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2113. Re: アメリカの教科書:Core Knowledge Series
お名前: Cheeks
投稿日: 2007/2/8(12:06)
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Ryotasan, ミグさん、そして皆様、おはようございます。
Cheeksと申します。私は、ネズミの鼻息でも飛んでいってしまいそうな小さな教室で、子供たちと英語を通じて遊ばせてもらっている幸運な者です。
Core Knowlegde Seriesは、りっぱな英会話学校を経営できている友人から聞いたことがある本です。とても面白いとききました。子供たちにというよりは、Core Knowledgeは私に必要と思われますので、ぜひ手に入れなければと思ってます。
〉この本を書いたE・D・ハーシュ教授は、米国の学校で reading を教えている先生や、子どもの教育に関心のある親たちのあいだで有名な人物です。読解力に対して80年代から独自の仮説を提唱してきました。
〉米国の学校では reading の方法を重視し、背景知識を軽視してきたため、子どもたちの reading 能力が低下したと言うのです。対策として、本を書く人たちが常識と仮定している共通の背景知識を子どもたちに教えるべきだと考え、そのための辞書や参考書を開発してきました。
なるほど。随分昔に、随分田舎の(オザーク、アーカンさー州)に行った際、小学校でslow learnersにreadingを教えるお手伝いをしました。其の時は、確か教科書をひたすら読むのを助けてあげた記憶があります。あまりにも、読むのが大変そうなので、もっと読み聞かせをしてあげてからにすればいいのになー!と思いました。
〉もう少し具体的に言うと、フラッシュカードを使って単語を学んだり、断片的な例文を分析するような授業より、常識的な地名や人名、歴史上の事件、ことわざや、マザーグースの詩、有名な作品の題名などを教える方が reading の力を伸ばすことができるというものです。
なるほどー。そこから、Info Trailのようなすばらしい本が出てきたのでしょうか。
〉本を読んでいて分からない箇所に出会ったとき、僕たちは単語や構文が分からないせいだと思いがちですが、分からないのは背景知識が足りないせいだと、この先生はおっしゃるわけです。皆さんどう思います?
多くの日本人が原文で洋書を読んだ場合、両方の欠落な気がしますが、確かに背景知識が足りないと英語の単語意味や構文を知っていても、なんの話だか分からないということってたくさんありますから。最近、大学生をしているので、所謂アカデミック(私のようなレベルの人にとって)な本を読む機会が増えて、自分の母国語の難しさと自らの教養のなさに驚きの毎日です。私は、背景知識が足りていない典型的な例かもしれないです。考える力なるものは、ある程度の背景知識を学んで、そこから沸き上がるものなのでしょうか?
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