Re: ’しかたなく’Grammarについての質問。

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[♪] 9213. Re: ’しかたなく’Grammarについての質問。

お名前: もと
投稿日: 2003/1/16(03:20)

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酒井先生、さらなる問いかけ、ありがとうございます。
また、みなさん、こんばんは。

今回、全体を3部構成としています。
Chapter 1/ その後の報告とまとめとしての感想
Chapter 2/ 考えてみた対策方法
Chapter 3/ 酒井先生からの質問にたいして

CHAPTER 1/ 報告と感想
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昨日、書店で Essential Grammar In Use (赤本) を購入。
その際、青本も覗いてみました。
絵が入っていなくて、わりとぎっしりとつまっている感の青とは違い、
赤はページ全体の絵づらが”ゆる〜く”作られていて食いつきやすいです。
ほんのちょっとやってみました。
”am/is/are”のいまさらってものから始まりますけど、
このEssentialからやることで、体がgrammarに馴染みやすくなりそうで、
そうしておいて、だんだんとレベルを上げて行けば“多読”でやったことと
同じようにゆけそうです。

Grammarやる際の抵抗感にこんなこともあるんじゃないでしょうか。
”past continuous”, ”past simple”, ”present perfect”
いくら勉強だからといって、こんな文法用語をいきなり突きつけられると、
もうそれだけで萎えてしまいそうです。
(ちなみに、上記の用語の内容は;
”past continuous / I am doing”,
”past simple / I did”,
”present perfect / I have done”)

Grammarだけでなく、単語増強(そしてリスニング)などにおいて、
なにか漠然と感じていた怖れのような感情とは“馴染みにくさ”のようです。
せっかく、“多読”で楽〜になったのに、また学校英語と同じことの
くり返しをやり、自分で自分を傷つけるようなことをすることに
無意識的に気持ちが反発してたのかもしれません。

CHAPTER 2/ 対策方法
===================================================
ばくとした抵抗感を自分の中で再確認しながら、
以下、文法・単語・リスニングの3項目において
思ったこと、考えてみた今後の対策などを書かせていただきます。
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(1)文法
わたし、Grammar In Use をやっていってみるつもりです。

一般論として、この本の使い方を考えてみました。
もしかすると、各本について、赤なら赤で、その中の項目をレベル分けすると、
もっと近づきやすくなるのかもしれません。
本全体を一気にやるのでなく、たとえば100万語の多読をやったくらいで、
この本のある項目グループをやってみる。
そしてまた本(ストーリー)の多読に中心にし、そこで30万とか50万とか読んだ後に、
Grammar In Use の次の(レベルの)項目グループをやってみる。
当然、各項目グループのレベルを上げてゆく間は、
それまでやった項目の再読とかをやってみてもいいのでしょう。

(2)単語増強
2-1. 「速読英単語」
「快読100万語」で紹介くださっている、「速読英単語」、
これ昨年(2002)の夏にやってみました。
でも、おもしろくなく止めてしまっています。
(もともと、おもしろさを求めること自体が間違いなのかもしれませんが。)

a) 自分のニーズ(関心)から始まらない
政治、経済、司法、教育などのように、分野を分けてまとめられているけれど、
そんなものよりも美術、哲学、心理学、社会学、精神医学とか、
そんな項目でやってくれんのかしらん。
政治経済でまとめられているものとダブりはするだろうけど、
現行のものはな〜んか最初っから拒絶されているようで
自分の本道を遠くにみながら別の道を走っているような気がします。

b) 例文がおもしろくない
こんなこと言っても、どうしようもなさそうですけど。
また、これは項目aとも重なることでしょう。

2-2. しまうま読みの活用 <単語増強対策>
a) しまうま読みの素材さがし
自分の専門としているもので、しまうま読みの材料を確保する。
その際、教材のためという目的よりは、専門・仕事のための読みとして
かなうものをできるだけ選ぶ。
その分野の教科書的な存在となっている文献、専門誌などの
”現在進行形”のものなど。

b) しまうま読みで単語のおおまか理解
それらを読んでゆくことで、使用されている言葉(英単語)を知ること、
そしてその“意味”(表わされている内容・意味)をごくおおまかに
くくってゆくような理解をし単語をつかまえてゆく。
この時、英語と日本語の意味を一対一の厳密な対応をさせることを
いきなりもとめすぎないように注意する。
※その他、ニュースなどの進行形の素材をシャドーイングするなどで、
 単語を耳にならし、同じようにおおまかなくくり理解をしておく。

c) 多読
項目bでの作業でなんとなく分かる単語の量をふやした後に、
さらなる“多読”をしてゆく。
この際には、もうすでに仕事や専門からの必要だけからの読みとして
始めてもいいのかもしれません。

d) フォローとしての定着作業
項目cが軌道に載ったくらいから、速読英単語のようなもので定着作業をする。
項目c と平行してもいいかもしれません。
この項目dはcまでがうまくいっていれば、無しでもいいのかな?。

(3)リスニング
酒井先生からのコメント;
〉とりあえずCNN、BBC、Discovery Channel でさまざまな
〉分野の、ある程度専門的な内容を聞き取る練習はどうでしょう?

