[掲示板: 〈過去ログ〉本のこと何でも -- 最新メッセージID: 3237 // 時刻: 2024/11/24(09:56)]
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お名前: Ryotasan
投稿日: 2008/5/20(09:23)
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主観の新茶さん、またまた興味深いご投稿をありがとうございます。
英語の The Little Prince や、
日本語の『星の王子さま』には、
大人の読者を夢中にさせ、
さまざまな解釈を試みることが可能で、
それを熱く語らせてしまう力があるようですね。
いろいろな解釈を拝読するのも僕にとっては楽しいです。
そういう気持ちで、
主観の新茶さんの投稿も楽しませてもらっています。
日本で長らく読まれて来た内藤訳は、
フランス語の原文やいくつかの英訳に比べると、
文章のリズムが間延びしており、
個人的には苦手です。
でもその間延びした文体が哲学的な雰囲気を醸し出し、
神秘的な印象を高める手助けになっているのかもしれませんね。
王子がキツネと別れた理由の一つは、
小惑星に残して来た花に対して責任があることをキツネから教えられたせいかとも考えられます。
おっしゃるとおり、
二人とも群れの中で生きるタイプではないし、
ずっと一緒に暮らすほどの魅力を感じていたわけではないでしょう。
(キツネも幅広い領域に関心を持ってはいません。)
最後に、
英単語について色々と考えてらっしゃるようですが、
辞書的な知識は一旦忘れて、
英単語が使われている文脈を重視して多読を続ければ、
もっと色々なことが分かるでしょう。
たとえば yellow が黄色より広い範囲をあらわす単語で、
gold や light-brown や cream-white も含んでいることなども、
気づくでしょう。
あるいは、
have という単語自体には所有の意味が無いことなども、
意外に早く気づくと思います。
これからもご活躍を期待して、
Happy reading!
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