[掲示板: 〈過去ログ〉本のこと何でも -- 最新メッセージID: 3237 // 時刻: 2024/11/24(12:08)]
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お名前: ガチャピン
投稿日: 2005/11/9(00:28)
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本当に久し振りに投稿します。
釣り好きのガチャピンです。
英語学習に関係すると言っても、日本語の本の紹介が良いのかどうか。
掲示板の投稿規則を見ても特に触れていなかったため投稿しますが、不適切な内容であったら削除しますのでご指摘下さい。
レポート作成に役立つ本として読んでいたら、英語学習への洞察に溢れた個所があり、読みながら「う〜ん」と唸ってしまいました。
初版は今から30年以上も前で二度ビックリ。
思考の取りまとめに関しては古典とも言える本なのでご存知の方も多いのではないでしょうか。
「考える技術・書く技術」 板坂 元(著) 講談社現代新書(1973)
但し、全211頁中、英語学習について触れているのは6頁のみです。
章見出し挙げると、(なお、下記( )内は私めの勝手なまとめです。)
4−英語を読む
英語は逆ピラミッド
(日本語はピラミッド型構造−大事な内容が最後に来る−ので、文末に注意する。
英語は逆ピラミッド型なので、一番最初の言葉を聞く練習が効果的)
全体をとらえる
(まず、言葉無しでタン・タン・ターンのリズムに慣れる。
その後、実際の英語で、最初のタンの音を聞き取る。
知らない単語が合っても、先へ先へ聞いて行く。
英文を読むときも同じで、流れを重視し、辞書は引かない。)
ものの見方がひろがる
(英語の文章は型があるため、特徴を掴めば日本語より型を掴み易い。)
辞書を使わず英語の本を読む楽しさはSSS式多読法に教えていただきました。
ただ、リスニング時に集中して、最初の音を逃さない、というのは散々、試行錯誤、ドジ、赤っ恥の雨アラレの上で、ようやくおぼろげながら分かってきたことなのに、この本には非常に簡潔かつ明晰にまとめられており、分かっている人はやっぱり分かっているんだ、スゴイナー!と本当に思いました。
著者略歴では、江戸文学専攻とあり、三度ビックリ。
「Toot & Puddle」にマイっている@ガチャピン
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