100万語通過しました(長文です)。

[掲示板: 〈過去ログ〉SSS めざせ100万語 交流の広場 -- 最新メッセージID: 9999 // 時刻: 2024/11/24(06:45)]

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[報告] 8522. 100万語通過しました(長文です)。

お名前: jun http://members.jcom.home.ne.jp/j-miyaza/
投稿日: 2002/12/30(22:14)

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 こんにちは。junです。
 本日、予定より1日早く、Someone like you を読み終え100万語を通過することができできました。v(^^;)v。今年中になんとかと思い、忘年会が続くなか、相当無理をしてラストスパートをかけました。でも最後の 「Someone…」は読めたというのか、とにかく最後までたどりついただけというのか?(^^;) 「The Soldier」と「Claud's Dog 」は話自体がよくわかりませんでした。

 11月12日からですから、50日弱かかったことになります。
 GRはGR1:10冊、GR2:12冊、GR3:13冊、GR4:1冊です。
 あとは、Magic Tree House(MTH):8冊、Pearce:2冊、Shan:4冊、Dahl:15冊と「Holes」で、計66冊です。(長くなりますが、末尾に一覧を付します。)
 50万語の報告でかきましたが、そのあたりで、GRに飽きてきたのとダールにはまってしまったので、50万語から先は、MTH−ダールーMTH−シャン−MTH−ダール−MTH−ダール−MTH−シャン−という風に、シャンは重いのでダール2冊読んだらシャン1冊、その間の箸休めにMTHという風に読んできましたが、80万語を超えたあたりで、100万語は一般のPBで超えようと計画しました。PBにいく前に、まず評判の「Holes」を読み、なんとか読み終えることができたので、計算して100万語まで丁度いい長さの「Someone …」に手をだしたら、撃沈されました(^^)。同じダールなのになんで大人用と子供用でこんなに語彙が違うんだろう(^^)。1ページに5〜10個もわからない単語があると、いかんともしがたいことがよくわかりました。
 
 感想を少々。
 MTH:あの兄妹の性格設定が面白いです。わからないことがあるとすぐに本に頼る兄貴と、何も考えずがむしゃらに冒険にむかう妹という設定は、男と女の特徴をよくあらわしている、なんて書くとどこかから異論がでるかな?(^^)
 シャン:第一巻は面白かったのですが、巻が進むにつれて段々内容がご都合主義になっていくというか共感を呼ばないものになっていくかというか、という気がします。それで第5巻も買ってあるのですが、4巻で中断しています。
 Pearce:偶然本屋で「Mrs Cockle's Cat」というのを見つけて読みました。気がつくとほかにもいろいろと書いているひとのようなので、とりあえずあと「Lion at School & other Stories」も読みました。独特の味のある作家のように思います。たくさん書いているひとのようなので、もう少し、このひとの本は読んでみようかと思います。
 Holes:面白かったのですが、最後の一章は不要なのではないでしょうか? あれで相当ぶちこわしになっているように思います。「蝿の王」の最後のように、機械じかけの神様が最後に登場して、それで終りということでいいように思いました。
 ダール:やはり格が違うというか、どれを読んでも面白かったですが、強いて一冊を挙げれば「マチルダ」でしょうか? 「The BFG」だけはちょっとダール特有の毒というか隠し味が足りない感じで、やや物足りないものを感じましたが…。ダールのはQuentin Blake の挿絵も素晴らしいですね。「Someone …」はよく読めていないのでなんともいえないのですが、those who are obligated to pretend that they are gentlefolk (Forster)とでもいうような志が低く背丈の低いちまちました小人物たちの見栄や愚行を延々と書いているダールと、児童書を書いているダールとはどういう関係にあるのだろうと思いました。奇妙なことをいろいろと思いつくことに大幅に依存している本という点では共通点があるのかな?。ダールはなかなか一筋縄ではいかないひとのように思います。それにしても、「Someone like you 」って皮肉な題名ですね。児童書の方が、主人公もその敵役もずっと背丈が高く凛としているように思います。ダールについては、児童向けの本はもうほとんど読んでしまい、あとは自伝以外には読むべき本がほとんどなくなってしまいました。残念です。
 
