150万語通過しました。

[掲示板: 〈過去ログ〉SSS めざせ100万語 交流の広場 -- 最新メッセージID: 9999 // 時刻: 2024/11/23(18:20)]

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[報告] 8724. 150万語通過しました。

お名前: ポロン
投稿日: 2003/1/6(12:44)

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みなさん、あけましておめでとうございます。
年末年始はご報告ラッシュでしたね。
わくわくした思いで拝見しておりました。

私も1月4日に150万語を通過しましたので、報告します。

●100万語〜150万語の内訳(12/10〜1/4)
レベル0 1冊
レベル1 4冊
レベル2 4冊(GR:1冊)
レベル3 2冊
レベル4 2冊(GR:1冊)
レベル5 3冊(GR:2冊)
レベル6 2冊(GR:1冊)
レベル7 2冊
レベル9 1冊

計 21冊(GR:5冊)   1.506.700語

●読んだ本(読んだ順)
Someone Like You           (一般:推定レベル9)
Little House in the Big Woods    (児童書:レベル4)
I Can Read Books 8冊        (レベル0〜2)
The Secret Garden          (児童書:レベル7)
Pride and Prejudice          (OBW6:レベル5)
Airport                  (PGR5:レベル5)
The Fruitcake Special         (CER4:レベル4)
The Year of Sharing          (OBW2:レベル2)
The Suitcase Kid            (児童書:レベル5)
A Toad for Tuesday          (児童書:レベル3)
The Bridges of Madison County   (一般:レベル6)
Prince Caspian             (児童書:レベル7)
The Giraffe and the Pelly and Me  (児童書:レベル3)
Les Miserables             (PGR6:レベル6)

●読んだ中から、いくつか感想を

★Someone Like You (推定レベル9)
ダールの大人向け短編集です。ダールは短編もうまいですね。
一語一語に緊迫感があり、それがラストの一文に凝縮されていきます。
人間の心の奥底にひそむどす黒い部分を、見事にえぐり出しています。
児童書の明るく、はずむような感じとはまた違いますが、残酷で
皮肉が思い切りきいているところは同じです。
ただ、文体は簡潔なのですが、語彙レベルがかなり高いです(特に後半)。
また、短編集は一話ごとに話に入っていかなければならないので、
その分エネルギーがいりました。
100万語通過後の、初の大人向けPBとしてチャレンジしたのですが、
1冊読み終えたときにはさすがに読み疲れを感じました。
PB入門としてなら、他にもっと読みやすいものがたくさんあると思います。
とはいえ、10万語のPBを味わいながら読めたことで、大きな自信になりました。
秀逸なものが多いし、全部をいっぺんに読む必要はないので、
興味のある方は、数編ずつでも奇才ダールの世界を味わってみてください。
Lamb to the Slaughter, Man from the South等は英語もやさしく、かつ
おちが鋭いです。

★Little House in the Big Woods (児童書:レベル4)
すっごくよかったです!
大好きなシリーズになりました。
このシリーズは、一気に読んでしまうのではなく、大切に大切に
味わいたいし、何度でも読み返したいと思います。

★Airport (PGR 6)
文句なしにおもしろい!!アーサー・ヘイリーってうまいですね。
他に、Hotelが同じ手法で書かれているようなので、PBで読んでみたいです。

★A Toad for Tuesday (児童書:レベル3) 
邦題:「火よう日のごちそうはひきがえる」
冒険好きなひきがえるのWartonが、雪深い森の中をスキーでおばさんの
家へと向かいますが、途中ふくろうに捕まってしまいます。今度の火曜日は
ふくろうの誕生日。ふくろうは、誕生日のごちそうにWartonを食べて
しまおうというのでした。さぁ、たいへん!
ほのぼのとしたお話です。
Frog and Toad や、The Wind in the Willowsが好きな方におすすめです。

★The Bridges of Madison County (一般:レベル6)
英語はやさしく、総語数も43000語と少なめなので、一般PB入門として
おすすめです。
たった4日間のふたりの愛を、詩情豊かに美しく描いています。

★Prince Caspian (児童書:レベル7)
私にとって、ナルニアの2冊めです。
前半はカスピアン王子が主人公になっています。
このカスピアン王子が純粋で無垢でかわいく、すぐに感情移入できたので、
夢中で読んでしまいました。
そして、この2冊目でもう〜〜ナルニアの虜に!!
続けて次の巻を読みたかったのに、買っていなかったのを後悔したくらいです。
ナルニアは、7巻すべてを読みたいです。

★Les Miserables(PGR 6)
ご存知「ああ無情」です。
ジャン・バルジャンの波乱万丈の生涯もさることながら、コゼットとマリウスの
恋の行方、エポニーヌのマリウスへの献身的な愛情など、興味はつきません。
名作だけあって、感動も半端ではありません。
レベル6ですが、英文構造はレベル3〜4くらいでとても読みやすいので、
敬遠せずに是非読んでみてください。

●150万語の感想
以前、数十万語の頃にLittle Houseを一章だけ読んでみたのですが、
未知単語が多く、理解度が低いことにフラストレーションを感じて
本棚で待っていてもらいました。
100万語を通過したあとで読んだところ、映像がありありと目の前に
浮かんでくるように読めて、驚きました。
GRをたくさん読んだからといって、Little Houseに出てくる単語と
なじみになったはずもなく、未知単語は未知単語のままなのに、
自分でも不思議でした。
「読める」ようになるとはどういうことなのか、理屈ではなかなか
説明できませんが、うれしい体験をしたことで、これからも多読に
ますますはずみがつきそうです。

また、100万語を通過したときには、年末年始の忙しさの中では
下のレベルのうすい本しか読めないのでは?と思っていたのですが、
暮れもおしつまった頃、気のむくままに手にしたのは、「マディソン郡の橋」
や「ナルニア」でした。そして、忙しい中でも、読んでいるときは話に
没頭して読めるようになりました。
今は、レベル6あたりのものは、GR、一般書に限らず、かなり気楽に
手を出せるようになっています。

150万語までに読んだ児童書は、どれもこれも素晴らしかったです。
高く評価されている児童書は、心に響いてくるし、読後あとに残るものが
大きいですね。
これからも児童書をどんどん読んでいきたいですし、たまには大人の
リアリティが欲しくなるので、少しずつ、レベルが上の一般書にも
チャレンジしていきたいです。

リスニングの方は、Matildaのカセットを購入して、家事をしながらの
ながら聞きで楽しんでいます。(^^)
ダールのようにリズムのいい英文なら、聞いていても楽しいだろうと
思い、ダールの中でも大好きなMatildaを選びました。

シャドウイングは、家に家族がいるとなかなかできませんね。(^^;
今日から平常に戻ったので、これからはもう少し力をいれようと
思います。


▼返答


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