3-1. NHK RJを聴き続けられている理由
どうして自分がNHKのRADIO JAPANをやり続けられているのかを
思い返してみました。
当然、当初はなにを言っているのか、さっぱりでしたが、
だんだんとクリアーに受けとれるようになってきています。
その最初は、北朝鮮問題がはげしく報道されるようになったくらいで、
特にそれを意識できました。
RJだと報道されるニュース(話される内容)が日本関連という限定がかかっていて、
それらは自分の生活や関心により近いところからのものであることが、
分かりやすさになっていると思います。
この1ヶ月2ヶ月、RJを聴き続けて、“なんとなく分かるような、、、”
そんな感じの単語や経験が溜まってきています。
聴くこと(シャドーイング)でも読むこと(多読)と同じように、
そんなふうにやっていくことで単語増強とリスニング力増強を
していけばようさそうに感じてます。

3-2. 現時点での見通し<対策>
まず始めにここ踏まえることとして、考えなければならないことは、
ある専門や仕事で必要になることを想定した訓練ということ。
その時、ひっかかってくるのは、単語・用語・言回しでしょう。
ただし、基本的にはこれも“多読”での手法や上記単語増強での対策に
のっとることと、読みと単語増強を平行して続けていくことで、
やれちゃいそうな気がします。

a) 素材選び
当然、自分の専門や関心に引きつけて探すこと。

b) レベル選び
使用単語総数といったレベルが一つ。
そして、たとえばニュースであればその対象としている範囲を考慮しておく。
いきなりBBCよりはNHKのほうが、入ってきやすいだろうことは
そこそこ多くの方にも言えることだと思います。
NHKでなんとなく分かる言葉を増やした後にBBCにゆく、
そんなことも方法の一つかもしれません。

CHAPTER 3/ ご質問にたいして
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酒井先生からご質問いただいている3件について
以下書かせていただきます。
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(質問1)
〉専門がはっきりしている場合は対策が立てやすいと思います。
〉具体的にはどういう材料でどんな文章を書こうとお考えですか?
〉その点を知らせていただければ、なにかお手伝いできるかどうか、
〉お答えします。ぜひ教えてください。

これには、いくつかの側面から答えさせていただきます。
a)
専門は建築関係とは言いながら、工学的なものよりも文系、
心理学(精神医学)、社会学、哲学などの仕事に連動するようなものが
関心分野となります。つまり建築理論、建築史などです。
b)
より具体的には、たとえば、井筒俊彦さん、河合隼雄さんの仕事です。
自分の背景の根底に、中国古典思想とかアジアの文化があると感じていることから、
現在の、そしてこれらのそれらの可能性を今後考えてみるつもりです。
このへんのことはネタ調段階のことですので、この場ではご容赦いただけると、
ありがたいです。
c)
将来の見通しとしては論文(正式な論文)がメインではなく、
仕事の補助的な側面のものとなるだろうと思います。

(質問2)
〉ではどうするかというと、まずはすでに出た Grammar in Use の
〉シリーズですね。これで、ためこんだ英文を整理していく。
〉つぎに実際に書いてみて(できれば話してみて)だれかに correct
〉してもらうといいですね。そういう機会はお持ちですか?

現在、Correctしてもらえそうな人や機会はありません。
親しくしているペンパルとのやりとりから、
少しはトレーニングに役立ちそうなことはあります。
また、その人はわたしの英語を気にかけてくれてもいます。
しかし、中国語ネイティブのチャイニーズであること、
現在、英語の生活をしてはいるものの、PHD過程在籍のため忙しくしていること、
などから過大なお願いはできそうにありません。

(質問3)
〉〉そして、上記項目の単語と文法(書くこと)をからめた
〉〉聴く訓練といったものがなにかないものだろうかと思ってます。
〉単語と文法をからめた聞く訓練というのはなかなか思いつきませんが、
〉とりあえずCNN、BBC、Discovery Channel でさまざまな
〉分野の、ある程度専門的な内容を聞き取る練習はどうでしょう?
〉でもほかにもやり方はあるかもしれません。もとさん自身は
〉なにか具体的にお考えですか?

ひとまず、上記の文法・単語増強・リスニングのようなことで、
やってみようと考えています。
と同時に実際に使うってみること(書く・話す)を意識的にやるようにする、
そんなところでしょうか。使ってみることで、言葉をより引きつけてゆくことに
なるような気がします。
それらをやってみる中で、またなにか出てくるのかもしれません。

以上、乱文でしかも長くなってしまいましたこと、お許しください。
では、みなさまへも、Happy studying!


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