[掲示板: 〈過去ログ〉SSS めざせ100万語 交流の広場 -- 最新メッセージID: 9999 // 時刻: 2024/11/25(18:24)]
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〉 高校生には、本当の英語の実力を身に付けることよりも、 〉目先の入試が気にかかってしまう、という事情があることは、 〉高校2年の息子がいるので理解しているつもりです。 ぜひ700選や英頻が要らないことを 〉実証して下さい。 〉 多読で本当の実力がつけば、大学入試も大丈夫だと思っています。 700選や、英文法の本を勉強しなくても、国立大学の希望学部に合格した子を知っています。 小学校時代に英語の本にたくさん接する機会のあった子で、英語はすごく自信をもっているようでした。 ただ、中学の英語は学校のテストが、5文型に分類させたり、比較級を最上級を用いた文に書き換えさせたりと、 パターンを知っていなければ得点できないようなものでは、点数はひどかったと言っていました。 ところが、高校になると長文問題がでてくるので、人と比べても遜色はなかったようです。先生の指定の 英文法の本を勉強してる子みたいに100点はとれないと苦笑していました。 その子は「英語の本を読む」ということは抵抗なくできると言っていましたが、「英語の勉強をする」というのは できないと言っていました。 先生にすすめられた英文法のまとめのような本も、結局手をつけず先生方を心配させたようです。 生活態度からはわりと素直な子でしたが、「英語の勉強」をすることには意味がないと言って頑固に 抵抗していたそうです。 センターの過去問は解いたと言っていましたが、受験用にはただひたすら、大学の教養部で使われている テキストのエッセイ風の文章をたくさん読んだと言っていました。さすがに半年は単語を覚えたり、 過去問を解いたりしていたようですが。 あくまで「英語の文法の勉強」はしなかったようです。 語句や語法の問題は、こっちの方が自然とか、こういう言い方はしないだろうとか、自分の勘を頼りにする と言っていました。 英語がからだにしみていると、そういう勘も頼りになるかもしれません。 その子がそれまでにどのくらい本を読んできたかは定かではありませんが、少なくとも、英語の文法を 勉強しないと、大学に合格しないということはないということがわかりました。 文法書を使って、英語の文の分析をするなんてことは必要ないのだと実感しました。 10年20年前の大学入試と違って、長文と言われる文も確かに長くなっているようだし、文章を早く読んで 意味をつかめることは必ず必要なことだと思います。 その子が浪人せずに希望の大学に入れたことを聞いて、英語の入試もずいぶんよくなったのだと思いました。 そういう時代に700選をやらせる学校があるなんて、信じられませんね。 多読は大学入試にも結局は早道だと思っています。 ただ、大学入試に通用するような力をつけるための多読は、早い時期に、中2とか中3くらいから始めなければ 時間がたりないと思います。 そういう時期に、学校の英語の定期テストの点数がとれないことに目をつぶる親の勇気も必要だと思います。 そして、子供自身が、学校の成績は悪くても英語の読書が一番役に立つと信じていることも大切だと思います。 高校受験があると厳しいかもしれませんね。
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