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お名前: Taka
投稿日: 2002/9/8(07:21)
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英語学習、過去、現在、未来(その1)
ここのところ、掲示板ではご無沙汰しております。Takaです。
ここ数ヶ月、体調を崩しておりましたが、最近復活してきたので、投稿でもしてみたいと思います。
英語学習に取り組んだきっかけから書いてみようと思います。
まず、スイス一人旅を意を決して3年ぐらい前にしました。
僕は旅行をするのが不得手で、旅行をするのに構えてしまい、
緊張するタイプなので旅行があまり好きではないのです。
でも、ヨーロッパに対する憧れと、ある理由から、どうしもスイスに行ってみたくなりました。
ツアーではなくて、計画もほとんど立てず、行ってから考えるような旅でした。
それで、割と英語が通じたんです。本当にうれしかった。
今思うと、旅行英語なんて使われる英語が限られているから、当たり前だったんですね。
「JTBの六ヵ国語会話」を持っていき、すごく役に立ちました。
ホテルの予約を電話でするときは、友達に教えてもらったフレーズ
"Do you have a single room?" の連発でした。
この体験は、僕には革命に近かった。
だって、僕は中学一年生の三学期には英語の落ちこぼれになっていたんですよ。
思い起こしてみると、中学高校時代は英語の教師で良い先生に出会った覚えがないのです。
中学一年生の三学期に、比較級が出てきて、まずわからなくなり始めました。
thanの前と後ろに同じ種類のものが並べばいいと言うことに気がつかなかったのです。
中学二年生の時、to不定詞を「こと、ための、ために」と訳せばよいと教えられて、
またさらにわからなくなりました。
中学三年生の時には、関係代名詞で完全にやられました。
もう文の構造がわからなくなったのでした。
英語は数学のように法則がなく、どう勉強して良いのかわからなかったのです。
語学音痴の父には暗記しかないと言われていて、それに反抗して、あまり暗記にも励みませんでした。
父の言葉は、一つの真実だったかもしれません。
高校にはいると、英語の教科書が俄然難しく感じられました。
高校一年生の時、思いあまって、英語教官室に行き、英語が全然わからないので、
五文型を教えて下さいと言いに行きました。
そのときは、五文型がわからないのが英語がわからない原因だと思っていました。
でも、先生はその場では、じゃあ教えてあげるからと言うが、その後はなしのつぶてでした。
もう一度、他の先生に頼みに行きましたが、同じ結果でした。
それで、もう高校時代は英語の勉強を放棄しました。
浪人時代に、始めて英文に構造があることを知りました。
あれだけわからなかった英語に法則があったのだ、これで何とかなるかもしれないと、自信を少し回復しました。
英語に対する劣等感が薄れました。
大学は理系で英語が不得意な人が集まる大学だったので、余裕のつもりでした。
スイスに行って、僕でも英語が出来るのかもしれないと勘違いしてしまい、
実用英語を勉強したいんだ病にかかってしまいました。
英語なんて、数学のように才能よりも、時間をかけさえすれば出来るようになるのではないかと思ったのでした。
(すみません。今ではそうは思っていません。無限に続く登り得ない山のように感じております。)
劣等感コンプレックスの補償ですね。
どう勉強していこうか模索しました。
英語学習本を買い始めたのもこの時期です。
僕は英語学習法おたくだと思います。
今では30冊以上、英語学習方法本をもっています。
英語を勉強するよりも方法論を考える方が楽しかったのです。
考えました。僕は独学が成功した試しがないのです。
では、英語学校に通うしかないのではないかと思いました。
でも、NOVAは挫折歴があるから、ああいうシステムは僕には向かないだろうと思いました。
それで、学校を探し、現在通っている「フィニックス英語学院」を選びました。
3年間通って、マンネリになってきたので、今月で一時退会予定です。
この学校は、いわば大人向けのE.S.S.のようなものです。
学校の周辺100m以内は、日本語禁止で、日本語を喋ったら、罰金千円也なのです。
だから、校内でも外でも、日本人の生徒同士でも英語で喋っています。
英和辞典も禁止で、英英辞典しか使ってはいけません。
生徒のレベルは、TOEICでいうと、平均点が600点くらいだと思います。
僕が会った生徒の中で、TOEICのスコアーが一番良かった人はで925点の人でした。
半年に一度、演劇かビジネス・プレゼンテーションの発表をやります。
その制作過程はすべて英語で行います。
また、日本人同士で英語を話しますので、ブロークンになるのを防ぐため、
大量の正しい英語をインプットすることが平行して行われています。
必須科目でインテンシブ・インプットというのがあります。
僕の時は、NHKラジオの「英会話入門」のダイアログをディクテーションして、
自分で赤ペンでチェックして、一週間分のダイアログを暗唱して、
一週間に一度、ディクテーション・ノートを講師に見てもらい、どこが弱点か、
感情を込めてすらすら言えるか、発音を間違って覚えていないかチェックしてもらいました。
また、一日に3個、英英辞典の単語の定義を暗記していき、
これも一週間分、27個暗記できているかチェックを受けました。
そして、これらインテンシブ・インプットをさぼると演劇の発表会に出る権利がなくなるというシステムでした。
僕もこの必須科目を2年あまり続けました。
選択科目も多彩であり、「総合英語」、「LISTENING」、「READING」、「CONVERSATION」、
「WRITING」、「TOEIC対策」、「BUSINESS ENGLISH」、「PRESANTATION」、「PRONUNCAIATION」、
「時事英語」、「IDIOMS」、「通訳ガイド」、「DEBATE」などの種類のクラスがあります。
後に続く。
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