Re: 時事英語のshort−cut その2

[掲示板: 〈過去ログ〉SSS めざせ100万語 交流の広場 -- 最新メッセージID: 9999 // 時刻: 2024/11/23(07:36)]

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4100. Re: 時事英語のshort−cut その2

お名前: しお
投稿日: 2002/9/5(09:24)

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〉 60代の男性で、「Newsweekが読みたかったが難しすぎるので、ウイークリーに変えて4年間読み通した。
〉 ある日Newsweekを手に取ったら、すらすら読めるようになっていて感激した。」という内容でした。
〉 時事英語におけるSSS方式みたいな感じですね。ウイークリーは週刊で16ページで、
〉 ジャパンタイムズ本紙を毎日読み続けることを考えればずいぶん気楽です。
 
 本当に4年だったかははっきり覚えてないんです。すみません。
 もっと短かったかもしれません。

 ジャパンタイムスウィークリーの1ページが800語くらいとすると、
 4年間全部読むと250万語を超えるくらいになるので、多読による習得は
 このくらいの量が目安なんでしょうか。ただ、時事英語は読み続けている
 うちに、知らない単語もなんとなく意味がわかってくる」という方法は
 難しいと思います。(植物や鉱物の名前がいくら読んでもわからないのと
 似ています)だから、ウィークリーとちがって単語の訳が横に書いてない
 素材を多読に使う場合、もっと語数がかかるのではないでしょうか。

 もっともっとshort-cutする必要がある、という人には茅ヶ崎方式英語教本は即効です。
 各ユニットの最初に、政治、経済、安全保障など各分野の基本単語を含む
 20の例文があり、これを反復聞き取り、次に単語テスト、そして、既習の
 単語を含む時事ニュースの聞き取りという構成です。
 (全部CDつき)
 BOOK1が基本1000語(中学で習うような単語を含む)の例文で基本文法の復習、短いニュース。
 BOOK2がBOOK1にプラスして1000語、ここで政治、外交、貿易、経済 など分野別単語がでてきます。
 BOOK2までで新聞など読むのはかなり楽になります。

 BOOK3はもう出版されているのかな?実はいまの教本は改訂版で、BOOK3は
 の旧版は「茅ヶ崎式時事英語教本応用編」です。
 これで残り2000語を学べば(合計4000語)英字新聞はほとんど抵抗
 なく読めます。
 応用編の欠点は
 1各例文がとんでもなく長く、なじみにくいこと。一文が20語以上の例文などざらです。
 2例文を覚えやすくする工夫がされてない。聞いていて楽しくない例文が
 多い(大人なんだから自分で覚える工夫をするように、というのが基本的な スタンスです)
 応用編の場合挫折者はかなり多いのでは?いま、私が同じことをやれといわれてやる気力はありません。
BOOK3ではどう改善されるんでしょうか。

 茅ヶ崎式月間英語教本という、毎月新しいニュースを20本ほど題材にした
 もの(カセット)も発売されていますが、上記のBOOK2までを先にやった
 法が楽と思います。

 ここまで書いてみて思ったのは、時事英語習得をshort-cutするには、
 いかにその分野の語彙を早く習得するかにかかっている、ということ
 なんでしょうね。

 かつて時事英語教材を学習していて疑問に思ったことがひとつあります。
 ニュースの内容が理解できたとして、ニュースに対する自分の意見を述べられるようになるだろうかということです。

  確かにニュース語彙がなければ話せませんけど
 「どこそこで、こういう事件があった」と話せた(書けた)としても
 単なる事実の羅列です。
 「だから私はこう思う」というコメントはなかなか言葉になりません。
 自分の意見をすぐやさしく述べられることこそ大事ではないか
 と思っています。それには、週刊STのエッセイを読むだけでもずいぶん
 役立つと思います。読んだ内容について思ったことをちょっと書いて
 みるのもよい方法と思います。もちろん、多読がこれらの基礎となるでしょう
 
 


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