Re: Jacqueline Wilson

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5156. Re: Jacqueline Wilson

お名前: しお
投稿日: 2002/10/5(08:05)

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まりあさん、おはようございます。しおです。

〉  Jacqueline Wilsonの書評たくさん有り難うございました。
〉あんなにたくさん読まれたら、かなりイギリス日常会話に強くなられた
〉のではないでしょうか? イギリス映画・ドラマのセリフが良くわかる
〉ようになったとか、ありません?

 まだ、試していないので、今度イギリス映画を見てみます。
 普段ほとんどテレビも映画も見ないのです。(NHK子供番組ばっかり)
 Jacqueline Wilsonの朗読テープは良く分かりますが、これは
 読んだことがあるからでしょうね。
 
 〉  Jacqueline Wilsonの作品には、テープ付きのものも多く、
〉値段は高くなりますがCDがあるタイトルもいくつかあるので、
〉書評に付け加えさせていただきました。ただこれをすると、
〉書評欄トップページの名前が、しおさんではなく私に変わって
〉しまうので、ちょっと申し訳ない気持ちもあったのですが、
〉お子さんもいらしてお忙しいしおさんに、Amazonをチェックして
〉記入して下さいとお願いするよりましかと、作業させていただきました。

 まりあさん、大変な手間のかかる作業をありがとうございます。
 もっと私がよく調べて書けばよかったのですが。
 これまでも、自分の入力していない書籍データ(邦訳の題名など)
 を追加してくださっていることがよくあり、どなたが入力して
 くださったのだろう、と思っていました。まりあさん?それとも
 また別の方でしょうか?どうもありがとうございました。

〉  まだ読んでいない皆さんにご紹介すると、読むマンガ、といった
〉雰囲気の楽しい本ですが、私達に馴染みのない単語がぞろぞろ、でます。
〉でも挿絵もあるし、子供の引き起こす騒動がお話の内容で、知らない単語が
〉あっても理解が難しい、というものではないので、飛ばし読みの練習に
〉最適な本かと思います。
〉  100ページ以下の短いお話は、内容的にはレベル3位です。
〉単語はマジックツリーなどより知らないものが多いと思われるので
〉(本質的に難解な単語というわけでなく、学校で習っていないだけ)、
〉語彙レベルをレベル4相当の1700とつけました。せっかく本のレベルと
〉語彙レベルが別々に記入できるのですから。
〉  200ページ近い長いものもあり、こちらはレベル4か5にしてありますが、
〉それでもコミカルなストーリーは、『未知単語恐怖症患者』でなければ、
〉GRのレベル4や5よりもずっと読みやすいと思います。

  私も「未知単語恐怖症患者」だった頃の経験から、知らない単語が
 頻出する本はついレベルを高く評価してしまっていたのですが、
 内容的にはまりあさんがおっしゃるとおりコミカルで、挿絵も多くて、
 単語も学校で習っていない日常語だから知らない、というだけです。
 まりあさんのような見地からレベル分けできるようになりたいなと
 思いました。
 Jacqueline Wilsonをまだ読んだことのない皆さん、
 個人的なおすすめですが、
 レベル3に評価した作品のなかでも、特にLIZZIE ZIPMOUTHは
 活字も大きく分かりやすいです。(意地悪な友達などでてこない
 のもほっとします)

 Cliffhanger(レベル3)も子供たちが協力してサマーキャンプ
 の難題にあたるところがいいです。珍しく男の子が主人公で、
 友情なさわやかな作品です。挿絵もいっぱいです。

 それから The Suitcase kid(レベル4)
 これは泣きます。主人公のAndyが、義妹のKatieにあらゆるいじめ
 を受けるのに、父親が気づいてくれなかったり。逆にAndyが悪いと
 決め付けられたり。Andyがいろいろなところで理不尽な扱いを
 受けてAndyはどうなるんだ!と力がはいります。
 Jacqueline Wilsonはユーモアのあるストーリーの中に
 子供の意地悪さ、残酷さもリアルに書くのですが
 その本領発揮という感じです。この本だけなぜか挿絵が少ないので
 挿絵に頼ってという読み方ができません。
 
 the Illustrated Mum(レベル5)
 これは子供のDolphinが語っていく形式ですが、
 事実上の主人公、母親のMarigoldの個性が強烈です。
 自分勝手で精神的にバランスをくずしている母親を
 懸命に支える姉妹。姉のStarと比べて自分は劣っていると
 考えるDolphinの孤独さが胸にしみます。

 Double Act(レベル5)もおすすめです。これはイラスト
 も可愛く読みやすい本です。

 それから、最初のころ読んだ2〜3冊では、知らない単語に
 赤線を引いていたので(今は全くやってません)、引っ張り出して
 見てみたら、前に分からなかったのに、イメージが瞬間的に分かる
 単語+文脈で分かる単語が9割以上。のこりは飛ばしても全然
 支障のない単語です。(以前赤線を引いていたのは、時間をとるだけで
 無駄だったけど、そのおかげでこんなふうに自分の進歩が分かったので
 まあいいかな?)
 Jacqueline Wilsonのシリーズをたくさん読んだおかげで日常語と
 顔なじみになれたようです。
 未知単語恐怖症仲間の皆さん、やっぱりたくさん読めば大丈夫です!
 


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