[掲示板: 〈過去ログ〉SSS めざせ100万語 交流の広場 -- 最新メッセージID: 9999 // 時刻: 2024/11/24(06:51)]
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7514. Re: 少し落ち込んでますが・・気楽にいきましょう(^^)/
お名前: K子
投稿日: 2002/12/2(23:33)
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yukiさん、こんばんわ、K子と申します(^^)。
まずは深呼吸してください。今よ、今、今(^^)。
はいはい、そうそう。
では、聞いてくださいな。
人によって書き込みと実際の雰囲気の違う方がいて、書き込みが辛そうでも
実際はそうでもない、という方もいらっしゃるのですが、yukiさんは
ご自分の書き込みを眺めてみて、どちらだと思いますか?
私からは「ちょっと辛そうだなぁ」という感じがします。
書き込みの数をカウントなさっているところからも、もしかしたら
とてもきちんとされた方なのではないかと察します。
多読は確かに英語を習得するためのひとつの方法ということで、
どうしても「お勉強」という感覚つきまとい、だからこそ、
「成果」がすぐに見えないととても不安になってしまう気持ち、
すごく良くわかります。だいたい学校の勉強などもそうですものね(^^)。
まず、これだけは確実に言えるのは、多読は「信じられないくらい
英語との関係を楽しくするもの」ではあるけれど、「信じられないくらいの
勢いで英語をモノにできるもの」ではないということです。
そういうと、やる気を失うかなぁ・・・。
ただ、確実に英語が自分のものになる最上の方法だと私は思っています。
私は多読を始めて1年になります。だいたい260万語くらい
読んでいます。私はここでは嫌われ者の辞書も使うし(使い方に
ポイントがあって一般的なのべつひきまくるというのとは
違いますが)、速度はなめくじよりも遅いです。これもいつも
いつもではないにしろ、数字でくらべるとしたらとてもじゃないけど
みんながびっくりするくらい。そしてびっくりどころかそれを
聞いて安心する人もいるくらい(苦笑)。140〜150なら立派なものです。
私はどんくらいだろ?
まず、多読をすることでどこがどう変わるか、という部分ですが、
ちなみにyukiさんは普段、英語を使う機会がありますか?
もし、機会がなければ、ぜひ作ってみてはいかがでしょう?
例えば英語圏の人とメールするとか、どこかの安いサークルでも
さがして話すチャンスを作ってみるとか。そうすると、自分がどんな
ふうに上達しているか、とても良くわかると思います。
私はメールフレンドが数人いますので、日常的に英語を書いています。
多読を始めて、書くのが増々楽になっています。それは書こうと
思った時にまず日本語で考えてから英語に変換する、という作業を
しなくなったからです。今は残念ながらありませんが、話すチャンスも
多少ありました。その時も同じで、相手の言葉をゲットできても
自分が返す時にどうしても翻訳しているので会話がまどろっこしい
ところがあったのですが、流暢ではとてもありませんが、「ぽんっ」と
絶妙のタイミングで言葉が出てくるという経験を多読後にしています。
私は英語がとにかく好き。でも得意か、と言われると、まあ、学校でも
成績はそこそこ取れていましたが、それは「暗唱命」の塾に通わされていた
せいで、文法解釈などになるとからっきしでした。つまり、多読とは
また違うのですが、教科書を覚えるまで読む、ひたすら読む、という
ことだけでそれ以外のことをせずに子供時代を過ごしたのです。
だから、英語の言葉の流れをリズムで覚えていて、そのお陰で
穴空き問題のようなものも適格な語を入れることができたという・・・。
私にとっての英語はすべて「感覚」でした。
でもだからこそ、納得できるのです。たくさん読むのが何より
いいのだと。
今でも文法などからっきしです。でも、1年前までは「Good」と
言われて喜んでいた私の文章を最近では「excellent」と言ってくれる
人が増えました。それは決して完璧だと言うことでもなく、欧米、
特にアメリカ人の方はとても褒め上手だったりするから、もちろん
褒め言葉ではありますが、その褒め言葉に使われる言葉が変化して
きたのです! でも自分ひとりじゃ、どこがどう良くなったかなんて
