[掲示板: 〈過去ログ〉本のこと何でも -- 最新メッセージID: 3237 // 時刻: 2024/11/25(17:25)]
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お名前: メイ
投稿日: 2006/1/3(12:26)
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バナナさん、こんにちは。
メイです。
〉最近、GRづいております。さすがに☆5つを中心に読んでいると、いい本ばっかりですね。古典もあるし、最近のベストセラー作家もいるし。
本当ですね。
文学部の私は、はじめGRで古典なんていやだと思っていましたが、
ちゃんと原作の雰囲気も味わえて、しかも読みやすくなっているので、
すっかり見直してしまいました。
〉ところが、おもしろかったな、とばかり読んでいて、最近気がついたことありました。
〉「この作者って、いつの時代のどの国の人なのか知らん?」
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〉高校のころ、日本文学史を勉強させられました。
〉あれって、僕けっこう好きだったのですよ。
〉実は、けっこう本好きでして、
〉「おお、あの作家が出てきた。この作家が出てきた。
〉 あいつとこいつは同じ時代の人なんだ。
〉 あいつとこいつは仲が悪かったんだ。
〉 あいつは別にこんな本も書いてるんだ。読んでないな。世みたいな」
〉などと、文学史の本を読んでいると、本の虫がうずきだす話ばかり
〉でした。
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わかります、わかります、その気持!
私も文学史の話を聞くの、好きでした。
高校の先生がおもしろく話してくださったのもありますが、
いろいろな世界がどんどん広がって、図書館に飛んでいきたい
気持になりましたから。
〉GRでね、いろんな作家の本をGRで読んできて、
〉「GRで読んできた作家についても、そういう文学史的な
〉 お話を仕入れると、楽しそうだな」
〉という気持ちがぐっと膨らんでいるのです。
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〉どなたか、英語で書かれた文学の文学史の本で、お勧めのありませんか?
〉ではでは
ええと、実は英米文学(主として、アメリカ文学)を専門にしているのですが、意外に一般向けの本を知らないことに 今、気がついて
自分でもあきれています。
家には、何冊か定評のある本はありますが、どれもこれも
紙は辞書と同じくらい薄く、字もとっても細かく、厚さも重さも電話帳の
ようなので、専門に読むのでなければ、「枕」にするくらいしか
仕方のないようなものばかり・・・
日本語のわりに使いやすいガイドブックとしては
ミネルヴァ書房の 『たのしく読めるイギリス文学—作品ガイド150』
『たのしく読めるアメリカ文学—作品ガイド150』
『はじめて学ぶイギリス文学史』『はじめて学ぶアメリカ文学史』と
いったものが、よいのではないかと思います。
英語のやさしいガイドブック、私も興味があるので、今、心当たりに
問い合わせています。
何か情報が入ったら、またお知らせしますね。
ああ、それと知っていても役には立たないかもしれませんが、
Kathleen Krull著
Lives of the Writers: Comedies, Tragedies(and What the Neighbors Thought) とういうどちらかといえば、トリヴィア的な本もあります。
これは、まだハードカバーしかないので、買うのをためらっています。
これの Lives of the Musiciansだけがペーパーバック版になっている
ので、買いました。
この本は、例えばベートーベンは濃いコーヒーが
好きで、きっかり60粒の豆から作ったコーヒーでないとだめだった、
とか、クララ・シューマンは8歳になるまで、ほとんど口がきけなかった
とか、要するに正当な音楽史とは違う どうでもよい話が中心です。
でも、実はそういう役にたたない話が大好きな私は、
とっても気に入っていて、あっちこっちひっくりかえしては
楽しんでいます。
余計なことまで、たくさん書いてしまいましたが、
今日はひとまずこの辺で。
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