[掲示板: 〈過去ログ〉本のこと何でも -- 最新メッセージID: 3237 // 時刻: 2024/11/23(23:16)]
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お名前: すけさやママ
投稿日: 2007/1/10(10:09)
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Julie、おひさしぶりです! すけさやママです。
お返事ありがとうございます。
〉杏樹さんに賛成!
〉わたしも戯曲は苦手だったんだけど、舞台や映画をみてから
〉楽しめるようになりました。
そうなんですかー。
〉たとえば、
〉「あんたなんかきらいよ」
〉「こっちこそ、お前みたいな女いやだよ」
〉「あんたなんか、短気で、単細胞で・・・」
〉「なんだと!」
〉(二人キスをする)
〉と書いてあったら、???なのですが、
わははは、このたとえ、面白い!さすがJulieさん。
しかも分かりやすい♪
〉お芝居になると、最初は喧嘩してたのに
〉だんだん役者さん同士の目と目があって、
〉恋する目になって、
〉でもクチではまだ憎まれグチをききながら
〉二人の距離が縮まって・・・となるわけです。
〉そして、その一連のシーンの中の、
〉どの台詞のあたりで二人が恋に落ちたかは、
〉演出家や役者、読者の解釈の自由です。
〉そういうところがねー、いろんなバージョンがあって、
〉謎解きみたいで楽しい。
なるほど、なるほどー。
〉シェークスピア劇入門で観るなら、アル・パチーノの映画
〉『リチャードを探せ』がいいです。
〉これは、『リチャード3世』というシェークスピアの芝居を
〉アル・パチーノが映画にすることになったという設定で、
〉舞台裏と映画のシーンが劇中劇の形で同時進行します。
〉これがねー、実にうまーく、『リチャード3世』を紹介していて、
〉歴史モノだし、人間関係入り組んでるし、
〉どうしたらお客さんにわかりやすく観てもらえるだろうと
〉アル・パチーノが悩んだり、
〉主人公はせむしでびっこの醜い悪党なんですが、
〉これをどの程度醜くするかとか、
〉イギリス英語の発音ができないと悩んで英国へ行って、
〉子どもたちの演じる『リチャード3世』を見学したりとか、
〉もー、この脚本を舞台にのせる上でのポイントが目白押しなんです!
〉解釈の分かれるところは、仲間たちと議論しあって、
〉その結果を劇中劇でみせてくれるし〜。
わあ、それは面白そうな映画ですね。
早速探してみます!
(あと、今彩の国劇場で蜷川幸雄のシェイクスピアシリーズやってるみたいなので、物色中なんです。)
〉英文科の授業でも、こういうふうに教えてくれたらいいのにねー。
そうですよねーまったく(ブツブツ・・・)。
でも、この年になって、シェイクスピアのやり直し(?)が楽しくできそうで、
とっても嬉しいっす!
ご紹介ありがとうございました!
(以前掲示板でいっぱい遊んでいただいて楽しかったなあと思い返してみると、
もう3年も経っている!時の経つのは早いですねえ・・・)
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