Re: 今更ながら自己紹介(長文です)

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2330. Re: 今更ながら自己紹介(長文です)

お名前: しお
投稿日: 2002/6/5(05:08)

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しおです。
私は、これまでの柴田さんの書き込みを読んで、(「発音練習」や
「英作文の力は多読で身に付くか」など)なんてすごい人だろう!と
とても感銘をうけ、柴田さんの書き込みはいつも熟読していました。
柴田さんの自己紹介を読んで、これだけの積み重ねから説得力のある書き込み
がうまれるのだなと改めて思いました。

〉私には小6と小3の二人の息子がいます。長男が生まれたころ、私は妻と
〉一緒に息子に本の読み聞かせを続けて、読書好きの子供に育てたいと
〉考えました。そこで、赤ん坊だった長男に、妻は日本語、私は日本語と
〉英語の絵本をせっせと読み聞かせ始めたのです。

〉今では二人とも日本語しかしゃべりませんが、英語を聞いて理解する力は
〉高水準に達しています。私が彼らに英語で話してきたということは彼らの
〉英語理解力に貢献していることは間違いありませんが、それよりも英語の
〉本の読み聞かせが大きな効果があったと思っています。息子たちは、
〉膨大な量の英語の本を耳で聞いて理解するということを赤ん坊時代から
〉毎日のように続けてきたのです。

〉私が過去12年の間に息子たちのために音読した英語のほとんどすべてが
〉英米の子供向けの本です。Graded Readerはほんのわずかしか読んでやった
〉ことがありません。赤ん坊のときの絵本から始め、徐々にレベルを
〉上げていき、試行錯誤しながらたくさんの本を読み聞かせました。昨年の
〉前半にはHarry Potterの一巻から三巻までを数ヶ月かけて全部読み聞かせた
〉のですが、息子たちは本当に楽しく聞いていました。今週は
〉The Three Investigatorsの第一巻、The Secret of Terror Castleを
〉読んでやっているところです。

私の子供(3才)も、英語の本を読み聞かせてほしい、と絵本をつかんで
よくやってきます。しかし、わたしは発音に自身がなく、読んでやりたいけど
害にならないかなと心配しています。実は2年近く自分で発音練習を続け、
この4月から発音の個人教授を受けており、昔のひどい発音と比べたら
進歩していると思いますが、子供にきかせてよいものか、と躊躇しています。
「子供には一応8月になったらよんであげる。それまで練習しとくからね!」
と言って追い払っています。しかしそのときまでにメドがつくか(汗)
子供は明け方に目を覚ますと私が英語の発音練習・音読等しているので
親が英語の練習をしているのをよく知っていて、「練習しといてね」と
プレッシャーをかけてきます。
しかし、発音が完璧(少なくとも、各音素が適切に発音できる)まで
と先のばししていたら、子供はあっというまに大きくなってしまう
から読み聞かせを習慣づけるタイミングを逃してしまうかもという
心配もあります。
(日本語の絵本は毎日読み聞かせていますが。)

〉多読をしている皆さんは分速200語以上で読めるのが一つの目標
〉でしょう。私は黙読をするときは300語くらいで読みますが、
〉読み聞かせの場合、最近は180語程度です。元々私は中学生の頃から
〉音読練習は好きで、よくやっていましたが、息子たちへの読み聞かせの
〉おかげで、おそらくさらに千時間をはるかに越える英語音読練習を過去
〉10年ほどの間に積み重ねてきたことになります。語数にすれば百万は
〉軽く突破していることでしょう。そういうわけで、私は児童書の音読に
〉よる「100万語突破」を達成しているのです。息子たちは、私の
〉読み聞かせに加え、テープによる耳からの英語の吸収を加えると、多聴に
〉よる英語のインプットは200万語以上になっていると推測されます。

〉息子たちのために音読をし、たくさんの朗読テープを購入して食卓で、
〉あるいは車の中で聴かせてきたことが、結果として息子たちの
〉英語力養成だけではなく、私自身の学校英語をunlearnする素晴らしい
〉機会になりました。30代の半ばを過ぎるまでほとんど接することの
〉なかった子供の英語の世界にどっぷりつかることで、nursery rhymeも
〉たくさん読んで、歌えるようにもなりましたし、英語圏のおとぎ話を何十も
〉知りました。子供がいなかったら、Dahlの作品を始めとする多くの楽しい
〉童話の世界も知らないままだったかもしれません。

 柴田さんの息子さんたちが羨ましい!
 私も始めたいなー(しかし発音が...)
 テープを併用すればいいのでしょうか?
 私はいま、楽しい童話と児童文学の世界を自分だけで独占しているので
 こどもにわるいなと思っています。
 もし英語絵本の読み聞かせをはじめられれば、いまは基本的に子供が
 起きているときは英語はしないことにしているのですが、
 こどもと共に英語にふれられ、積み重ねられますよね。

〉超長文になってしまいましたので、この辺で終わりとします。
〉では皆様、今後もよろしくお願いします。

 これからも、柴田さんの書き込み楽しみにしています。


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