 原書へのトライに関する今までの試行錯誤:
 仕事の必要からやむを得ず原書を読むことはありましたが(そういうものは辞書がわりですから、必要な部分をつまみ読みするだけ)、仕事で必要とする以外の原書にトライしてみたいという夢はずっと以前からありました。
 吉田健一ファンですので、最初に買った専門書以外の原書はディラン・トマスの詩集だったような気がします。最初の数ページ辞書を引き引き読んだ痕跡がありますが、あとは綺麗なまま、本棚で眠っています(^^)。でも有名な「Do not go gentle …」と「 A refusal to mourn…」だけは読みました。「マチルダ」のなかでハニー先生がトマスの詩を口づさむ場面がありますね。「マチルダ」のなかでも一番いい場面でしょうか? 調べてみたら、「In country sleep 」という長い詩の冒頭でした。今度挑戦してみようかと思います。
 次が福田恒存氏の本を読んでいてよみたくなったT・S・エリオットの戯曲で、これは「カクテル・パーティー」とか何冊かを読みました。戯曲は会話だけだから易しいということもあり、これはなんとか読み通せました。読みとおした最初の原書だったと思います。それでいい気になって買ってきたエリオットの詩集のほうは…、眠ってます(^^)。「Let us go then you and I 」という部分だけをなぜか覚えています。
 次が渡部昇一さんの本を読んでいて読みたくなった、某大作家が匿名(Anonymous)で書いたという人称代名詞シリーズのポルノで(^^)、その一冊の「You」というのをなんとか読みとおしましたが、最後の乱交パーティみたいな場面で人物関係?が入り組んで、何がなんだかわからなくなった記憶があります。
 次が丸谷才一さんの本を読んでいて読みたくなった「チョコレート工場の秘密」で、これも何とか読みとおせました。(挿絵が今パフィンからでているものとは違っていたような気がします)
 キングのファンでもありまして、養老孟司さんのエッセイに、キングの原書を寝る前に読んでいるようなことが書いてあり、悔しくて、それなら俺もと挑戦すること数度、「ペット・セマタリー」「Differnt Seasons」「It」「Insomnia」などすべて挫折の連続でしたが、どなたかが「Hearts in Atlantis」をキングの最高傑作といっているのを見て、読みたくてたまらなくなり、数年前に挑戦、1ケ月くらいでなんとかとにかく最後までたどりつきました。最近翻訳がでたので読んで見ましたが、大きな部分では大丈夫だったものの、細部についてはもう誤読の連続をしていたことがよくわかりました(^^;)。
 ハリー・ポッターがブームになった時も、手を出して、一巻だけはなんとか読みとおしましたが、第二巻で自動車が空を飛んでいるところでストップしたままになっています。
 以上が原書挑戦歴のほとんどすべてです。要するにがむしゃらに普通のPBを読もうとしてつまづくことの繰り返しだったたわけです。あとは、50万語の報告に書いたように、今年になって向山さんの本に刺激され何冊かの児童書を読みました。
 そのあとこの「100万語」に出会ったわけです。
 
 今回100万語を読んでみて:
 1.読む速度は相変わらず遅いです。120〜140語/分くらいのように思います。易しい本でも難しい本でもあまり変らないように思います。150語がやっとという感じですので、200語というのは信じられません。
 2.あまり難しい本でなければ、語順のまま読んで理解できるようになってきているような気がします。
 3.数字をそのまま英語で読めてきているような気がします。(今までは英文のなかで大きな数字がでてくるとそこだけ日本語になっていたような。Happy reading! 百万words!とか(^^)。)
 4.Yes, No が、いまだにだめです。「はい、行きません」「いいえ、いきます」の類です。ここでいつもつまります。やはり、どこかで日本語にしているのだと思います。ただ、最近、時々ですが、スムーズに行くときがでてきているように思います。これはやはり進歩なのでしょうか?
 5.ダールとかむこうの児童文学の傑作を読めたことが一番の収穫であったかと思います。本当に児童文学のレベルが高いなと思います。
 6.ヒアリングには何の進歩もありません。「Hearts in Atrantis」のCDブック(CD 20枚!)を買ってきましたが、全然わかりません(^^)。ヒアリングも易しいのから段々といかなくてはいけないのでしょうね。
 7.日本語の翻訳書を読むのが、なにか物足りなくなりました。日本語で読むとダルなというか、ぴったりしていないというか、カーテン越しに風景をみているような物足りない感じがするようになりました。これも進歩なのでしょうか?
 8(番外).本棚の一段が英語の本でうまりました。すごく嬉しい(^^)。オックスフォードの黒、ケンブリッジの青、MTHのカラフルな色、ダールの薄い本から厚い本を順にならべると連続的に変化する色。それにシャンの黒。それら背表紙がつくる色彩がとてもきれいです。それを見ているだけでも楽しい。本棚一段分の英語を読んだのだと思うと、さらにもう一段本棚を英語の本でうめてやろうじゃないかという挑戦意欲がわいてくるようです(^^)。
 
