[掲示板: 〈過去ログ〉本のこと何でも -- 最新メッセージID: 3237 // 時刻: 2024/11/23(12:22)]
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お名前: そうこ
投稿日: 2007/2/21(14:36)
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Ryotasanさん、みなさん、こんにちは。
そうこと申します。
こちらのスレッドを興味津々で拝見しておりました。
もう少し、お話を伺いたくてやってきました。
〉多読の中でより効果的な語彙増強をお望みであれば、次から次へと新しい本を読むより、気に入った本を何度も読む方が良いです。(科学的な根拠は示せませんが、経験的にそのことを強く感じています。) 勿論、頑張って何度も読むという意味ではなく、つまらなければやめ、再会の時期を待って下さい。
〉読み終えてすぐにその本を再読するより、何ヶ月か間をおいてからの方が楽しく再読できるかもしれません。僕は 80年代に Charlotte's Web を読み、90年代にロビン・ウィリアムズさんが映画の中でこの作品を朗読しているのを見て再読して、それから原作者の朗読を聴き、最近3度目の通読を終えました。
「気に入った本を何度も読む」の具体的なお話、とても参考になります。
〉100万語を超えた人が多読を側面から補強する方法としては、辞書の読み比べが良いと思います。学習者用の英英辞典を中心に、興味のある項目を比較するのです。その際、重要なのは例文です。定義や語法だけ読むのではなく、例文も一緒に読んで下さい。近くにある関連語も目を通しておくと良いです。例えば line という単語の説明や例文を読んだら、そのあとに並んでいる lineage, lineal, lineament, linear なども読みます。一つ一つに単語に注目するより、さまざまな単語の相互関係を理解する方が記憶にも残ります。
この単語増強法にはロングマン現代英英辞典(見出し語80,000語)と同等程度の英英辞典を使用すると考えていいでしょうか?今回久しぶりにロングマン現代英英辞典を読んで見ると、以前に比べれば抵抗感が減っている気がしましたが、手元に置いて使う辞典としては、まだ私には敷居が高いような気もします。一応、100万語を超えてはいるのですが、すぐに慣れてくるでしょうか?
〉背景知識については、地名や人名を手がかりに、百科事典、人名辞典、地図帳、地球儀や、それに類するソフトウェア、あるいはこのスレッドの上の方に出てきた参考書などを使って、楽しみながら調べるのも良いでしょう。(日本語で説明してある百科事典や人名辞典という意味ではありません。)
〉勿論、これらの勉強のために多読を中断することは好ましくないです。多読は多読で楽しみ、それ以外の時間に少しずつ行なうぐらいにとどめた方が良いです。多読の中で未知の単語に出会ったばあい、自分で使いこなせるほど正確にその単語を知らなくても構いません。前後関係で見当がつく程度に分かっていれば良いのですから、単語の勉強も気楽に行なう方が良いです。
〉ここから更に上のレベルを想定した語彙増強もありますが、ここで一旦切りますね。
私が現在使用している英英辞典はLongman Basic English Dictionary(見出し語7,800語)です。
単語の意味を調べたり、パラパラと読んだりしています。
それから、イラストいっぱいのThe DK Children's Illustrated Dictionary(見出し語5,000語)、
子供向けの百科事典Kingfisher The Little Encyclopedia(ミグさん、ご紹介の本)と
Scholastic Children's Encyclopedia(3行に要約された水色の文字の部分を主に読んでいます)を
多読の一環として読んでいます。絵本、児童書を読んで出会った単語をみつけてはよろこんでいます。
と、こんな状況の多読初心者なのですが、初級編としてはこのような方法はどうでしょうか?
良い方法をご存知でしたら教えていただけたらと思っています。
上級編の解説にも興味津々ですが、初級編についても少しふれてもらえるとうれしいです。
どうぞよろしくお願いします。
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