Re: ’しかたなく’Grammarについての質問。

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9066. Re: ’しかたなく’Grammarについての質問。

お名前: もと
投稿日: 2003/1/13(01:47)

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酒井先生、こんばんは!!。
励ましとお気づかい、ありがとうございます。

〉英語はいまではただ純粋に外国語として楽しむという言葉を
〉こえてしまいましたね。「しかたなく単語力増強」が必要な人は
〉おそらくたーくさんいらっしゃるのだろうと思います。
〉「快読!」に書いたとおりです。電子辞書を買って、ニューズウィークや
〉タイムを読まなければならない場合もあるでしょう。極端な場合には
〉TOEICの対策本をこなさなければならない事態もあると思います。
〉それはそれでいいのではないでしょうか?目の前の必要に迫られて
〉やりたくないことをしなければならないのは大人の日常ですからね。
〉もとさん、もう少しくわしく「しかたなく」の内容をおしえてもらえませんか?
〉そうしたらもっとくわしくどうしたらいいか、お手伝いできると思います。
〉ぜひ知らせてください。(ほかの人にもおおいに参考になると思います。)

わたくしの状況を書かせていただきます。
今年、イギリスの、ある大学で勉強を始める予定でいます。
学士過程で、専攻はArchitectureです。
(イギリスではArchitectureのコースは、 日本でいうところの建築と美術との
 中間のようなものになります。)
入学許可までは(面接までは)、ほとんどポートフォリオだけ済んでしまってます。
他の分野のように、まったく言葉(英語)のみで仕事をするのでなく、
私の場合はまず、”モノ”と”内容”ありき。
しかし、言葉をつかっての作業(講議、個々の場面でのやりとり)や
読み書き(理論面のための読むことと書いていくこと)の必要性も
多大にあるものです。

生活の場面では、未開の部族ににでも”うるるん(=ホームステイ)”する
つもりでやっていく覚悟と、今後も英語への熱意を継続していくことでなんとかなる
だろうとは思ってますが、学業では、それこそ”しかたなく”にでも
強化トレーニングが必要だろうなとの考えです。

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<問題点1/単語力増強>
日本語では多く分野の読書を自分の関心に従ってやってきていますので、
考えるための材料自体は、学部レベルであればそれほどこまらないくらい
あるつもりです。
しかし、英語そのもので反応してゆかねばならいことには、
それらの材料はそのままでは十分なスピードと対応に追いつきません。
そこで、なんらかの単語力増強が必要です。

すでに知られている方法や「100万語」で紹介されている方法の他に
こんなことを漠然と考えてみてもいます。
それは、(記憶して増強というよりは)既知の日本語や自分の関心に従って、
英単語を”対応させてゆく”という視点でなにかできないだろうか、
といったものです。
たとえば、関心のある分野をうまく利用した上で、
文章を書くことと読むことをからめることで、
自分が必要になる言葉、単語をより効果的に吸収することが
できそうに思います。

<問題点2/Grammar>
友人とのメールやチャットであれば、文章の密度と単語に込める意味は
自分なりのものでやっていけるように思います。
密度が低いことは、文面全体の量を増やすことでなんとかなります。
また、それらに磨きをかけてゆくことも自分のペースでやりやすいです。
しかし、仕事や学業の場面では、そうはゆきづらいはずです。
ある分野においての使用される共通用語や専門用語、言い回しはそのポイントを
しっかと押さえておかねば意志の疎通や内容の伝達に支障をきたします。
また、論文では論理の組立てを成立たせることを補強し着地させていくための
文章力が必要でしょう。
そこで、しかたなくGrammarです。

この書く力を基礎づける”文法修得”のためにも”読む”ことが第一のはずです。
しかし、自分の専門分野、関心のある分野の本を読もうとしても、
分からない単語ばかりならんでいたりして。。。

<その他(問題点3)/聴くこと>
わたしも、ここ一ヶ月ちょっとくらい、シャドーイングをやっています。
ウェブでNHK Radio Japanの10~15分のものを毎日連続2回。
BCCは”Wahahaha”といった笑い声くらいしか、はっきりと分かりません。
その点、RJであれば、ニュースの背景や状況を知っていることで、
聞こえた音の意味を楽に推測でき、文章につなげてゆきやすいようです。

学業の場面での、一対一の会話では、内容と気持ちさえしっかりとあれば、
わりにいけそうに感じます。
読むことと書くことを基礎に、聴く訓練を続けていくことで
話すことも含めて、おおまかな方向性はできるのではないでしょうか。

気になるのは、講議や講演です。
言葉は(考えは)、それを聞くことができるだけでなく、理解をし、
さらには話されていること以上のことを洞察できなければ
ならないこともあります。
また、やっかいそうなレベルの単語をつかってもくるでしょう。
一方的なスピーチを聴くことにおいて、上記の課題を
(将来的な目標としてでも)目指してゆきたいです。
そのためには、まず聴くことの基本的な力とスピードを
よりよくつけなければいけないでしょう。
そして、上記項目の単語と文法(書くこと)をからめた
聴く訓練といったものがなにかないものだろうかと思ってます。
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以上、わたくしの状況と疑問を書かせていただきました。
上記のそれぞれは、”しかたなく”の言葉のもとに、
なにか密に関係していると感じています。
そして、言葉の修得過程(方法)とは”すり込み”であるとするならば、
読むこと(多読)はとても効果的な方法なのですが、
”しかたなく”の課題を前にした時、
読むことに対してさらにもう一つ二つ工夫を
していかなければならないようにも思います。

酒井先生、ご指導、どうぞよろしくお願いいたします。
また、なにか、似たような課題を持ってらっしゃるみなさまも、
どうぞ、ご意見をおよせください。

もと


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