Re: 乙女のためのロマンス小説のすすめ

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384. Re: 乙女のためのロマンス小説のすすめ

お名前: sakigoro
投稿日: 2004/10/2(23:40)

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Raquelさん、こんばんは。sakigoroと申します。
乙女のためのロマンス小説のすすめ、とっても興味深く読ませていただきました。
乙女ならぬ、むさいおっさんではありますが、ロマンス小説を読まないわけでもない。
実は、血なまぐさいミステリーものなんかに飽きたときの口直しに、
Suzanne BrockmannのUS Navy SEALシリーズなんぞも読んだりするのであります。
(ご存知かとは思いますが、ヒーローはSEALのエリート隊員で、ヒロインは大金持ちの娘だったり、
有能なジャーナリストだったりするのですが、テロとの戦いなぞを舞台に、ヒーローとヒロインが反目しながらも、激しい恋におちるというパターンの
作品群です。 コミックの世界のような気もするのですが、スーパーマンのようなヒーローが恋の駆け引きには、まったく初心だったりするのが微笑ましくて、
息抜きには読むのには最高であります。)

〉6.Devil's Bride / Stephanie Laurens  YL8〜9
〉  舞台は摂政時代の英国。
〉  Cynster一族が主人公の一連のシリーズ、"Bar Cynsters"の第1作。
〉  一族の長、St. Ives侯爵、Sebastian "Devil" Cynsterが主人公。

〉  ある嵐の日、Honoriaは銃で撃たれた若い男性を見つけた。
〉 そこを通りがかった男性(Devil)に助けを求める。若い男性は Devilの従兄弟で、
〉 手当の甲斐なくその夜亡くなってしまう。
〉  不可抗力とはいえ、未婚の男女が二人きりで一夜をともにすごすことは、
〉 スキャンダルになる時代。その言動から、Devil と呼ばれる彼が、Honoriaに
〉 求婚し、周囲を驚かせる。だが、独立心旺盛で冒険にあこがれる Honoriaは、
〉 誰とも結婚したくないと思っていた。。。
〉  そして、従兄弟の殺人者を捜すうちに、Devil自身、そしてHonoriaの命も狙われはじめる。

〉 上でご紹介した本にくらべ、かなりミステリ・サスペンス色が濃い作品です。
〉 傲岸な貴族ヒーローが、愛の前に膝を屈することができるかも、読ませ所。

Raquelさんのこの紹介を読んで、Devil's Brideを読むことにしました。
実はEbook Readerソフトを購入した時におまけでこの作品もついてきたのですが、
読まないままほったらかしにしていたのです。 Raquelさんの紹介に背中を
押されて読み始めました。
まだ3分の一くらいですが、なかなか面白いです。
紹介、ありがとうございました。
時代物は、今では使わない表現があったりして、最初はちょっととっつきにくいけど、
慣れると味があっていいです。

〉9.Banner O'Brien / Linda Lael Miller YL7〜8
〉   (Corbin家4兄弟もの。第1作。長男)
〉  1886年、ワシントン準州
〉  Banner O'Brienは、暴力夫から逃れ、医師の職に就くためにPort Hestingsに赴いた。
〉  そこで、Adam Corbinという腕が立つ医師のもとで働くことになる。
〉  Adamは傲岸でハンサム、時に暴力的になると言う噂もあったが、Bannerは何故か
〉 彼に惹かれてしまう。前夫にうけた仕打ちのせいで、恋愛なんてこりごりと思っていたのに。。。

Raquelさんの紹介で思い出しました。
同じ作家のHigh County Brideというのを読んで面白かったのを。
これは三部作シリーズの第一作目で、いつまでたっても独身のままで気ままな
生活をおくる3人兄弟に業をにやした父親が、一番先に孫の顔をみせてくれた
息子に広大な牧場を相続させるというのが物語りの発端です。
そのために繰り広げる三人兄弟のどたばたと恋の物語というシリーズのようなのですが、
長男に焦点をあてた第一作目しか読んでいなかった。
面白いので続きを読もうと思ってたのに.....
おかげさまで思い出しました。 ありがとうございます。

〉 リンダ・ラエル・ミラーは、日本でも翻訳が出ています。古くはハーレクインシリーズに、
〉 最近では、ソニーのヴィレッジ文庫からも出ています。
〉 いつ誰が名付けたのかは知りませんが、sensualの女王(!)と呼ばれるだけあって、
〉ラブシーンは熱いです。(ふぅ〜っ。赤面)

あちらの作家のロマンス物は、確かに熱いのが多いですね。
Suzanne Brockmannもかなり激しいです
ただ熱い描写といっても、日本のものと違って、まるでプロレスの描写を
読んでるような気がして、あまりどきまぎすることはない。これは、おっさんの強みなのか、それともコケがはえたみたいに、感受性が単ににぶっているというべきなのか....

〉10.Amaryllis  / Jayne Castle
〉  未来SFロマンス
〉  舞台は地球コロニー、St. Helens
〉  人々の中には、超能力を持つ者(talent)がでるようになった。しかし、
〉 talentが能力を発揮するには、 prismと呼ばれる人の能力の補助を必要とする。
〉  二人そろわなければ役に立たないのは、悪用を防ぐ天の配剤だと言う人もあった。

〉  さて、Amaryllis Larkは、高い能力を持つprism。Lucas Trentは、自分の会社で行われて
〉 いる不正を 自らのtalent(Detective Talent)を使って調査しようと、Amaryllisの
〉 事務所を訪れる。
〉  二人が調査を始めたとき、これがある殺人事件を掘り起こすことになるとは、
〉 予想だにしないことだった。。。

これも面白そうですねぇ。 チェックしときます。

〉ではでは、みなさま
〉好きなものを好きなように、楽しい読書を♪

ミステリー以外にいろんな傾向の作品の紹介がされるようになって、
この板もずいぶん活気がでてきました。
ありがとうございます。

Raquelさんも楽しい読書を。


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