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お名前: はらぺこあおむし
投稿日: 2002/10/11(21:22)
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感動で泣いているはらぺこあおむしLv2、27万語ちょい、です。
まりあさんこんにちは。
〉英語を記号かなんかのように扱い、文法というルールで縛って暗号解読
〉みたいな作業をさせるものだから、言葉の感受性豊かな、本当は
〉一番英語が出来るようになるはずの人が、言葉を暗号扱いする
〉不快感も一番強く感じてしまって、「英語きらい」から「英語できない」
〉にしてしまっているんです。
私は言葉の感性豊かな人間ではないことをまずおことわりして、
英語の暗号解読!!
まさに、そうだった。ほんとうにそうだった、
自分で咀嚼できなかった、英語に対するわだかまり、
それって、そこだったのだ、と今感じています。
学生時代のReading=読解とは、「読んで著者の意図を理解する」作業ではなく、
まさに「解読」であって、「暗号を解いて読む」ということだったのだな。と。
あの頃、入試という、とりあえずの目標に向かって暗号を勉強していた頃は
苦痛で仕方がなかった。解読でおしまい。感想も意見も求められない。
無味乾燥の授業。教材もどこかの抜粋で「だからなんだっての?」という抜き出し。
ディスカッションをする隙間も与えない、中途半端な抜き出し。
今の学校の教科書は違うのかもしれませんが、私の頃はそうでした。
そして、文法。入試頻度という歪んだプライオリティでのみ語られる重要性。
もちろん、それは必要悪で大切なことだとは認識しています。
だから否定はしません。
しかし、今、多読を始めるようになって、絵本を読むようになって、生きた文法
(敢えて文法といいたい)と日本の学校教育の文法のプライオリティの差に、
驚愕しています。「これって、子供でも使う表現なんだ」とか
「うぅ、あたしなら、こういっちゃうけど、ほんとはこんな風に言うんだ」とか。
明らかに私の中で大切な表現の再編成が起こりつつあります
(27万語で結構、語るなぁ・・すみません)。
ちょっと前に読んだある絵本で、おとうさんがこどもに「〜したほうがいいんじゃないか?」
というシーンがあって、wouldn't it be nice to〜?ってのがあったんです。
もう目からうろこでした。私なら、きっとYou had better〜としてしまう。
でも、wouldn't it be nice to〜?の方が、もう断然、ステキ、明日っからでも使いたい、
って感じで。(いや、使うアテはないんですが・・・笑)
それから、今日ダールの Esio Trotを読み始めたところなんですが、
主人公のHoppyさんが大切に育てている花々が、アパートのバルコニーで
あふれんばかり咲いている様子(と私はそう感じました)を
in the summer the little balcony became a riot of colourって
表現しているんです!もう「ちっくしょーーー、やられた!!」って思いました。
だって、それを読んだ瞬間に、ぱぁぁっっって映像のように色鮮やかな
Hoppyさんのバルコニーが浮かんできたんです。
だって、riotですよ!単語帳で「暴動」って一生懸命勉強した単語です。
「ちっくしょーーー、なんだよ、なんだよ、なんなんだよーーーー!!」って
くやしくって、でも嬉しくって、ひとりで悶えてしまいました(バカ)。
そんな今日この頃を過ごしている私に、今日のまりあさんの言葉は
本当に私の気持ちの代弁者のような気がして、涙が出てしまいました。
ありがとうございます。
興奮でとりとめもなく長々書いてしまいました。すみません。
まだまだ自然体でなんでもするっと読めるにはほど遠い私ですが、
ちょっとだけ、英語の絵本で泣いたり笑ったりできるようになりました。
もっといろいろ読めるようになりたいです。
Happy Reading!!
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