Re: 星の王子さまについてお二方への返礼等

[掲示板: 〈過去ログ〉本のこと何でも -- 最新メッセージID: 3237 // 時刻: 2024/11/24(11:57)]

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2585. Re: 星の王子さまについてお二方への返礼等

お名前: Ryotasan
投稿日: 2008/5/14(09:40)

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主観の新茶さん、
丁寧なお返事をありがとうございます。

僕は1970年に小学生で、
78年に手探りで英語の多読を始め、
79年に大学生になりました。
でも、
過去歴についてはご自由に想像して下さっても結構です。(^-^)

英語で初めて The Little Prince を読んだのは79年です。
この作品に対して、
親しい友人に対する気持ちと同じ様な感情を抱いていますが、
神秘性は感じていません。
作品の受け止め方は人それぞれで構わないと思っています。(^-^)

フランス語で Le Petit Prince を読んだことはありますが、
"apprivoiser" の語源が分かるほどの知識は無いです。
ここでは何種類かの英訳からキツネの性格を考え、
このキツネの語彙にふさわしいのはどういう単語かを判断するにとどめます。

この話に登場するキツネは、
人間から鶏を盗んだり、
猟銃を持った人間から逃げることにしか普段は興味を持っていないキツネらしいです。
生活体験に根ざした知恵や狡猾さは身につけているようですが、
教養のあるタイプではなさそうです。
言語に対する不信感も表明しています。
豊富な語彙を駆使して話すより、
身近な具体例を示す方が得意な様です。

ですから、
仮に英語を話すキツネだとしても、
限られた語彙の中で話す方が自然です。
ラテン語起源の単語を豊富に使うキツネではないような気がします。
(フランス語を話すキツネなのか、
英語を話すキツネなのかで、
語彙の選択も違ってくると思います。)

日本語だったら、
たとえば宮沢賢治の作品に登場する動物たちが、
辞書的な日本語から外れた日本語の表現を用いることがあります。
そういう見地から、
キツネの言葉を考えても良いと思います。

ご指摘のとおり、
tame は古くから英語の中で使われいる単語であり、
ラテン語系ではないです。

以上、
まとまりのない投稿ですが、
ご笑覧いただければ幸いです。


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