多読クラブ第一回報告(長文多謝)

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2532. 多読クラブ第一回報告(長文多謝)

お名前: ハムレット=オムレット
投稿日: 2002/6/14(04:43)

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酒井先生、ご返事ありがとうございます。先生からご返事をいただけるなんて、感謝感激です。

とりあえず、今週月曜と水曜の2日、多読クラブを行った状況をご報告します。

月曜日は、うちの3年生のゼミ生が3人、4年生が2人、1年生が8人の13名が参加しました。4年生の一人は去年カナダへ行っていた学生でTOEIで700点台後半をとっています。もう一人の4年生は、夏期の海外研修に参加した学生でTOEICが635点といっていました。あと、3年生はいずれもTOEIC500点台半ばから後半ぐらいですが、彼女たちは今、ものすごくgraded readersにはまっていまして、4月から始めて最低で500ページ、一番読んでいる学生では昨日1000ページを突破したとか言っていました。彼らのGRへの傾倒ぶりは異常でして、ほかのゼミ生から「あいつらきしょい〜」(関西弁で「気持ち悪い」の意)と言われているそうです。1年生については、いずれも英文科の学生ではありません。芸術と、文化、日本文学の学生です。どちらかといえば、「英語は苦手です」と言っていました。

「多読マラソン記録表」というのを作って彼らに渡しているのですけど、60分で3、4年生はOxfordのレベル2−3あたりを40ページ前後。一年生はレベル1を30ページ後半ぐらい読めているようです。幸い、はじめてGRを読んだ学生もなかなか面白かったと言っておりました。

水曜は、3年生のゼミ生が3人(うち2人は月曜も出席)、1年の他学科の学生が6人参加しました。計9名です。

この日からPenguinのレベル0が入荷しまして、1年生の参加者たちは「わぁ、トム・クルーズや!あぁ、ミスター・ビーンや〜!」などたのしそうに本を選択していました。「おもしろくなければ、本を取り替えてもいい」と酒井先生の教えを受け、彼らに言っていましたら、いろいろと本を取り替えながら、かれこれ1時間で30ページ弱程度1年生は読んでいました。3年生はハイネマンのelementaryを一冊読みきるか、数ページ残す程度でした。

総じて、3年生のGRマニアを除くと、1年生の学生たちは簡単な英語をなるべく大量に読む教授法を楽しんでくれていたようです。ただ、「何冊かもって帰ってもいいよ」と言ったところ、「先生、まだはじめやからやめとくわ。苦痛になったらあかんし・・・」という答え。「そんなことでどうする!」という内心の声に抗いつつ、「できるだけ苦痛から開放してやる」という酒井先生の教えを思い出し、「そやなぁ〜、徐々に慣れていこかぁ。でも、できたら毎日ちょっとずつでも英語にふれたほうがええんやけどなぁ」などと答えておきました。

あと、彼らは口々に「先生、本を読む習慣がないから、1時間が限界やわぁ。1時間でも目がチカチカする」などと申しておりました。(もちろん、マニア組みは除く)先生は、やはり90分みっちりと学生に読書をさせていらっしゃるのでしょうか。

最後に彼女らからのGRへの注文をいくつかご紹介しておきます。特にマニア組みの注文は手厳しい〜。

「絵がこわい。」「こわい話が多すぎ。」(読者の心を hookするためかもしれませんが・・・)「話が途中で切れているようなものが多い。」「装丁がちゃちすぎ。特にPenguinはひどい。」

私から見ましても、「各ページの下のところにそのページまでの総単語数が書いてあったらいいのに」などいろいろと注文をつけたいところがあります。これからGRの改善点なども学生といっしょに考えていきたいです。

それと、月曜の学生にはcloze testをやってみました。メイソンさんのパクリです。(笑)また、ある程度回を重ねてからどのような差異が生まれたかご報告させていただきます。

昨日家に帰って倒れるように寝てしまったため、変な時間に目が覚めました。暇つぶしも兼ねて、報告を書こうと思ったら長文になってしまいました。また、お暇なときにでもお読みください。

あれっ?こういう内容は教師用のページに書いたほうがいいのかしらん?マズかったら教えてください。


▲返答元

▼返答


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