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1060. Re: ブラティスラヴァ世界絵本原画展(〜8月28日まで):千葉にて
お名前: のんた
投稿日: 2005/8/15(14:40)
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成雄さん、こんにちはぁ!!
〉こんにちは、成雄です。
〉あと2週間で終わってしまいますが、
〉素敵な絵本原画展に行ってきたので報告と紹介です。
すばらしい情報ありがとうございます。
原画って本当に「ナマモノ」って感じで、なんていうか、呼吸しているような、絵本になる前のみずみずしさにみちていますよねぇ。
でも、なかなか見られるチャンスはないんですよね、これが。
〉この絵本原画展は、ボローニャ国際絵本原画展に並ぶ世界規模の原画展で、
〉第19回展、2003年9-10月では、38ヶ国、311人が参加。
〉グランプリ 1名
〉金のリンゴ賞 5名 :スロヴァキアの昔話に用いられるモチーフとのこと
〉金牌 5名
〉で、グランプリに日本の出久根育(でくね いく)が受賞。
〉受賞作品は『あめふらし』
〉[url:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894192462/]
ほぉ〜〜〜!出久根氏が、とうとうグランプリを・・・・!
彼の絵本は数冊持っています。特に梨木香歩とのペアの絵本が
大好きです。悲哀と暗さの奥に優しさとそこを渡る風を感じます。
〉日本人の歴代受賞者
〉第1回 瀬川康夫 『ふしぎなたけのこ』
〉[url:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4834000680/] 表紙の画像なし
瀬川氏は、日本の絵本作家の老舗というか、代表的な方ですよね。
さすが第一回!
〉第17回 中辻悦子 『よるのようちえん』
〉[url:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4834015394/]
これは、ちょっと不思議な写真の世界。絵本として斬新ですよね。
〉第4部 過去の受賞者の作品から広がる絵本の世界の紹介 9人、101点+118冊
〉このパートで、
〉安野光雅の装丁した本118冊全部の実物の表紙を展示してあります。
〉これがひとつの目玉かも。
おぉぉ、それは、すばらし〜〜〜!!!
〉酒井駒子、松本州平、田中清代、これが私のお気に入り。
酒井駒子、私も大ファンです!!!
どの作品をごらんになったのでしょうか?
みていない作品がありましたら、絵本の会にお持ちしますよぉ!!
「ロンパーちゃん」 「ぼくおかあさんのこと」
「きつねのかみさま」「よるくま」「赤いろうそくと人魚(これは児童書挿絵)」
田中清代さんのは、「いってかえって星から星へ」という楽しい絵本を
持っています。これ、最後からまたひっくりかえってページをもとに戻れるお話になっているんですよ。
〉あと、クレイアートを写真にとって絵本にしている技法を紹介していて絵本にした実物のクレイアートもあります。
〉2人の作品を1点ずつ。そのうちの1冊ですが、これが絵本にするとなんと色が違ってしまっているんですよ!!
〉なんて残念?な印刷なんだ!!
本当に、版によっても色がまったく違ったり、けっこうありますよね。
特に原画をみると、その差にちょっとがっかりな。
でもまぁ、それも絵本普及の宿命か・・・?
原画を手に入れるわけにはいかないですもんね。
でも、日本の印刷技術は、海外の絵本作家には評判いいらしいです。
かなり、本来の色を出してくれると。
うーーん、なんとかして、休暇をとって行くしかないなぁ・・・。
成雄さん、詳しい情報ありがとうございました。成雄さんの丁寧な
投稿にはいつも感謝しております。
ではでは。
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