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3100. Re: Reading Group Guideってなんですか?
お名前: Ry0tasan http://tadoten.blog122.fc2.com
投稿日: 2012/9/4(17:30)
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"柊"さんは[url:kb:3099]で書きました:
〉皆さま、こんにちは。世界史好きの柊です。
柊さん、
ご無沙汰しております。
わたしも確実なことは知りませんが、
面白そうな話題なので便乗させて下さい。(^-^;)
〉歴史小説には最後にかなりの確率で、reading group guideとか、discussion pointとか、そういう質問集がついています。何人もで読んで、話し合うような。(この主人公はなぜこうなったのか、著者はなぜこのシーンから小説を始めたのか、等)
そうですね。
学校むけの本には、
1980年代でも巻末付録として discussion points を見かけることがありました。
おっしゃるとおり、
最近は reading group guide という見出しで似た様な付録を見かけますね。
読書を楽しむ人が世の中にもっと増えたらいいな、
という気持ちで色々な活動をしている人たちがいます。
図書館でイヴェントを行なったり、
作家のサイン会・講演会・朗読会などもあります。
学校で行なう朝読書もそうです。
そういった活動の一つとして、
読書会を薦めている文章を見たことがあります。
出版社も、
そういう活動を意識するようになったのかもしれません。
〉私は最初は歴史ではJean Plaidyという、史実を大事にする人にはまっていたので、歴史に親しみやすいように小説から入って、読後に歴史について考えさせるんだな、と思いました。この人の本は、日本国内の大学にもよくおいてあるようですし、英語圏の歴史専攻の大学生のマスト・アイテムなのか、と。
それは分かります。
若い人たちも教科書だけではなかなか歴史に関心を示さないし、
いろいろな触媒は必要でしょう。
〉でも、歴史を無視しまくった小説にも大抵ついているし、小説とは思えない、グループで読んだり人に勧めるとは思えないレベルの作品にもついている。
歴史の授業で使うなら、
どこまでが史実で、
どこからが創作なのかを
確認しておく方が望ましいと思います。
日本で言う国語に相当する授業でも使います。
グループで読むのに適さない本にもそういう付録がついているのは、
その方が売れると出版社の方で考えてるのかもしれませんね。
〉Reading Group Guideって、誰がなんのために使うんですか?
読書会を主催する人なら、
本の選択に悩んだり、
事前に何冊も読んでみたりします。
そういうとき、
巻末付録がある方を選ぶこともあるでしょう。
以上、
とりとめのないことを書きました。
ご笑覧ください。
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