 それで、これから:
 ダールの「Someone like you」で挫折したので、もう少し児童文学で足慣らしをしなくてはいけないと思っていますが、200万語くらいでは、再度大人の本にも挑戦してみたいと思います。
 それで、すでに本棚に大人の本を数冊そろえてしまいました(^^)。
 Dickens The Great Expectations:マチルダが最初に読んでいた本だから。
 Austin Pride and Prejudice: これもマチルダが読んでいました。
 Forster Howards End :小谷野敦さんがフォースターは日本語で読むと面白くないなんてかいていたので。
 Steinbeck The Pearl マチルダが読んでいたのは「怒りの葡萄」でしたが・・・。
 Maughm The Moon and Sixpence 日本語で読んだらとても面白かったので。
 Naipaul Half a Life :ノーベル賞(^^)。これもモームと関係あるみたい。
 Kaestner Emill and the Detectives Tr.by Eileen Hal 翻訳は駄目かな?l
 Orwell Animal Farm これもマチルダが読んでいました。
 Arsan Emmanuelle (^^) Tr.by L.Bair:大人の童話です(^^)。
 Anonymous Woman (^^;) これも大人の童話です(^^;)
 Bach Jonathan Livingston Seagull:薄いぞ!
 King Dreamcacther :厚いぞ!!
  
 こういうのが自由に読めるようになったらいいなあ。
 上記のなかで比較的読みやすそうなのはどれでしょうか?
 それでは、来る年はペースを落とし、もう少しのんびりとやっていきたいと思います。
  jun
 
 附録:読んだ本の一覧(Tabが効かないみたいでぐちゃぐちゃですみません。)
Nr. date title pub. grade
1 11月12日 Monkey's Paw, the Ox 1
2 11月12日 Wiches of Pendle, the Ox 1
3 11月12日 Stories from the Five Towns Ox 1
4 11月13日 Death of Karen Silkwood, the Ox 2
5 11月13日 Help ! Cam 1
6 11月14日 Stranger at Green Knowe, a Ox 2
7 11月14日 Star Zoo Ox 3
8 11月14日 California Ox 2
9 11月14日 Australia Ox 3
10 11月15日 Man from nowhere, the Cam 2
11 11月15日 Importance of being earnest, theOx 2
12 11月15日 John Doe Cam 1
13 11月15日 Just like a movie Cam 1
14 11月15日 London Ox 1
15 11月15日 Big Picture, the Cam 1
16 11月15日 England Ox 1
17 11月16日 Remember Miranda Ox 1
18 11月16日 Superbird Cam 2
19 11月16日 Logan's choice Cam 2
20 11月16日 Ireland Ox 2
21 11月17日 Jojo's story Cam 2
22 11月17日 Mission Apollo Ox 3
23 11月17日 Double bass mystery, the Cam 2
24 11月18日 Double Cross Cam 3
25 11月18日 Picture to remember, a Cam 2
26 11月19日 Two lives Cam 3
27 11月20日 Apollo'gold Cam 2
28 11月20日 Skyjack! Ox 3
29 11月20日 Cinema, the Ox 3
30 11月21日 Ironing man, the Cam 3
31 11月21日 Magic Finger, the Dahl 1 2
32 11月21日 Enormous crocodile, the Dahl 2 2
33 11月22日 Fantastic Mr Fox Dahl 3 3
34 11月22日 Esio Trot Dahl 4 2
35 11月23日 Giraffe and the Pelly & me, the Dahl 5 3
36 11月23日 Twits ,the Dahl 6 3
37 11月24日 USA, the Ox 3
38 11月24日 Justice Ox 3
39 11月24日 How I met myself Cam 3
40 11月25日 Matter of chance, the Cam 4
41 11月26日 James and the Giant Peach Dahl 7 4
42 11月27日 Magic tree house #2 MTH#2 3
43 11月27日 Moondial Ox 3
44 11月27日 Mrs Cockle's cat Pearce 3
45 11月29日 Cirque du freak Shan#1 5
46 11月30日 Just good friends Cam 3
47 12月1日 Magic tree house #4 MTH#2 3
48 12月2日 Vampire's assistant, the Shan#2 5
49 12月4日 Charlie & the Great Glass Elev. Dahl 8 5
50 12月5日 George's Marvellous Medicine Dahl 9 3
51 12月5日 Magic tree house #1 MTH#1 3
52 12月7日 Magic tree house #3 MTH#3 3
53 12月8日 Tunnels of Blood Shan#3 5
54 12月8日 Magic tree house #5 MTH#5 3
55 12月9日 Danny the Champion of the World Dahl 10 5
56 12月10日 Magic tree house #6 MTH#6 3
57 12月11日 Charlie and the Chocolate fac. Dahl 11 5
58 12月11日 Magic tree house #7 MTH#7 3
59 12月14日 Vampire Mountain Shan#4 5
60 12月14日 Magic tree house #8 MTH#8 3
61 12月16日 Matilda Dahl 12 6
62 12月19日 Witches, the Dahl 13 6
63 12月22日 Lion at School Pearce 4
64 12月23日 BFG, the Dahl 14 6
65 12月25日 Holes Sacher 7
66 12月30日 Someone like you Dahl15 ?


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