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お名前: 柊
投稿日: 2007/1/6(17:48)
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すけさやママさん、初めまして、柊と申します。
〉この作品、戯曲なんです。
〉そして私は昔から戯曲や脚本を読むのが大の苦手なのです。
〉シェイクスピアの作品群は日本語でも読めなかったし、
〉ゲーテのファウスト(もちろん邦訳)も途中で投げました。
〉最近では向田邦子の「あ、うん」も途中で投げました。
〉これ以外にも、今まで価値のある作品をたくさん投げて来たと思います。
〉とてももったいないことのような気がしています。
〉戯曲や脚本が普通に楽しめる方がいらしたら、
〉読むコツを教えていただけないでしょうか?
〉苦手だけれど、こういう工夫をしたら読みやすい、というお話もとてもありがたいです。
〉(読みにくいよね〜という単なるうなずきレスでも(^^)/)
ええ、私も苦手です申告をしに来ました。シェイクスピアは私も駄目でした。日本語でしたけど。
それともう一つ、例外的に読める場合の報告です。
すけさやママさんがお読みになったのは、ファウストのどの版でしょうか。池内紀さんの訳は、現代の普通の言葉で書かれているので読みやすかったです。赤川次郎(たとえが古い?)並みと言ってもいいかもしれません。吉村達也並みでも可。池内訳でも駄目だった場合、私の報告が役に立たないかもしれませんが。
それから、大好きなクドカンの「タイガー&ドラゴン」も読めるし、よく読み返して喜んでいます(DVDを買うより、脚本を買った方が安かったんです)。
タイガー&ドラゴンの場合、先にドラマを見てから脚本を読んでいるので、視覚的イメージはできているので置いておくとして、読みやすい読みにくいというのは、結局は好みなのかと思っています。
〉戯曲や脚本を読めないっていうのは、想像力が不足しているからなのかな?
〉それとも、そういう作品は演劇や映画などのために作られているものであって、
〉そもそも読書には向かないものなのでしょうか?
読書目的ではないという可能性はあるでしょうね。想像力の欠如にしてしまうと、ちょっとさみしいです。
でも、シェイクスピアなんかはよく、文学全集に入っていますし、戯曲みたいな形式で書いてあってもプラトンの「ソクラテスの弁明」(これも読みやすかったですね)などは、あれは裁判記録というのが一番近いのであって、上演目的ではないはずです。もっとも、プラトンは私が読んだ本に入っている分はすべて、名前が書いてあって台詞が書いてあるという、戯曲状態でしたが、あれは一応哲学書という分類になるはずです。
〉変な質問で申し訳ありません。
〉何でも構わないのでアドバイスいただけると嬉しいです。
はい、こちらも変な返事ですみません。
結論としては好みによるということで、アドバイスにはなっていない気がしますが、とりあえず、私も基本的には戯曲形式が苦手です。
朗読あるいは、上映されたものを見るというのが基本でしょうけど、それで原作とは違う色が先について、原作を読んでもそっちがちらついて、となってしまうと、嫌ですよね。この間、小公女の朗読を聞いたのですが、思いきりアメリカ英語で、元々がイギリスのお姫様みたいなお金持ちの話なので、聞いてて嫌でしたから。
うーん、誰か他にアドバイスの人を待ってください。そのうち何か、きっといい方法が見つかります(他力本願)。
〉それにしても、ここまで苦労しても読みたい!と思える作家に出会えたのは、
〉多読のおかげだなあーとまたまた感謝の気持ちでいっぱいです。
〉(Dahl、Sachar以来、こんなにわくわくするのは初めてです♪)
おめでとうございます。
多読を始めて私も好きな作家が増えてうれしいです。選択肢がものすごく広がりますからね。その代わり、未読本が冗談抜きに山のよーに、タワーのよーに増えていますが。
Enjoy English!
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