さっぱりわかんない。いつも言う言葉は「自分で書く文章があっているのか
間違っているのかすらわからない」ということです。それでも
そうやって英語を使って人と接するということをする中で、
自分が変化している様子が手に取るようにわかってくるのです。
私は1年やりましたから、1年前と比べて、語彙が増えたのは
すごく良くわかります。それからもちろん、今はペーパーバックを
楽しく読んでます。でも簡単なものばかりです、まだ。でも楽しい。
それくらいかな、自分ひとりで確認できるのは。
私の英語のやり直しスタートは4年半ちょいくらい前で、その時には
日時の前に置く前置詞すらわからない状態、過去と現在の区別もつかず、
ニフティのCMの「Yes, we are」を友達の前で「Yes, we were」と得意気に
言ってしまって「それぢゃ終わってるってば」と突っ込まれたくらいでした。
つまり、本当にカラッカラに忘れてしまっていたのです。ちなみに私は高校生の
子供のいるような年令です。で、NHK聞き流しってのとメールで少しずつ取り戻し、
でもなんとか基本は戻ったかなというところからちっとも進歩しないなぁと
思い、この方法に辿り着いた、という感じです。
そんな私がyukiさんにできるアドバイスといったら・・・
まず、「読みたい」という気持ちを何より大切にしてください。
だからつまり、もしそんな気持ちになれない時に読むのは逆効果です。
それでは嫌いになってしまいます。どんなにいい方法でも嫌々、あるいは
半信半疑ではうまくいきません。だからといって妄信的に信じろ、
ということではありません。それが証拠に私は掟破りの辞書使い
だったりするのですが、それでもこの方法は素晴らしいと思っています。
つまり、自分なりにアレンジしてしまえばいいのです。与えられた方法を
キーに自分なりの快適を追求していけばいいのです。といっても難しい
かな?(^^;) 私はもしSSSの方針通り100%やろうとしていたら、
きっと今頃ここにはいません。挫折しています。今でも時々いろいろな
思いがよぎりますが、それでも何より「自分を信じて」そして「自分が
快適である」ということのみを追求しています。そんなふうに、
yukiさんも、「純粋に読書を楽しむ」という部分のみを自分の中で
クローズアップしていったらいかがでしょう?
スピード? 遅くたって、力は付いています。ノルマ? お楽しみに
そんなものはいりません! それから、少なくとも100万語読むめば
全然読まなかった時より数段英語と仲良しになっているハズです。
それだけ積み重なっているのですから。
でも、例えば、たったの100万語読んで、英語がペラペラになる
くらいなら、もう世界中の非英語圏の人がとっくにやっていると思います。
はっきり言って、そこまでの期待はできません。それから、多読をスタート
させた時点までのその方と英語の関係も大いに影響すると思いますから、
すべての人の経験談が参考になるわけでも残念ながらありません。
読んでて退屈なら仕方がないのですが、そうでないのなら、とにかく
なるだけたくさん易しい本ばかりを漁ってください。その経験が難しい
ものにも繋がるし、何より、ペーパーバックを読むようになってから
使えるととっても便利な「英英辞書」の解釈を「気楽」に読めるように
なります。私達学習者用の英英辞書は、難しい言葉を簡単な言葉で
解説している、つまり子供の国語辞典のようなものです。それだけ
簡単な単語や言い回しは先々の読書、それから英語使いになるためには
大切だというわけです(^^)。
yukiさんが焦るのは甘えているからではないと思います。
むしろ、自分に厳しすぎるからではないかと、あなたの文章を読む限り
感じます。もっと自分に優しくなりましょう。そして、37万語読んだ
自分を褒めてあげましょう。
恐い顔してご飯を食べたりお風呂に入ったりする人はあんまり
いないと思います。そんな時はみんな「ああおいしい」「ああ気持ちいい」って
ほんわかした気持ちでいると思います。読書も本来は楽しみなたぐいの
ものです。ちょっと持ってる本が日本語から英語になっただけ。
37万語もお読みになったのなら、きっと「楽しい」という気持ちを
持ったこともあるでしょう。そういう気持ちを大切に、肩の力を抜いて
読書を楽しんでみてはいかがでしょう?
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