[掲示板: 〈過去ログ〉本のこと何でも -- 最新メッセージID: 3237 // 時刻: 2024/11/24(06:34)]
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お名前: Raquel
投稿日: 2008/7/27(15:07)
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パピイさん、こんにちは。
ロマンス本700万語通過、おめでとうございます。
今回もすごいボリュームですね。
"パピイ"さんは[url:kb:2691]で書きました:
〉■ 本の紹介 (読んだ順に紹介しています)
〉◇ Slightly Tempted / Mary Balogh YL6.5語数:106,000 ISBN:0440241065
これ、シリーズの中でもとても印象的な作品でした。
パピイさんもおっしゃるように、ワーテルロー前後の状況が鮮やかに描かれていて、
とても勉強になったといういい方は変ですが、あらためて興味を持ちました。
ところで、このラストを見て即、次を読みたくなりませんでしたか?
〉◇ Brighter than the Sun / Julia Quinn 語数:89,423 ISBN:
初期の Quinn はつい後回しになっているんですが、何だか面白そうですね。
〉◇ The Raven Prince / Elizabeth Hoyt 語数:88,895 ISBN:0446618470
〉この物語の特徴とも言えるのが、主役の二人ともいわゆる美男、美女ではないということです。
そう、片方が plain とか、心身に傷があるという設定はよくありますが、
両方とも不細工じゃないけど美しくないというのは珍しいですよね。
Hoyt はわたしも読みやすいと思ったんですが、Writing が少しモダーンな
感じがします。
〉◇ Dream A Little Dream / Susan Elizabeth Phillips語数:114,732 ISBN:0380794470
これは、泣けますよねー。
でも、ずいぶん昔に読んだので、どこが?と聞かないでください(爆)
〉◇ Mr. Impossible / Loretta Chase語数:98,279 ISBN:0425201503
わたしは Chase を偏愛してますが、これは中でも特に面白かったと思います。
翻訳がイマイチ話題にならなかったのが納得いかない。。。(*boo-ing*)
〉この作品、古代エジプト遺跡を舞台に、行方不明の兄を探しに行く道中で、誰が何のためにという謎解きも
〉加わって、ロマンスというより冒険活劇映画のような展開で楽しめます。
そうそう、インディジョーンズとかね。
一見お馬鹿っぽく見えて、実はとても頭の切れるヒーローがお気に入りです。
あと、ちょっとネタバレかもしれませんが、長男以外のヒーローたちが、色々足掻いた揚げ句、
結局、父親の命令通りにお金持ちのヒロインと結ばれるのが、わたしの笑いのツボなんです。
〉◇ By Design / Madeline Hunter 語数:110,000 ISBN:0553582232
これは何というか、面白くなかったという印象しかありません。
ヒロインが非常に頑なで、ヒーローが非常にいい人というパターンは、
He deserves more、と思ってしまいます(笑)
〉◇ The Protector / Madeline Hunter 語数:94,000 ISBN:0553583549
このシリーズ、ここからは未読です。
Madeline Hunterって、歴史のディテールとかが非常に鮮やかに描かれていて、
時にやり過ぎで、ロマンスが負けていることもありますが(爆)、とても読み応えがあります。
〉◇ Devil's Bride / Stephanie Laurens 語数:124,936 ISBN:038079456X
〉(112 customer reviews この身を悪魔に捧げて)
〉頁をめくると、Bar Cynster一族の家系図があります。登場人物がたくさん出てきそうで、ちょっとめげます(苦笑)
延々とスピンオフが続いていて、スゴクめげます(苦笑)
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〉ロマンスの方は、Devilの執拗な求婚と一歩も引かないHonoriaの図式で物語は進みますが、彼女がなぜ
〉結婚をいやがるのかという理由が途中で明かされますが、私にはいまいちの理由に感じました。
一応「メイン」とされる理由は、確かにちょっと弱いなと思いましたが、
自立心旺盛で結婚しなくても生きていけるヒロインが、独裁的ヒーローを夫に持つことで、
自由を失ってしまうという葛藤は、よく理解できました。
それに、プロポーズしてくれてないのに、上段的に「結婚するぞ」って決めつけられても(笑)
〉一方犯人探しは、Devilにも危険が及び、結婚したHonoriaにも魔手が及んできて終盤までサスペンスは
〉盛り上がって楽しめました。ただ登場人物が多く、時たま家系図を見て人物関係をチェックしているうちに
〉私には犯人が誰だかわかってきましたよ。
わたしは、女性の直感で(爆)、最初から分かりましたよ。
〉この作者の作品は初めてでしたが、文体は読みにくいというよりも、遠まわしな描写・表現が多く、
〉わかりにくかったです。最初の紹介の6行分は、たった約3頁分ですが、読んだ時よくわからず投げ出して
これ、初めて読んだのがちょうど4年前、約200万語という、超キリン読み(苦笑)で、
凄く読みにくかったのを覚えています。
最近出た翻訳で読み返してみましたが、最初の辺りは、パピイさんもおっしゃるとおり、
なかなか本題に入っていかないので、ある程度のスピードでブルドーザーのよう(?)に
力業で読んでいかないと辛いかなと思います。
〉◇ Stranger in My Arms / Lisa Kleypas 語数:91,657 ISBN:038078145X
〉評価が分かれているようですが、私は楽しく読めました。
わたしは、全くダメでしたー。今まで読んだ中で、一番(積極的に)キライです。
〉クレイパスの作品もこれで14冊目、クレイパスの作品にあまり悪い印象を持たない私の感想は、
〉そのまま鵜呑みにしないでくださいね(爆)
うーん、パピイさんはクレイパスヒロインに寛容ですよね。(←責めてるわけじゃありません)
同性の読者には、このヒロインとか壁の花の「夏」ヒロインとか、非常に評判悪いです。
〉◇ To Sir Phillip, With Love / Julia Quinn 語数:86,713 ISBN:0380820854
これは、あまり印象に残っていません。
(ブログを読み返してみたら、メインのロマンスがつまらなかったと書いてありました・爆)
〉■最後に
〉70冊もロマンスPBを読んでくると、映画やテレビドラマをロマンス基準で面白さを
〉チェックしている自分に気がつきました(笑)
パピイさん、相当重傷ですね(笑)
でも、楽しそう。
「ちりとてちん」は、わたしも毎朝楽しみに見てましたよ。
では、次の100万語も楽しい読書を♪
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