[掲示板: 〈過去ログ〉本のこと何でも -- 最新メッセージID: 3237 // 時刻: 2024/11/24(11:55)]
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主観の新茶さん、初めまして。fionaと申します。
他の言語については良く分かりませんが、エスペラントの部分は的が少し外れているように思いましたので、書き込んでおきます。
以下の部分ですが、
「5 最後に、エスペラント語 malsovagxigiであるが、エスペラント語は、接辞語を多用し、ラテン語系など古い言葉の語源から、単語を新たに作るのであるらしいから、それを前提とすると、malは、英語の接頭辞と同じであり、あまり良い意味を持たない。
sovagは、英語のsoverignに似ている。語感としては、たとえば、統治だ。権力者のことを客観的に表現しようとする語感だと思う。igiは、よくわからないが、名詞の接尾語であるtion,つまりxion であるという気がする。」
「mal」には、特に良い悪いと言う意味合いは無く、単純に「正反対」を示す接頭辞です。
次に、「sovagx」ですが、この綴りのうち「gx」は正確には、「g」の上に「^」の付いた一つの文字です。パソコン等では普通、この文字を打てないため、エスペラントでは使わない「x」を後ろにつけることによって、「g」+「^」であることを示します。
この、「sovagx」は「野蛮な;野生の」と言うような意味を示す語幹で、英語なら「savage」が近いのではないでしょうか?
最後の「igi」は、動詞以外に付いたときは、「〜の状態に変わらせる」と言う意味の動詞をつくる接尾辞です。
3つをくっ付けると、「野生とは正反対の状態にする」というような動詞が出来上がります。
日本語にしたら、「飼いならす」と言うような言葉になるのでしょうか。
何にしても、統治とか権力と言った意味合いは無いように思いますし、「名詞」ではなく「動詞」です。
最後に、正確に言えば「エスペラント語」ではなく「エスペラント」です。言語そのものの名前が「エスペラント」ですので、「語」は必要ありません。
ただ、「言語」であることをわかってもらうため、あえて後ろに「語」をつけ、「エスペラント語」と書くことはよくあるようです。
ではでは。
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