アリーさん、PB入門

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9024. アリーさん、PB入門

お名前: しお
投稿日: 2003/1/12(12:35)

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アリーさん、こんにちは。しおです。

〉一般書が読めるようになって、凄く楽しくなった反面、GREADED REDERSにはなかなか手が伸びなくなりました。
〉速度を保つ為には、読んだ方が良いとは分かっていますが....。
〉LEVEL6あたりは読んでても面白いと感じると思いますが、まだLEVEL4〜6が25冊ほど残っています。

 一般書が読めるようになるとそっちの方が面白くなってなかなか
 GRに帰ってこれないんですよね。私もそうでした。
 いま持っておられるLEVEL4〜6の25冊というのは、後でずいぶん
 助けてくれるときが来ると思います。
 一般書に疲れたときにGRを読んでほっとしたり、また以外に読めないGR
 などがあって、いろいろためになります。
 いまあまり手をつける気持ちがしないなら、いつでも頼れる心強い
 味方として寝かしておいていいと思いますよ。

〉でも今回一般PBは一歩間違うと失速につながりやすいな〜っと思いました。
〉私が読んだ中に1冊、所々理解度が落ちた本があって、最初の2〜3ペ−ジなら、
〉止めちゃうのですが、せっかくここまで読んだから...ってダラダラ読んじゃったんです。最後はまた読みやすくなったので完読出来ましたが....。

〉しおさん、入門PBにふさわしい本のお薦め本をご存知でしたら、教えていただけると
〉有難いのですが....。宜しくお願いします!

 私はPBを読んだ数が少ないので、入門PBとして適切な本を
 思いつかないのですが、まりあさんが、
 「中上級者の方へ 夏のお勧め洋書」の中で
 入門PBも紹介しておられます。これはSSSのトップページに
 「SSS英語学習法研究会からのお知らせ」という欄がありますが、
 ここの「以前のお知らせを見る」をクリックすると見られます。
 または「サイトマップ」から「SSSお勧め洋書リスト」のところを
 クリックしてみてください。

 それから、個人的体験なのですが、PBに入っていきなり失速しない
 方法として有効なのは、児童書のレベル4〜6のもの
 (語数2万〜10万)をたっぷり読んでおくことです。
 レベル4〜6といっても一般の児童書となるとかなり歯ごたえが
 ありますから、そこで50万語以上つみかさねると、
 PBをまた読んだときに前よりずいぶん楽になっていると思います。

 以下の本は児童書ですが、PBに劣らず感動を与えてくれる本でした。

 ★Bridge to TERABITHIA(Katherine Paterson)35000語
  これはレモンさんが書評されていて、私も感動しました。
 
 ★The Suitcase Kid(Jacqueline Wilson)29000語 
 ★Dustbin Baby(Jacqueline Wilson)38000語
 ★The Illustrated Mum(Jacqueline Wilson)71000語
  この3冊はJacqueline Wilsonの作品の中でも本当にお勧めです。

 ★Unclaimed Treasures(Patricia Msclachlan)21000語
 ★The Fact and Fictions of Minna Pratt(Patricia Msclachlan)26000語
Patricia Msclachlanは"Sarah,Plain and Tall”という素晴らしい
 作品も書いていて、これは8000語くらいなので、これを読んで
 好みかどうか判断してからでもいいかもしれません。

 ★Tom's Midnight Garden(Philippa Pearce)56000語

 ★Black-Eyed Susan(Jennifer Armstrong)16000語
  これは、西部開拓時代の大草原のお話なんですが、
  このお話ではお母さんが大草原での暮らしになじめず
  いまでいう「ひきこもり」になってしまったのです。
  これも心をゆすぶられる素晴らしい作品でした。

★Dear Mr. Henshaw(Beverly Cleary)18000語
  これは、いま挙げた本の中では一番易しいです。(活字も大きい)

  それでは、これからも楽しい読書を!


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