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お名前: 摂津富田
投稿日: 2006/8/8(12:24)
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カリフォルニア・ガイさん,ヨシオさん,はじめまして!
酒井センセ,こんにちは.
セッツトンダです.
コスモピア(株)のハリポタのページ,ここ↓
http://www.e-teststation.com/hp/analyze.html
に,一部データがあります.
これによると,固有名詞や造語も含めて4000〜10,000語
が用いられているようです.
但しここでは,’everythin’, ‘comin’ や,’aaaaarrrgh’,’aaaaaaaaaaarrrrrgh’,
さらには ‘3’,’1637’ なんて数字もそれぞれ別の語彙としてカウントしています.
分析の中で,
「高校1年生レベルの語彙があれば、大ざっぱに見て、
90%くらいの単語がわかる、見当がつくと思われる。」
と述べられているのも,この辺を考慮してのことのようです.
GRでは,’tie’ と ‘untie’ は併せて1語,
また ‘news’ と ‘paper’ が既知語なら ‘newspaper’ も既知語といった
数え方になっているそうなので,単純比較は難しいようです.
それともうひとつ,これは個人の方のサイトなのですが,
「英語語彙増強と記憶に関するサイト」の管理人さんは
「英文学を読むのに必要な語彙水準の考察」と題して,
アンやホームズの分析結果から,40,000〜60,000語が必要と
結論付けてられます.
最後に,個人的な感想ですが,
1ページあたり200〜400語前後の本の中に、20〜40個も知らない単語があると
余程飛ばし読みが得意でないと,少しきついかなと感じます.
いまの富田の‘飛バシビリティ’だと1ページに5〜10個の未知語が上限で,
98%ぐらいの識語率は欲しいところです.
上記管理人さんの分析も,このあたりを目安にしているようです.
とはいえ,児童書の中に出てくる
‘Supergigando yuck!’ なんて台詞はちっとも苦にならないわけですから,
既知語,未知語の数え方は,藤田マコトに難しいという
あたり前田のクラッカーな結論で,お暇致します.
▲返答元
▼返答