[掲示板: 〈過去ログ〉SSS めざせ100万語 交流の広場 -- 最新メッセージID: 9999 // 時刻: 2024/11/24(09:44)]
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今日は,ワタナベさん。 よろしくお願いします。
〉 マンスフィールドにGarden Partyという作品があります。
〉ペンギンの4、オックスフォードの5に入っています。
〉この作品の最後のところが会話になっていて、そこが難しく、
〉なんだろこれと思い、家にたまたまあったリライトされていない原文
〉(研究社から出ている古い本です)とその注釈をみてみました。
・・・・Garden Party覚えておきます。
〉 そして気がついたのですが、原文とリトールド版のそれがほとんど同じです。
〉(しかも研究社のその本には、そこに注釈がついてました)
〉これを一般に言うことは無理ですが、山場とか、きめぜりふとか、
〉作品中の名場面がほぼ原作そのままになっている場合があることもあるのです。
・・・・ヘェーそんなこともあるのですか! あまりにもその場面が山場である
為,盛り上がる為に,その感情を維持する為にre-toldであっても原文の響きは
外せないと言うことですネ! しかもGRには注釈無し。 それでは原文の本より
も難しくなってしまいますね。
〉 そういえば『アンナ・カレーニナ』の冒頭も有名なくだりですが(たしか
〉「幸福な家庭はどれも似たりよったりだけど、不幸な家庭はそれぞれに不幸だ」
〉とかなんだとか。反対かもしれません(笑))、これもペンギンの本には、
〉うまく書いてあった気がします。それから最後の、ある人物が鉄道にひかれる
〉場面は、なんだか変に印象的な文章だったような。そのかわり、他のところの
〉描写は平板でつらかったり。
・・・・結局はre-toldされた本の場合,難しさを画一的に言い切ることに無理
がありそうですね。大体の傾向は言えたとしても。そりゃそうでしょう,大体一
般的に本の難しさを論じること自体がナンセンスだったのかも知れません。
〉 こんなふうに思います。
・・・・参考になりました。 これからもよろしくお願いします。
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