[掲示板: 〈過去ログ〉本のこと何でも -- 最新メッセージID: 3237 // 時刻: 2024/11/24(11:24)]
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古川@SSS"さん、ryOtasanさん、こんばんは。
今夜は、遅いので、これで終わりますが、以下、述べます。
〉古川です。
〉前後をきちんと読んでいない、単なる感想なので、
〉無視して頂いてもかまいません。
〉〉 democracyは、おそらく、民主主義に対応した言葉だと思います。
〉〉 詳しくは、政治学などの専門書を見れば、わかると思います。
〉〉 Ry0tasanさんは、誤解されておられないと思いますが、西欧のdemocracyは、日本に定着していないという一部の見解がありますから、西洋のdemocracyと日本の民主主義は、その意味する内容が同じではないという見解があります。
〉〉 民主主義という言葉から、democracyという語が1対1で対応する言葉であることを、まず、確認すれば足りるのであり、そこから、いろいろな知的
〉democracy は、民主主義 より 民主政体 が正しい訳かと思います。
〉そのほか
〉 United States は、合衆国 ではなく 合州国 が文字通りただしい
〉訳でしょう。
〉数学用語なら、
〉 rational number は、ratio 理性ではなく 比のことですから、
〉有理数 では意味不明で 有比数 が本来ただしい訳だと思います。
〉 freedom of press は 出版の自由 より 報道の自由 が
〉本来の意味でしょう。
〉このように本来の意味が、初期の 1対1訳によって、
〉まちがったイメージになって、日本では定着いる訳語がかなりあると
〉思います。
〉それでは。
以下述べること。
調べていませんが、おそらく、freedom of press は 出版の自由 と 報道の自由 の双方が、原語として、あり得ると思います。
その場合、出版の自由(freedom of press)などと記載するのが、良心的です。
つまり、日本語訳の次に、本来想定している英語を記載することです。
概して、訳語は、本来どれが正しいか、争いもあります。
訳語がいい加減でよいとは、決して言いませんが、問題は、その次に、定義する内容です。
近代用語、現代用語を述べたときには、必ず、次に定義を述べることが求められるのです。
定義なしに使用されると、誤解の原因になります。
日本語が、本来の英語の原語と違うだろうというのは、私も、感じることがあります。
しかし、その日本語は、ある英語に1対1で対応していることがわかれば、その日本語に対応する英語が、わかります。
対応する英語がわかれば、その次に進めます。
なお、私は、訳語が不当だと言われているものについても、その訳語が、そんなに不当であり、ただちに変更を迫られているとは、あまり感じない方です。
そういう議論があるということを、きちんと把握しておけば足りると思います。
しかし、定義の方は、間違っているかどうか、過不足ないかどうか、きちんと吟味しなければならないのです。
そして、その英語を、今度は、日本語に訳する場合に、場合に応じて、複数の日本語と対応させることとは、また、全く別個の次元のことです。
なお、英単語を1個の日本語訳で覚え、場面に応じ、別の言葉を思いつかないなどという現象が仮にあるとすれば、本来は、論外であり、その現象の確率がどのくらいの人数であるかを考えるべきだと思います。
それでは、また
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