、しかも冬休みに入ってしまいみなさんお忙しいと思いますが、メリークリスマスです。

今回からこちらの広場へ投稿いたします。よろしくお願いいたします。

今回はイヌ特集です。
なんかね、今年中にイヌ特集をしないと心穏やかに新年を迎えられないような気がしたの。
恨まれそうで(笑)。

さ、イヌの本、いきましょう!

■Pretzel H. A. Rey レベル3 総語数520語 ★★★★
(邦題:どうながのプレッツェル )
Margret Rey作。ダックスフントのPretzel君。素晴らしく長い胴体をしています。
それがとても自慢なのですが、愛しのGretaにはつれなくされっぱなしです。

H. A. Reyさんは、おさるのじょーじのお話を描いた人ですね。

■Claude and Pepper Dick Gackenbach レベル1 総語数160語 ★★★★
(邦題:ママの愛がいちばん)
子犬のPepperが家を出るというので、Claudeは途中まで一緒についていくことにします。
途中でいろいろな親子に出会います。
Pepperちゃんの心境の変化は言葉になっていないけれど、容易に想像できてかわいいです。

私はねー、邦題が気に入らないです。
まあ、内容がわかりやすいほうが手にとってもらいやすいのかもしれませんが。
Claudeはシリーズのようです。“英語版”とあったので、もともとは別の言葉で書かれていたのかな?

■Where’s Spot?  Eric Hill レベル0 総語数70語 ★★★
(邦題:コロちゃんはどこ?)
仕掛け本です。ご飯の時間なのにSpotがいない。どこにいるのかな、とお母さんが探すお話。
日本語だと“コロちゃん”なのですね。小さい子には“コロちゃん”のほうが親しみやすそうですね。

コロちゃんもシリーズですね。

■I Swapped My Dog Emily Bolam レベル1 総語数190語 ★★★
(邦題:)
Harriet Ziefert著。犬を飼っていた男が、その犬を別の動物と交換し、それをまた別の動物と交換して・・・というお話です。
「わらしべ長者」や「風がふけば桶屋が儲かる」を思わせますが、このお話は最後にお金持ちになったりはしません。

■Bowl Patrol!  Marilyn Janovitz レベル0 総語数30語 ★★★
(邦題:)
1ページに1つしか単語がなくて、見開きで(2語で)韻を踏んでいます。
イヌののどかな昼下がり、といった内容だけど(ほんとはそんなたいそうな内容はないんだけれど)、
1ページに一語でうまいこと表現しますわ。

■The Doggy Book Sara Fanelli レベル0 ★★★
(邦題:イヌのすべて)
本の本体そのものでも遊べます。ファネリさんらしい。
ファンキーでポップでぶっとんだ絵本なので、語数を数える気が萎えました。
もし数えた方がいらっしゃいましたら教えてください。
ファネリさんの本は独特のコラージュで不思議な気分になります。
最初のほうで世界のイヌ紹介のページがちょっとだけあるんだけど、
そこで「いぬ」と「ほね」がそれぞれの国の言葉で書かれています。日本の犬もいました。

■Clifford The Big Red Dog Norman Bridwell レベル0 総語数240語 ★★★★
(邦題:おおきいあかいクリフォード)
かわいい本です。大きな赤いイヌを飼っているEmily Elizabeth。
大きいがゆえに楽しいこと困ったことがいろいろあります。

“あかいこいぬのクリフォード”という本もあって、クリフォードの大きさの秘密がわかるらしいです。

■Walk the Dog Bob Barner レベル0 総語数460語 ★★★★
(邦題:)
いろんな種類のイヌがどんどん歩いてきて、最後はみんな揃って“Bark Bark!”という本です。
それだけの本なんだけれど、妙にはまりました。
巻末にそれぞれのイヌの特徴が簡単にかかれていて、それを読んだらプラス400語。読まなかったら60語。

アンガス君シリーズいきましょう!

□ Marjorie Flack レベル1

■Angus Lost 総語数400語 ★★★★
(邦題:まいごのアンガス)
ある冬の日、アンガス君は家の中に飽き飽きして外に出て行き、いろいろなものに出会います。
家に帰ろうとしたら・・・。

■Angus and the Cat 総語数420語 ★★★★
(邦題:アンガスとねこ)
アンガス君、家の中に猫を見つけました。
なんだこの生物は?と好奇心旺盛なちびっ子みたいに追い掛け回すアンガス君。
なんだかんだ言って、猫がいないと寂しいんだよねー。アンガス君、かわいい。

アンガス君、すっごくかわいいよー。
では次はハリー君。これも昔からありますよね。子供のころ邦訳読みました。

□Margaret Bloy Graham絵 Gene Zion作 レベル2

■Harry the Dirty Dog 総語数460語 ★★★★
(邦題:どろんこハリー)
■Harry by the sea 総語数1,200語 ★★★
(邦題:うみべのハリー)
<b>■No Roses for Harry!
  総語数740語 ★★★★
(邦題:ハリーのセーター)

絵がいいですよね。モスグリーンとみかん色の2色の濃淡で色がつけてあるの。
ぱっと目を引く色彩ではないんだけれど、味があります。
私はね、「ハリーのセーター」が意外に好きでした。

次はキッパー君。キッパー君を知ったのは絵本を読み始めてからです。

□Mick Inkpen作絵

■Kipper レベル1 総語数320語 ★★
(邦題:ぼくキッパー)
キッパーは自分のバスケット(ベットなのね)が気に食わない。
外へ飛び出していい場所を見つけようとしますが…。

■Kipper's Toybox Mick Inkpen レベル1 総語数410語 ★★★★
(邦題:キッパーのおもちゃばこ)
おもちゃ箱に誰かが穴を開けた!おもちゃはなくなっていないかなあ。

■Kipper's Book of Counting Mick Inkpen レベル0 総語数20語 ★★★
(邦題:キッパーと1・2・3 )
ただ数えているだけで、なんのひねりもない本。大人にはちょっとね。

さてさて、最後はイヌとネコの両方が出てくる本です。

■Miaow Miaow Bow Wow   Cat and Dog Tales  Emily Bolam レベル3 総語数4,100語 ★★★ 
(邦題:)
Francesca Simon著。イヌとネコの賑やかなお話です。
Honeyがバッフィンストリートのみんなと出会うところから始まります。
章に分かれているんです。だからこの語数。読み応えがあります。

■I Wish I Were A Dog Lydia Monks レベル0 総語数130語 ★★★
(邦題:いいないいなイヌっていいな )
「イヌの方がいいこと多くてよさそうじゃん」とネコはイヌになりたいと思うんだけど、
「そんなことないよ、イヌだってよくないことはあるし、猫だってこんなにとができるでしょ」と慰められるお話。
絵はコラージュ系でポスター風です。

絵本の紹介、今年は以上!ありがとうございました。

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最後になりましたが、
今年もいろいろとお世話になりました。ありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。
ではみなさまよいお年を!


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