100匹目のサル

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4963. 100匹目のサル

お名前: コンロイ
投稿日: 2002/9/27(09:39)

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ども、酒井先生、コンロイです。

〉〉なお、モデルとなったカエルが本当に死ぬまで水中に居たかは不明です。
〉〉(「100匹目のサル」がガセだったという例もありますし)

〉「100匹目のサル」ってなんですか?

うっ、ご存知無かったんですね、不用意に持ち出してスミマセンでした。
これも出典に直接あたったわけではないのですが...
言い出しっぺはわからないのですが、ライアル・ワトソン辺りではないかと。
(誤訳の宝庫と言われた「スーパーネイチャー」の原作の著者です)
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ある島に棲息するサルの一匹が、ある日海岸で、芋を洗って食べることを
発見した。その島に棲む他のサル達の中にも次第にそれに倣うものが増え
始めた。
やがて100匹程のサルがその習慣を身につけた頃、サル同士行き来のない
筈の周辺の島のサルでもその習慣広がり始めた。
このことから、進歩進化は突然変異がルートとなって拡散的に広がるとは
限らず、それがある程度の数になると同時多発的に広がるのではないか。
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というような話で、生物学だけでなく、色々な分野で引用され続けました。
ところが後年、ここで具体例として取り上げられたサルの話は実は創作で、
実在しないということが判明したそうです。
但し「量の増大がある値を超えると、空間を超えて同時多発的な質と量の
変化を産む」という説自体が否定された訳ではないので、未だにたとえ話
として引用されるようです。(個人的にはこの説を支持したいです)

ちなみに似た説で、「(情報の)量の増大が質の変化を産む」っていうのが
あります。こちらは、正に思いっきりSSSを支持する説だと思います。
(この説をひいて、銀河系が意識を持つに至る話を書いたSFがあります)

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▼返答


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