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お名前: 柴田武史
投稿日: 2002/2/28(13:38)
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〉著者は世界でも難しい日本語が日本人はできるのだから,世界で簡単な英語を日本人ができないはずはないと書いていました.
第一章の最初のページに次のように書いてあります。
「数ある言語の中で、英語がもっとも簡単な言語なのも本当です。
考えてみて下さい。難しい言語だったら、こんなに世界中に広がるはずは
ありません。簡単だからこそ、こんなに普及したのです。」
これには私は異を唱えたい。「能天気なことを言わないでよ」と思います。
何をもってしてある言語が簡単だとか難しいとか言えるのかという前提が
すっぽり抜け落ちているではありませんか。英語のつづりと発音の不一致や
イディオムが多いという点などから考えれば、フランス語やドイツ語の方が
よっぽど学びやすい言語でしょうし、冠詞なし、名詞の単複の区別なし、用言の
活用一切なしのマレーシア語(=インドネシア語)が英語より難しい言語だとは
だれも思わないのではないでしょうか。
日本人にとっては英語は難しい言葉です。それは英語と日本語があまりに違う
言語だからです。それに比べて韓国語は私たちにとっては非常に学びやすい
ことばです。もしも日本の中高生が6年間英語を勉強するくらいの熱心さで
韓国語を学べばすごいレベルに達するはずです。
「この都市の水道水は大部分地下水だ」(←英語で言えますか?)
「イ トシエスドスヌンテーブブンチハスダ」(←韓国語)
英語が世界中に広がったのは、単にイングランド人とアメリカ人の主に軍事力と
経済力のおかげであって、英語が世界一簡単なことばだからというのは関係ない
でしょう。
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