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お名前: れな
投稿日: 2004/6/19(22:44)
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杏樹さん、こんばんは。れなです。 レスありがとうございました。 〉れなさんの紹介してくださるファンタジーの報告、いつも指をくわえて読んでます。 私はまだまだ児童書ばっかりです。 ええとー、私からすると、児童書の方が難しいですー。 大人向けの本の方がいろんな意味で読みやすい気がします。なんだか、少ない言葉ですべてを 理解しようとすると、言葉を意識し過ぎちゃう感じ。だから、児童書を何冊も続けて読む ことはしてないですー。PBだったら、そのまま続けて何冊も(?)読むんですけどね。 〉また、恋愛小説はけっこう好きな方ですが、「ハーレクイン」と聞くと敬遠してしまうのはなぜ? ハーレクインを敬遠してしまう理由は、私としては 1.表紙が恥ずかしい 2.誰がどう見ても「ハーレクイン読んでるな」とわかる装丁が嫌 3.ハーレクインの男性像が私にはあんまり魅力的じゃない あたりがあげられます。いえ、以前はそれでも結構読んでた(笑)んですけどね。 最近は文庫で色々出るようになったので、そっちで読んでることが多いです。 洋書読みになって、冊数は激減してるんですけどねー。時間が足りないから。 〉今回これが気になります。 〉 〉〉Richard E. Nisbett 〉〉"The Geography of Thought : How Asians and Westeners Think Differently … and Why" 〉〉48800 LV9 ★★★★ 〉〉議論好き、比較文化論好きの皆様に捧げる、スペシャルな1冊(笑)。 〉…私のため…? ふふっ、そうです。この本を読んでるとき、杏樹さんをはじめとする何人かの方の お名前(お顔は存じ上げないのでお名前の字面)が私の心をよぎったのでございます(笑)。 良かったー、気付いていただけて(爆)。 そうですね、杏樹さんなら楽勝かも。ピンインの名前が漢字で思い浮かぶだけでも楽さが 全然違うと思います。後は心理学系の専門用語ですが、そちらもその手の本を読んでる方なら 大丈夫かと。私は大学時代には結構たくさん(心理学の方。中国語は1年で挫折)読んでい ましたが、最近はあんまりでしたので、まあ、中くらいのわからなさ(?)でしたねー。 ということで、ぜひお試しください。 で、どういう風に応用するか、なんですが、例えば、ル・グィン。 以前から「東洋思想が入っている」と聞いていましたが、もともと東洋人の私には、どこから どこまでが東洋で、どこからがそうでないのかがわかりませんでした。 でも、この本の考え方に従うなら、ゲド戦記は最初の「エアの創造」からすでに東洋思想 なんですね。 ことばは沈黙に、光は闇に、生は死の中にこそあるものなれ 飛翔せるタカの、虚空にこそ輝ける如くに どちらかを選ぶのではなく、2つの概念が争うのではなく、両方あってこそ、という考え方。 これって、西洋にもあるのかと思っていましたが、どうもそうではないらしいんですね。 私は自分で書いてても嘘じゃないかと思っちゃいますけど、当の西洋人がそう言ってるって ことは、実際にあまりされない考え方なのでしょう。 という感じで、なかなか新鮮でした。ものすごくたくさん参考文献リストがついていました ので(でも、日本語の文献のローマ字表記がものすごくいいかげんなのがちょっと嫌)、 そのうちもっと追いかけてみたいと思います。 〉私に読めるかどうかが一番の懸念ですが、この本を読んで思うところをぐちゃぐちゃ 書いてみたくなるかも…。 あんまり細部にこだわらなければ読めると思いますよー。大丈夫。 読みにくい部分もありますが、まあ、そこはそれということで(笑)。 ではでは、楽しい読書を。
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