戯曲型式に慣れる方法

[掲示板: 〈過去ログ〉本のこと何でも -- 最新メッセージID: 3237 // 時刻: 2024/7/17(01:12)]

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2023. 戯曲型式に慣れる方法

お名前: Ryotasan
投稿日: 2007/1/6(22:04)

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簡単な英語の副読本や絵本から始めて本格的な洋書を読めるようになったのと同じように、戯曲形式に慣れる方法を考えてみました。一応は番号をつけましたが優先順位はありません。

1. すでに小説形式で読んだことのある物語の戯曲版を読む。
ルイ・サッカーやローアル・ドールの作品を戯曲形式に直した本がいくつか出版されており、英語文化圏の学校などで上演されています。

2. Graded Readers に入っている戯曲を読む。
Oxford Bookworms には Playscripts と言って、戯曲形式の本もいくつかあります。英語が簡単な分、余裕を持って読むことができると思います。

3. 観たことがある映画の脚本を読む。
映画の脚本 (screenplay) も戯曲形式で書いてあります。舞台版でなくても、戯曲形式に慣れるには良いと思います。Twelve Angry Men などは、映画のDVDを観てから洋販ラダー (舞台版) を読み、それから原書の戯曲に進むこともできます。

ただし、Amadeus は映画と舞台で同じ台詞がほとんど無いのでご注意ください。

現代戯曲のほとんどは話し言葉で書かれています。すでにペーパーバックの小説を読めるかたのばあい、形式に慣れれば、上演を観たことが無くても楽しく読める作品が多いです。僕がこれまで読んできたペーパーバックの中で最も衝撃的だったのは戯曲版の The Elephant Man でした。


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