[掲示板: 〈過去ログ〉本のこと何でも -- 最新メッセージID: 3237 // 時刻: 2024/11/23(03:18)]
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お名前: Ry0tasan http://tadoten.blog122.fc2.com
投稿日: 2008/12/1(10:49)
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こるもさん、
たかぽん、
おはようございます。
最初は "bunny" と "rabbit" の違い、
あるいは "hare" との違いを知るために調べ始めたけれど、
Wikipedia の文章を読んでいるうちに、
当初の目的には拘らず、
色々と面白い発見ができ、
ウサギへの理解が広がったようですね。
最初のきっかけは調べることだけれど、
新しい世界を発見し、
最終的には読書を楽しんでしまったわけです。
それはそれで素晴らしいことです。
それでは疑問にお答えしましょう。
(以下は楽しくないことですから、
ご覧にならなくても結構ですよ。)
実物や絵で rabbit と hare を知っている人なら、
その違いは一目で、
一瞬で分かるんです。
「ウサギ」という日本語に訳さなければ、
子どもでもわかります。
一方、
"rabbit" と "bunny" の違いは、
実物や絵や写真でも分からないので、
要するに言葉の表現の違いであると、
いずれ分かります。
それに比べると、
Wikipedia を通したご説明は、
ひどくまわりくどいように思えました。
ニュージーランドから日本へ輸入されたとか、
動物分類学の専門用語をお使いになっていると、
ますます違和感を感じました。
正直に申し上げれば、
実際の動物を知らずに文献だけを読んでいる人の話を聞いている様な不自然さを感じたのです。
こういう形で知識を積み上げて行くと、
大事な局面で大きな間違いをする確率が高まると思います。
このことは黙っているつもりでしたが、
こう申し上げないと納得なさらないご様子なので、
あえて書きました。
勿論、
多読というか読書だって万能ではありません。
ウサギについて知りたかったら、
実際にウサギを飼うのが一番だし、
それが難しかったら、
動物園か農場かイタリア料理店へ行く方が望ましいと思います。
以上、
こるもさんには釈迦に説法かもしれませんが、
自戒の意味もこめて書きました。
おまけ、
舟崎克彦さんというかたが絵を描いている『いなばのしろうさぎ』が手元にあります。
この絵本のウサギは hare の体型で、
サメに皮を剥がれるまえから白くありません。
もともと白くなかったという絵になっています。
最後に蒲の穂でやっと白くなります。
▲返答元
▼返答