Re: 1年後の世界って?

[掲示板: 〈過去ログ〉SSS めざせ100万語 交流の広場 -- 最新メッセージID: 9999 // 時刻: 2024/7/19(04:00)]

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6770. Re: 1年後の世界って?

お名前: TORA
投稿日: 2002/11/15(15:19)

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yukiさんはじめまして、TORAと申します。
今、170万語をこえたあたりにいます。

〉 分からないところはとばす、という方針で100万語を達成された方、いまどんな世界にいらっしゃるのですか?

100万語までは、速度を気にしていたということもあり、かなりとばしよみをしていました。
内容がわかるものもありますが、わからないものもあります。
ひどいものでは、全くわからないのに、文字だけ追ってしまうこともありました。
100万語をこえてからは、楽しく読書をするという原点に戻り、
スピードを落とし、あるところでは戻りながら読んでいくようになりました。
読むスピードは遅いのですが、理解度があがるため、楽しく読めています。
しかし、100万語までのとばしよみはとても効果があったと思っています。
たとえば、推理小説のほんを読んだとします。
とばしよみでは、「主人公は女性で、髪が長く、スーツをきてる」ぐらいの理解度です。
本当は、「主人公は女性で、髪が長く、ブロンドで、青いスーツをきれいに着こなしている」だとします。
私の場合は、とばしよみの理解度で、全然きにせずすすんでしまいます。
しかし、探偵と、関係者のやり取りなどは、さーっと読んでわからなかったりすると戻って読んだりします。
つまり、文章が理解できなかったときは、
今は、私の興味がいし、重要でないからとばし読み、
今は、推理の大切なところだから、戻ってよもう、
と両方使って読んでいます。
とばしよみとは、楽しく読書を楽しむための一つの方法だと思っています。

〉「彼が??に天井を見ると、??の上に??がとまっているのに気がついた」くらいの理解度でどんどん先に進んでいるのでしょうか?

私は、このくらいの理解度でも進んでしまっています。
最近読んだ大草原の家では、理解度が3割ぐらいのところもあれば、8割ぐらいのところもありました。
家を作ったりするところなどは、
「木をあつめて、溝をつくって(絵から判断)、組み立てて、出来上がった」
ぐらいしかわかってなかったかもしれません。
本文では、どの場所に、どのうやって溝をつくるのか、どのように組み立てているのか、
とても詳しく書いてあったのだと思います(それは、その文章がとても長かったからそうだと思います)。
しかし、わかりませんでした。
そのような章は、理解できるところだけで、楽しみます。
一方、ある章では、ローラの気持ちが、とても伝わってきたり、自然の描写がとても美しいと感じることもできました。

ある本で、asylum という単語が最初のほうにでてきて、とても重要な単語に感じました。
これがわかれば!、と辞書をひきたい気持ちになりましたが、
辞書をひきたいと考えている間に話はどんどん先に進んでいってしまいます。
つまり私の目が、どんどん先の文章を読んでいってしまっているということです。
とばしよみが身についているのか、一つの単語のために、立ち止まるということはほとんどありません。
で、その本に、10回ぐらいその単語がでてきたのではないかと思っています。
読んでいるうちに、asylumは、hospitalのようなものだけど、つくりはprisonみたい。
とか、asylumは、いくつかのblockにわかれていて、自分を傷つける人は、block1で、
人を傷つける恐れのある人は、block6にいれられる。
などといろいろわかってきます。
本が読み終わるころには、asylumを自分のイメージの中でつくることができました。
その後、両親に説明するときに、日本語になおそうと思い、辞書をひきました。
が、実際は、辞書の言葉を使わずに説明しましたが、両親は十分理解できたと思っています。
というか、むしろ辞書の言葉でポンというよりも、
本に書かれていた内容で説明したほうが、はるかにイメージしやすいと思います。

この本の中には、ほかにもたくさんたくさん知らない単語がでてきました。
しかし、このasylum以外に、読み終わったあと気になったところはありませんでした。
つまり、わからないと思ったところでは、調べたい調べたいと思うのですが、
読み終わってみると、本当に重要だったと思う単語数語しか覚えていません。
私の中では、その場で単語を調べてわかる喜びよりも、
とばしてでも、どんどん先の話がわかる喜びのほうが上回るようです。

結論としては、
・とばしよみが目的ではなく、楽しく読み続けるために飛ばし読みを使う。
・重要な単語は何度も出てきて、それを説明するようなヒントがでてくる。
・けっこう、辞書よりも、イメージでつかんだほうが、本当の意味かもしれない。
・理解度は、本によっても違うし、一つの本の中でも違う。私は3割〜9割ぐらい。
・個人的に、辞書を引いて一文一文しっかり理解できるよりも、先に先に進んでしまうほうが楽しい。

以上が、今思いついたことです。
なかなか文章をまとめるのが難しく、うまくかけず、すみません。
最後に、??の文ばかりが、1冊の間ずっと続くようなら、
辞書をひくよりも、その本は次の機会にしたほうがいいと思います。
??がいっくつかあっても、とばして楽しく読めるぐらいの本を読み進めるのがよいと思います。
参考になればということと、自分を振り返るいい機会ということもあり、書かせていただきました。
よい機会を与えてくださってありがとうございます。

それではyukiさん、これからも楽しい読書を。


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